2008年9月3日水曜日

撮れてしまった写真の魅力

先週来、自分の撮った70年代初頭以降のプリントを
デジタルデータ化=複写していて、
いくつもの「気付き」があった。
自分の撮る被写体の傾向
構図や光の選び方の傾向
スパイスの利かせ方
正直すべてが、僕的にだがステロタイプに見えてくる。

どう撮るかという撮影者の意思とは別に
あるいは、意思を超えて
撮れてしまった写真の魅力というものがある。
ずいぶん前から、それには気付いていて
写真機は、一種のトラップ=仕掛けだ。
言い換えれば、トラップとしての写真機。
そういう意味では、
90年代に好んで使っていたスピンタイプのパノラマカメラなど
まさに、撮影者には「何が」撮れるのか確実ではなく
画面右端近くの動くものなど
大きなタイムラグで、シャッターチャンスなどあったものではない。
今日はココまで

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