2013年8月26日月曜日

昨日、知人写真展を二つハシゴ。

昨日の出来事、午後2時に友達と待ち合わせて
20年ほど前まで当スタジオで助手をしてくれていた加藤くんの
「愛知の建築」写真展を見、その後現在忙しい時に
助手君を派遣してもらっているスタジオ空さんの
尊敬するアーティストの作品をオマージュするという写真展を見に行く予定。
ところが、1時間ぐらい前になって一緒に行く友人から
お身内に不幸が有り行けなくなったという連絡が入る。
、、、で一人でお出かけ。
まずは加藤くん写真展、手堅いアングルと手法。
僕がいうのも変だけど、僕が撮ったらこう撮るだろうなっという写真が多い。
ただし今の僕だったら、もう少しコントラストは弱く、
HDRを効かせるか?、シャープネスももっと弱く処理すると思う。
下から見上げて背景を空に抜くアングルは加藤くんが手伝ってくれていた頃
僕の風景写真の定石だった。
自分が撮った写真のようで少しこそばゆいおもいで会場を後にした。
さて、スタジオ空さんのオマージュ写真展、
今年、スタジオ空さんから届いた年賀状が
ダイアン・アーバスのUntitledシリーズをオマージュしたような写真だったので
空:小林社長のマイブームかと思ったが、そうでもない様子。
何よりも自分が提案したアーティストではなく
それをシャッフルして各カメラマンに割り振る手法に驚いた。
リスペクトして作り直すというオマージュの概念から言うと
リスペクトできる作家に当たらない場合、どうなんだろう?ッと思った。
小林社長の意図は、広告写真の分野では
クライアントからの要望が「突然」渡されるわけで
そういう意味でシャッフルして割り当てられたテーマを上手くこなせる
プロフェッショナルなスキルを磨くという意味もあるとのこと、、、なるほど。
先日、僕もそういう話を日本デザイナー学園でしてきたばっかりだ。
3年ほど前1年間に渡り助手をお願いしていたレオ君の写真が
手堅く上手だったのは嬉しかった、
カメラに何を使っているのかは各自違うだろうが
全員がB0まで大きくプリントしていてジャギっている写真も時々。
全体は、さすが小林社長の教育が行き届いており
企画から、仕上がりまで綺麗にまとめられていた。
↓の写真は、Galleryを出てすぐの道、人も車も少ない雨上がりの栄。




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