2010年5月29日土曜日

TX5ファーストインプレッション


予定通り午前10時にやってきたTX5だったが
ぶり返した風邪で体調悪しのボク。
まずはバッテリ充電、並行して取説を読み
ざっと読んだところで、
ソフトクリームを食べに出がてら
(熱があって、冷たいものが食べたい)、ちょっとスナップ、
とにかく小さい、
よくそのインプレッションで書かれているが、左手の指が画面に入りやすく注意!
Pモードならホワイトバランス変更や露出補正が簡単だが
他のモード(たとえばスウィングパノラマ、逆光補正HDR)では、
メニュー階層が一段深くなり、変更が面倒。
色の好み、ボクなら晴天戸外でフラッシュWB。
色調などのカスタマイズは出来ない模様。
スウィング・パノラマは面白いが、
基本的には「オモチャ=トイ」機能、、、仕事では使えないという意味。
逆に言えば、楽しいオモチャ:純正トイカメラ機能でもある。
25mm相当の(超に近い)広角が起動時の画角で、
もちろん昔から良く知っている画角だが
最近のマイ50mmブームから見れば「新鮮」だ。
よほどのことがない限り、起動時の25mm画角のままで撮ってしまう。
そういう意味では、NEXの24mm相当パンケーキレンズに納得。

小ささ薄さ、超広角&超接写といい、思い出すのはコダックV705。
簡単デジタルパノラマ合成が使えるのもコダックだった。
画質もレスポンスも、当然期待通り
ViViCam=トイデジはもちろん、携帯電話のカメラを上回る、
レスポンス向上は大歓迎だが
画質については、塗り絵っぽいトイデジ画質や、
古いヨーロッパのフィルムのような(ホントかどうかは?)色調は
正直、トイデジの魅力だ。
もちろん普通のコンパクトデジタルカメラとして使う場合、TX5の画質はほどほど結構。
今日は「傑作」をモノに出来なかったけれど
信頼できる「トイデジ」&生まれ変わったv705という位置付けで
もう少し使ってみたい。
、、とここまで書きながら
S氏にも女房にも、言われている通りだが
僕のコンデジというか小さなカメラ遍歴は、ほぼ一機種半年。
覚えているのは
まずキャノンパワーショットs30が初コンデジ。
(デジイチ画質を求め手放す、これは僕の判断ミス)
次が多分サンヨーのMZ3。
(お気に入りだったが液晶が割れた)
MZ3でコンデジにはコンデジの持ち場があることが判った。
トイデジとは言わないまでも、コンデジらしい画質をチューニングして発見。
(このMZ3には画質を細かくチューニング・カスタマイズする機能があった)
順番は忘れたが、短いスパンでサンヨーのHDザクティ、リコーのGX8。
どちらも悪いカメラではないが、真面目にすぎた。
多分次がコダックのv705、コレもお気に入りで、「傑作」を何枚も撮らせてくれた。
(ポインターが壊れ、ジャンク扱いでオク行き)
その後何ヶ月か?魚ちゃんからGX100を借用していた。
いつのことだかも忘れたが、発売直後から3ヶ月ほど?
Foveon素子のシグマDP1を使っていたこともあった。
「絵」はいいが、我慢できないスピード感に手放した。
もっとも、絵がイイとは言え1000万画素超えのベイヤー機にはかなわなかった。
もちろんレンズ次第だし、DP1のレンズは良かったのだが、、、
この次に衝動買いのパナG1が来るんだったけ?
3ヶ月ほどでG1を処分し、初めてのトイデジ=ViViCam
(G1処分の理由は、EOSとの住み分けが難しい:それほど本気画質だ)
吟味の果て:ヴェネツィア・スナップ機を期待してのオリE-P1+パナ20mmだった。
この任務は、期待に届かなかったが、ほぼ完了。
今朝届いたのが前述TX5となるわけだ。
ケチなクセに、「飽き性」で、「新し物好き」はまァいいとして
EOSシステムと競合するような高画質機だと
内部矛盾というか、お家(カメラ)騒動が起こってしまう。

さて、今回のTX5騒動、
予約済みで6月3日発売のSONY:NEX5をオリE-P1と入れ替えるかどうか?を発端に
ドミノ倒しのごとく、ねじれて&飛び火。
結局、コンデジ・トイデジ路線に回帰したと理解している。
TX5を今日半日使った印象としては
NEX5+24mm相当パンケーキレンズセットは相当遊べそうだ。
たとえば、スウィングパノラマ、一発HDR、多重露光夜景など
最新ソニーコンデジのギミックを
(高感度性能で優っている)APS-cサイズで実現しているところがスゴい。
M氏のように、デジイチを使わない人には「おすすめ」かもしれない。

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