2015年10月27日火曜日

ソフィ・カルを見て、豚しゃぶしゃぶ食べ放題へ@豊田

ソフィ・カルを豊田市美術館で見て、豚しゃぶしゃぶ食べ放題へ@豊田
豊田市出身の牧野義雄という20世紀初頭、ロンドンで活躍した画家の展示が面白かった。ソフィ・カルはちょっとコンセプチュアルで難しくて疲れた、写真より映像のほうが展示方法も含め面白かったが、エンターテインメント性には欠ける。牧野の展示室を出た所にあった垂れ幕を裏から携帯でパチリが↓

追記:ソフィ・カルを見て、まず馬場君を思いました。10年ぐらい前に馬場君から聞いた話、生まれつきの盲目だった人が医学の進歩で視力を回復した後、ボールを投げてそれを見る話。彼にとって、手で持っているボールは存在するが、手から離れるとそれを認識できなくなり、視力としては見えているはずなのに、脳が認識できなくて、ボールが手を離れた後は「見えなくなる」というような話だった気がします。その時同時に聞いたのが「遺影」、生き残った者にとって物理的な遺影がないとし社の面影を記憶することが出来ないというような話。それを思い出してソフィ・カルと馬場君が繋がりました。ソフィ・カルはもっと事前の勉強をしておかないと理解し難い印象でした。もう一つ、個人的な旅行の印象でイスタンブルがあまり面白くなかったので、もう一つ入りずらかったかな?逆に、牧野義雄の絵に描かれた20世紀初頭のロンドンの姿が、特にピカデリーサーカス近辺の風景で身近に感じることが出来て興味深かった、手法というか仕上がりの具合も古典的に美しかったし。

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