2007年9月16日日曜日

加齢に伴う、感覚の変化。

今朝は、ちょっとだけゆっくりさせてもらいました。
スタジオに着いたのは、10時半過ぎ。
とりあえずRAW現像を済ませて、遅めの昼食、
ビールとアンティパストを二品、、、いい気分です。
物撮りをしながら、考えた哲学的なこと?を書くはずでしたね。
以下、時間感覚の加齢に伴う変化については
もう20年以上前から、気づいています(正しいかどうかは別として)

時間感覚の加齢に伴う変化とは?

簡単に説明すると
10歳の子供にとって、一年はこれまで生きた人生の1/10。
50歳のおじさんにとっては、1/50ということです。
つまり、五分の一の短さに感じるということです。
歳をとるに従って、一年が早く感じるというアレです。
それを、もう少し論理的に考えてみたまでのこと。
つまり、まず過去が大きくなる=時間感覚の変化。

そして、歳をとると(加齢)、当たり前だが
未来≒夢が小さくなる=期待出来る成果の量が減る。
これが昨日までの撮影時に感じたこと。
具体的に書けば、
売り上げが100万円の仕事をひとつ成し遂げた場合
20歳の人にとって、単に100万円を得ただけにとどまらず
その100万円を再投資して、さらに大きい成果を得る可能性が期待できる。
(収入だけでなく、評価という点でも)
30歳の人にとっては、その可能性が10年分少なくなる。
そして、50歳を超えた僕にとって、大きい成果を得る可能性はさらに低く
何ヶ月か後の、ただの100万円というわけである。
40歳代の中堅カメラマンで、最近目の変調を覚え
50歳代のカメラマンさん達はどうしているんだろう? と
ブログに書いていた人が居た。

つまり、行為=仕事が与えてくれる夢が小さくなり
モチベーションが低くなる、、、いい加減になるという意味ではない。
現実的になると言い換えても良い。
妙な色気や野心を抱かず、仕事が出来るというメリットもある。
まぁ、そんなペシミスティックなことを考えていた。
しかし、今年はそういうことをよく思いながら
実は、とても冷静になれて
物事が、よく見えるようになった感じがしている。

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