最終日となる、the 5th. day【THE 5 DAY POSTING ORIGINAL ARTWORK CHALLENGE 】は、旅行写真。このブログでは7点載せているがFBでは3点というルールに従い(今回は従わず、ルール違反した)、ショウーウィンドウや博物館で撮った写真を3点。2005年頃?ロンドンから電車で行ったブライトンの海岸に建った倉庫のような色とりどりの建物を数カットに分けて撮り、つなぎあわせた一種のパノラマ写真は「カバーフォト」にしてみた。旅写真といえば、飛行機雲を見つけると空を撮ったり、走る電車から車窓の風景を撮ったり、2006年以降毎年のように計7回?行っているヴェネツィアの仮面写真もあるけれど、今回は外してみた。3枚に絞り込んだ切り口は "I saw." この切り口は2013年にロンドン・Victoria & Arts museumでその展示物を撮りながら、それらの写真をどうまとめたらいいだろうと考えていた時に浮かんだキーワードだ。もっと前には、持って帰れない・買って帰れないけど、誰かに見せたい物を撮った写真をお土産写真というカテゴリーに自分の中でしていたこともあった。ただお土産写真は、もっと即物的で、まさにFBでよく見るような食べ物の写真のような感じ。 "I saw."写真はもうすこし昇華した写真と被写体が何らかの作品である場合と位置づけている。自分はそれをどう見たか?という視点で撮って帰ってきた写真だ、被写体がすでに「作品」なので僕はどう解釈したか?という視点でもある。
写真は「何か、基本的に自分に属さないもの」を盗み撮るという意味で、被写体とのコラボレーション(被写体と出会った時という意味で一期一会)とも云え、「自分はそれをどう見たか?」は、常に写真の表現性の本質でもあるかも知れない。だからこれまでお見せした写真も全て " I saw." な写真なのではある・・・もう一つ、今回【THE 5 DAY POSTING ORIGINAL ARTWORK CHALLENGE 】にお誘いいただき、参加することで自分の写真を見直し今更ながらナルホドと思ったことがある。それは、依頼仕事で撮る写真は依頼者に喜んでもらうことが第一なんだが、「自分の作品」という観点で写真選びをする時は自分が好きなモノを撮った写真、オーディエンスに受けたいという「下心」がある写真は自分にとってのアートとは云えないという当たり前の事実だった。「好きこそものの上手なれ」なのだ。
さて、最後にバトンを渡すのは・・・・
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