2021年2月16日火曜日

ハスラーに至った経緯

 FBでトヨタのIQに乗っている元D通、トヨタのハウスエージェンシーにお勤め後引退した某氏の奥様から「ハスラー大好きです。朗さんが、アンチ軽自動車なので、良さを伝えてください。よろしくお願いします。 (≧∇≦)」というコメントを頂き、それに返信したのが以下。
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なかなか難しいですね。軽自動車というサイズ・エンジンの規格、優遇税制で、世界的に見れば奇形と言える形で育ったカテゴリーですからね!でもそこが僕は好き。
 車中泊と機材運搬を念頭に選んだホンダのN-Vanに1年半あまり乗って、高知までを含め高速を使った300Km超のドライブを何度かして、「コレでいいや」と思ったし、高速マナーとしては左車線を100Km/h以下で巡航、時々追い越し程度なら走行性能もコレで良し、逆に速度違反や車線変更のストレスが少ない(ホンダのアダプティブ・クルーズ・コントロールとレーン・キープ・アシストが効きました)。街乗り二人なら軽専用の駐車スペースがあったり、狭い街路が楽だったり、CVT(オートマチック)の特性がパンダのデュアロジックというATより使いやすかったり、軽ターボ車は「楽だなぁ」という印象を持ちました。

日本での車の動力性能・サイズ感のほどよい理想は、Aセグメント(トヨタで言えば、パッソやルーミー)あたり、エンジンで言えば1000cc3気筒ターボ辺りだと思っているんですが、実際そのサイズのフィアットパンダに5年乗った経験も踏まえると、軽規格で鍛えられたスペース効率や優遇税制が魅力、軽自動車という庶民的な記号性もその質素さ、ミニマルさが逆に好きです。サイズ感で言えば、初代BMCミニクーパーや2代目フィアット500、より少し大きく、初代シビックや初代カローラとほぼ同等。それぞれ好きな車だったので、なんとなく納得です。
初代フィアット・パンダも今の日本の軽自動車規格とほぼドンピシャのサイズですね。
 引退した初老夫妻がドライブ旅行するのに、絵的にはフィアットチンクやプジョーの一番小さいやつがおしゃれですが・・・
 新型ハスラーの場合、ホンダの最新軽に比べて、アダプティック・クルーズ・コントロールやレーン・キープ・アシストの性能では劣りますが、発進時や加速時にほんの少しだけパワーアシストするプチ・ハイブリットも試してみたい機能です。後はスタイリングで、サイドビューの素っ気なさに、「やりすぎ感」「所帯臭さ」がなく好印象。ホンダ同クラスのN‐Wgn(ワゴン)と比べると、フルフラット(車中泊/災害時)になるかならないかが決定的な違い。ハスラー検討中に、だったら少々お高くなるけど同じスズキの非軽1000cc・クロスビーもイイよねっと思いましたが、やはり車中泊アレンジができず却下。
まぁそんな経緯でしたが、正直アンチ軽の朗さんの気持ちを翻すほどの説得力はないですね、好みと懐具合と、考え方でイロイロでいいんじゃないでしょうか?
実は僕もIQは大好きです、元々スマートが大好きで、もう10年近く前に検討したこともありますが、当時のVitsより高いことに納得できませんでした。逆の考え方をすれば、IQのポジショニングはレクサスオーナー向けのセカンド超小型車だと思えば納得できます。
以上、長文失礼いたしました。
以下追記:
小さな車のデザインって、大きな人の小さな車をデザインするのか、小さな人の大きな車をデザインするのかで変わりますよね。ハスラーは小さな人の大きな車デザインだと理解しています。IQは大きな人の小さな車デザインかな?主に、ボディ全体に対する窓の大きさ・配置が影響すると思いますが・・・

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