2010年11月15日月曜日

例えばレンブラントライト

究極のライティング=光はあると思っている、あって欲しいと思っているのかもしれない。その光の下ならば、誰もが何もかもが美しく見える光、たとえばレンブラントライト?
この季節、正確に言うと既に終盤だが、来年に向けてモデルの宣材撮影が集中する。昔ほどではないが、僕も撮っている。ずっと思っていることが「究極のライティング」、何度か出来たと思っては裏切られた、もしかしたら自分自身が飽きたのかもしれない、、、だったら「究極」じゃないじゃん!撮影では、モデルを言葉で盛り上げたりするが、逆にモデルにカメラマンの気分も盛り上げられたり、たたき落とされたり、、、モデルとカメラマンは持ちつ持たれつというわけだ。残念ながらというべきか?我ら東洋人(もっと細かく言うとモンゴル系か?)、顔の骨格や肉の付き方だと、西洋人なら「決まる」ライティングでも、あまり綺麗に撮れない光がある(と思える)。20年以上そんな光作りを試行錯誤して、僕的に到達したライティングが二つあるが、世間の流行りとかあって、内一つは最近あまり使っていない。昨日は某モデル事務所のマネージャー氏がずっと立ちあっていただけ、イロイロご希望を聞いたせいで、面白そうと思っていたがこれまで日本人にほぼ使わなかったライティングを「ほぼヤケで」試してみた。そしたら結構イケた写真が撮れて、僕もビックリ。その光で撮った写真、2年前まで同じ事務所で宣材撮影を仕切っていたマネージャーK氏だったら、まず「ダメ」が出ていただろうナ。とっても簡単なセッティングなのでレパートリーに加えようと思う、、、世の中的にはそう珍しいライティングでもない。

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