2010年11月24日水曜日

車選び

先週の土曜日、何の予定もなかったので車屋さんへ行った。女房の車を遠からずヴィッツのようなコンパクトカーに買い換えようと考えてはいたが、というか正確には、ネッツ店のエライさんが知人にいて、その人にお値打ちヴィッツを紹介してもらうつもりだったのだが、ま、とにかく試乗してみないと決めるわけにもいかず、試乗しに行ったわけである。金曜夜「宵ウォーク」の帰りに寄った焼肉屋の隣にあるホンダのお店でちょっと気になる車を見かけたのも引き金にはなった。気になる車はヴィッツ対抗ではなく、別の狙いがあって気になった小型のミニバン=フリードだったかな?ヴィッツ対抗ならば、Fitになるはずだが、ボクは初代Fitが出た時から嫌いで、ほぼ眼中になかった。まず小股の切れ上がったとは言えないスタイル、スタイルという意味では圧倒的にヴィッツファンだった。そしてホンダというメーカーのイメージも嫌いだった。正確に言うと昔はファンと言ってもいいぐらい好きな車メーカーだったし、初めて買った車はシビックで、その後もビガーに乗り換えたり、スタジオスタッフの通勤グルマとしてTodayやアクティなども買っていた。ついでにホンダF1,特にアイルトン・セナのファンだったりした。何時から嫌いになったかはっきり覚えてないが、順調にステップアップ=乗り換えるべきアコードの車格というか性格がボクのライフスタイル(そしてホンダに望んでいたマインド)からかけ離れていったことがなんだか引いた原因だったような気がする。相前後してスタジオの仕事車として買ったハイエースの質実剛健&意外な走りの性能が、トヨタに気分を向かせていた(長いものには巻かれろ的発想も否定しない)。ヴィッツに関しては、初代ヴィッツの話だが、トヨタのヨーロッパ向け戦略小型車という位置づけやギリシャ人のデザインというスタイルが好きだったりした。とまぁ、そんな背景があり、Fitはまったく眼中になかったわけだが、最近マイナーチェンジをしたFitのマイナーチェンジ前のお買い得展示車が1台置いてあって、なかなかお値打ち・魅力的。ならば試乗というわけで、乗ってびっくり(シートアレンジとラゲージスペースを)見てびっくり。女房が主人公になるので、試乗は女房優先だったが、女房もかなりお気に入りの様子。しかし元々ヴィッツがターゲットだったし、車を買うときは二社以上のディーラーを競わせたほうがいいとも聴いいていたので、次はトヨタに行ってくるとホンダのセールス氏に言い残し、ヴィッツを売っているネッツ店に移動(5分以内)、ネッツ店に行くと、12月にフルモデルチェンジを控えたヴィッツが、やはり現品車セールをやっているではないか!、、、なんとそのフルモデルチェンジする新しいヴィッツのカタログも「社外秘」と言いながら見せてくれた、、、その新車、魅力的ではなかったが。それはともかくまず試乗、運転席は女子向けに軽い(軽すぎる)デザイン、なによりシフトレバーの軸の細さに女房は???の様子。走り出しはカッタルイ(ピックアップが悪いというのか?)、アクセルを吹かすとエンジンの回転を引っ張るセッティング、乗り味も悪い意味で軽く、印象は絶望的。まぁ、リッターカー(正確には1.3L)ってこんなモンなのかもしれないね、逆に言うとFitはクラスが違うという印象、車検の代車で少し前何日か乗っていた最新型のVWPoloよりも乗り味の印象は良い。ヴィッツは1Lエンジンもラインナップにあるが、Fitは1.3Lが最小のエンジン。荷物スペースはもう問題外の広さ(Fitが広い)その分Fitは全長も長くスタイルは「小股が切れ上がっている」とは言いがたのだが、、、ここまで月曜日に記述。
結局、土曜日=当日中にFitを契約。まだイケる感じはあったが、値引き交渉もあまりせず(ココは微妙に後悔)。昨日、車庫証明の捺印ついでに、チラッとその実車を見にディーラーに立ち寄ると、分かってはいたがピンクメタリック(正式名称はピンク・ゴールド・メタリック)。土曜日に見たときには、もっとゴールド系のメタリックのつもりでいたのに、昨日見た色はピンクシャンパン?ドンペリ?の色。女房が気に入っているので、まそれでよし。展示車を買うので、納車は急いでもらって12月2日納車予定、3日には東京まで慣らし運転とドライブを兼ねて、あるコンテンポラリーダンス撮影に行く予定。合理性の塊とも思えるスモールカーでの東京往復、ちょっと楽しみだ。先に書いたように初めて自分で買った車は1.2Lのホンダシビック、原点帰りということか?
契約後だったけど、ネット上でヴィッツ&Fit情報を色々読んでみると、ヴィッツの1Lエンジンは3気筒!、トヨタ最小の車=Passoにもそのエンジンは積まれているし(安いわけだ)、なんとプレミアム・コンパクトを謳うIQの1Lバージョンにも積まれている。比較したヴィッツは1.3Lだったが、1Lとはいえ3気筒エンジンを載せるって、トヨタの心意気どうよ?突っ込みたくなった。IQには少なからず関心を持っていたが失せた。

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