2015年5月31日日曜日

5月はヤフオクの月だった。

強欲な資本主義と形ばかりの民主主義の大海を自己責任で渡るしかない。
強欲な資本主義というワードに気づいたのは、知人の不動産屋さんが今住んでいる土地に何を建てるか?という話を聞いた時。彼は決して強欲な老人ではないが、思考の原則に「利回り」という考え方があり、利回りをまず考えることで大きなものを失いながら年老いていこうとしていると感じた、彼はすでに70歳を超えている。子供に資産を残すというのが、どうやら彼の幸福感らしい。資産家は資産を増やし・残すことを考える。ピケティの「21世紀の資本」、そのアウトラインを解説本で読んだだけで暗い気持ちになる。今考えうる、僕が生きる方法は糖質制限というメソッド。
人の欲望を満たす仕事という認識と物の哀れを感じさせてくれたネットオークション
ほぼ休止状態にある「自分のために」写真を撮るという作業。ちょっとだけ、意識的に休止している感もあるが、撮るモノと撮る方法が見えない。仕事の写真は発注者の欲望と要求を満たすように撮るんだが・・・
いくつかの物欲的な更新、機械が壊れていったり陳腐化して行ったり。
陳腐化と切れ味が悪くなって新しいものを注文したフードプロセッサ。
古いものは90年代はじめにスリランカ・カレーを作るために買ったサンヨーの製品。
今フードプロセッサを使う作業は、トマトソースとハンバーグのために玉ねぎをみじん切りにすることと、ジェノベーゼソースを作る時。フードプロセッサでは大は小を兼ねることが出来ず。この一ヶ月ほどの間に、スプリングで伸びる方式のキーホルダーが二つ壊れた、結果的に退役させながら予備で置いてあった20年ほど使った古いものが現役復帰。オークションにレンズを出品していると、写真用レンズというもの=ガラスと金属の塊にもかかわらず、意外とクモリがでたり、埃の混入で20年もすると価値が下がるものなんだという認識を新たにさせられた、分解掃除をすればかなり綺麗になるんだろうがきちっとした分解掃除にかかる費用はシステムの陳腐化にともなって、ほとんどの場合見合う金額では収まらない・・・ヤフオク的価値観。それでも新品時の何分の一かの価格で売れていく、時々新品時の価格を超えることもある。
以下の写真、前にアップした出品物も混ざっていたり
売れたもの、売れ残ったもの、出品を諦めたもの、まだ出品前のものなど、
代理出品で撮影した写真。






















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