2015年3月3日火曜日

SD1Merrill、α7、DPMerrillシリーズ、カメラの話から写真の話へ。

SD1Merrill、α7、DPMerrillシリーズ、カメラの話から写真の話へ。
この数日「先が見えない」感に包まれている。この数日といえば、O君からSIGMAのSD1Merrillを借りて一週間が過ぎた。3日ほど前、暗い場所でのアップ目ショットを撮ろうとして、ピント合わせとシャッターレリースの関連でイラつき、もしかしてとソニーのα7にEOSレンズアダプター経由でマニュアルフォーカス・マクロプラナー50mmF2.0をつけて同じ場所を狙ってみたら、そのスムーズさEVFでのマニュアルフォーカスのしやすさに驚いて、SD1Merrill熱が冷めた。一応、α7とEOS5Mk2で同じマクロプラナー、SIGMAのDP2Merrillと、SD1MerrillにSIGMA35mmF1.4をつけた4台のカメラで、撮影距離2mをターゲットにしたテスト撮影をA2プリントまで作って比べてみたが、α7とEOSは同等、SD1Merrillも似たり寄ったり、なんとSD1Merrillと同じ撮像素子のDP2Merrillが解像感では一歩抜きん出ている結果。こりゃあSIGMAさん、DPシリーズに力がはいるわけだと納得、理由は分からないがミラーボックス無しでレンズ固定式がレンズ性能を最適化する上でそれほど重要なんだろうか?SD1Merrillに比べて、微妙ではあるがサクサク感が勝る点も含め、やっぱりDPMerrillシリーズかと独り心地した次第だ。かと言って、新しいクワトロシリーズはやはり大きく、かつ画質にそれ程の進化・魅力は感じないので、今使っているDPMerrillシリーズが壊れでもしない限り買い替え・買増はする気もない。
元々、Foveon画質で快適なAF(特に暗所)、または光学ファインダーでのMF、明るいレンズという発想は、先月ヴェネツィアでの大仮面コスプレ撮影会での使い勝手の悪さが原因。そういう撮影対象がない今、別に持つ理由もない。新しいカメラやレンズに思いを馳せること、選ぶことはそれなりに楽しいが、大事なことは「何を撮りたいか」「何を撮るか」「どう撮るか」「どう発表=出力するか」なので、ソコが霧の中な現在、カメラは問題ではない。
ソニーα7の予想外な使い勝手の良さや、ほどよいコンパクトさ加減で、FEレンズと呼ばれるフルサイズ対応のレンズに興味がなくもないが、結局何を撮るの?撮ってどうするの?という部分で躊躇。ゾナーの55mmF1.8や新製品の28mmF2を持っていれば、それは快適なんだろうけどね。
**************と、ここまで書いたのが一昨日************
昨日午後、ちょっとついでに名駅のビックカメラと伏見のキャノンに寄って、気になるカメラやレンズを少し触ってきた。まずは、SIGMAのDPquattroシリーズ2機種。AFは確かに速くなっているが、一世代の進化というのは微妙、同じく暗所での合焦もちょっと良いかな?レベル。データ書き込み速度は、書き込み中を示すLEDの場所がわからなかったから、再生できるまでの時間の印象だが、ヤッパリちょっと速くなったねという感じ。大きさは持つ分には許せる範囲の大型化だが、仕舞うという観点からは、2台持ちを躊躇する大きさ。僕には、不要な大型化というか妙なDesign(カッコいいけど)優先で無意味な大型化だという印象が強い、グリップ部分は前にせり出した方が、レンズと同方向で全体としての奥行きは小さくできるし、あのDesign優先には納得がいかない。そして、俗にいう親指AF作動ボタンがグリップから遠ざかったのは使いにくい印象。他に、ソニーのボディ内手ブレ補正機能が付いたα7Ⅱ、機能を考えれば許せる範囲だけど、たしかに分厚くなった、そしてちょっと惹かれていたゾナーの55mmF1.8、現物を見るとそれほど魅力的に感じなくなったのはなぜ???、次は、伏見のキャノンのショールームで、まずは先日知人の息子さん用に薦めたEOS7DMk2、確かに連写は気持ちよく、こりゃ初めて触れば欲しくなるに決まってると納得。一番興味があったのはEOS-M3という新しい高機能ミラーレスだったが、別付けEVFのレスポンスはそれほどでもなく、せっかく背面液晶タッチでAF測距点を選択・移動ができるのに、EVF使用時には背面液晶のタッチ機能が死んでしまって、測距点選択がボタン二つの操作になってしまうのはPanasonicのGシリーズに比べて使いにくいことを確認、大きさと操作性のバランスも本気で使うには小さすぎると感じて、結果から言うと、今使ってるSIGMADPMerrillシリーズで当分イイヤッという当たり前過ぎる結果だった。
カメラ選びとは別に、4台のカメラテストをしてA2プリントを作った際、その差を見ようとプリントをルーペで観察すると斜めの線がジャギって(ギザギザになっている)いるのを発見。2000万画素クラスの解像度でA2に伸ばすとこういうことなんだと、改めてさらなる高解像度への期待とデジタル画像の限界を感じた次第、解像感では2000万画素でフィルムの6x7~8クラスを超えていていると判断していたんだが・・・

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