カメラの話だ。
記憶に残るレンズとカメラ。
NOWと言うスタジオに勤めていた頃
お手軽な仕事は、ブロニカと言うカメラにニッコールレンズ、
大切な仕事は、ハッセルにツァイスのプラナーまたはゾナーを使っていた。
A4以上ぐらいに引き伸ばすと、特に白バックで撮ったモデル写真など
黒の締りと、トーンがブロニカで撮った写真では「ダメ」だった。
ニコマート、ニコンF3時代、、、上記と時代的には重なる。
ニッコール24mmF2.8と、50mmF1.8でほとんどプライベートな写真を撮っていた。
同時期、
W君から¥800で買った=ビューティフレックスと言うトイカメラに近い6x6の二眼レフ(現有)、
その後、マイクロ・ニッコール55mmF3.5
マイクロ・ニッコール200mmF4
(1983-93四谷通りと言う写真展は、ほとんどこのレンズばかりで撮った。)、
ちなみに105mmF2.8は仕事でよく使ったが、プライベートでは使わず。
逆に、普通のニッコール105mmF2.5はプライベートで使った。
ほんの2~3ヶ月だったが、
ライカM4-2で、50mmF1.4、、、レンズはよかったが、カメラの操作性に慣れられず売却。
ヤシコン・プラナー50mmF1.4 を、ヤシカFX2000(現有)で。
ロシアの名前は忘れたが、21mmF5.6Lマウントレンズを
名前は忘れたが、バルナックライカで使い、
今でも大好きな写真を撮らせてもらった。
前後して、パノンのワイドラックス=パノラマカメラ。
ブローニー版(現有)がお気に入りだったし、いい写真をたくさん撮らせてもらった。
ホライゾンと言うロシア製のパノラマカメラ(現有)、性能はパノン製より良かったが
なぜか、このカメラでプライベートは撮っていない。
その後、ヤシコン(ヤシカ製コンタックス、後に京セラ)・ツァイス・レンズにはまる。
プライベートでよく使ったのは、前述のプラナー50mmF1.4 (最近行方不明)。
仕事でよく使ったのは、PC35mmF2.8(現有)と、85mmF1.2、
逆に期待した割りに使わなかったのが、35mmF1.4(現有)。
同じく、世間の評判は良かったが85mmF1.4は、あまり使わなかった。
55mmF1.2と85mmF1.2の、プレミアムレンズはそれなりの素晴らしかったが
一昨年手放した、高く売れたので満足。
仕事には、そこそこ使ったが
プライベートで記憶に残る写真は少ない。
いや、2005年の「愛のある写真、撮ってますか?」展では、大活躍。
25mmF2.8は、フィルムカメラ時代には、まったくと言ってもいいほど使わなかったが
マウント・アダプタ経由の、5Dでは常時携帯でお気に入り。
2005年、ロンドン旅行の時に
EOS20DというAPS-cフォーマット(ほぼハーフサイズ)カメラに、
O君から借りていた=ヤシコン・ディスタゴン18mmをつけ
ピントはほぼ目測で撮ったのは、快適だった。
同時期、フォーカルプレーン・ハッセルの110mmF2.0も好きなレンズだった(現有)。
同じくハッセルの、ビオゴン38mm固定のSWCと言うカメラ、すごいレンズだったがあまり使わず。
いい仕事はしてくれた、一昨年そこそこの値段で「売った」
97年ぐらいから、コンタックスG2と言うカメラを、プライベートに使い始める。
レンズはどれも秀逸だった、
とくにホロゴン16mmの描写はすごかったけれど、使いにくく
結局、記憶に残るほどの写真は撮れていないような気がする。
キャノン製のレンズで言うと、TSEというアオリレンズ群=3本(現有)には
とっても仕事してもらっているが、プライベートとなると出番はほぼない。
PCディスタゴンでも言えるのだが、アオリレンズはついつい構図を考えすぎて
「絵」がきれいに整理されすぎるような気がする。
(アクがとれ過ぎる感じ)
アオリ操作をする時に、撮りはじめの印象をそぎ落としてしまう感じ。
昨年のヴェネツィアでは、EF135mmF2(現有)をよく使った。
やはり一昨年「高く買われて行った」、絶品EF200mmF1.8も、
仕事(90年代通販カタログ&舞台撮影)では大活躍。
だが、重すぎてプライベートに使う気分にはなれず。
そして、修理部品払拭を機に 売却。
135mmF2は、そのリプレースだ(若干力不足ではあるが)
振り返って見ると、レンズやカメラって性能だけじゃないね。
なんていうか、大きさ使いやすさなど、「つぼにハマる」レンズがあるのだが
撮ってみないと判らないところが「ツライ」
1 件のコメント:
これって、凄い記憶力じゃありませんか?
何かメモとか?
僕も真似をして、これまで使ったワープロとか、レコーダーとか、書き出してみようとしましたが、とても無理。
最初はNECで、次はアップルで・・・くらいしか思い出せない・・・
昔は記憶力良かったはずなんだけどなあ。
どうでもいいことは覚えてたりする、まあ、加齢の一現象ではあるのでしょうが。
by M
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