2016年2月20日土曜日

フィアット500=チンクエチェント新型に半日試乗。

写真は旧型フィアット500=チンクエチェント、ネット上から拾ってきた画像です。
外観・中身ともほとんど変わってないけれど・・・
以下長文・僕自身のメモ書き的要素が強いので注意。
昨日は、家人の愛車Alfa RomeoMitoの12ヶ月点検入り。ディーラー営業マンさんに、かねてから興味のあったフィアット500=チンクエチェントを代車でお願いし、半日試乗がかなった。フィアット500=チンクエチェントは、昨年イタリアでマイナーチェンジされ、先月日本でも新型が発売になったばかりの車。約2年前に、やはりMito1ヶ月点検時の代車として乗った時には、関心もない車だったが、その乗り味はよく言われるように思わず笑ってしまうほど、楽しいものだった。以下は今回の市場前に参考にした試乗記事。
家人は超お気に入りのAlfa RomeoMitoだが、正直に言うとドライヴィングポジション・インテリア・車のキャラクターなど、僕には不満があり、車両保険の新車特約が有効な3年で乗り換えを考えており、昨年秋以来スズキの逆輸入車などを筆頭に「次の車」を検討していた。最近では、家人も納得する車ということで、かつて乗っていた日産フィガロ辺りをイメージしてダイハツの新型コペンやらMINI-ONE、スマートforTwo、forForeなども試乗していたんだが、コペンの200万円前後の価格・広さ・フィーリングなどを見て急浮上してきたのが、輸入車は避けたいという僕の元々の動機とは裏腹に前述フィアット500=チンクエチェント。元々の乗り換え動機は燃費・メインテナンス台を含む経費削減で、次はハイブリッド車だと漠然と考えていた。しかしハイブリッド車は車両価格が高く、価格差を燃料費で補うには、ざっと20万キロでトントンという試算などもあり、かつ欧州車のトレンドであるダウンサイジングターボという手法も、ある意味ハイブリッドと同じ考え方を違う手法でおこなっているとの論理もなるほど納得。ただ、SUZUKIなどが採用しているマイルドハイブリッドは減速時のエンジンブレーキに相当する力を、発電機で回収し小さめのバッテリに貯めて、例えば始動時の補助出力に使うという考え方は合理的で余分な費用も少なく納得できる、そこでスズキ車をターゲットに検討もしたが、Hungary製の逆輸入車には、マイルドハイブリッドもダウンサイズングターボも搭載されておらず、ごく最近発売された「イグニス」という名の全長4m程度(欧州で云うところの)BセグメントSUVは、性能・コンセプト・大きさ・衝突回避ブレーキ装備などまったく僕の理想に近いながら、なんとも食指の動かぬスタイリング&キャラクター。そんなところが伏線になっていた。
そして昨日半日乗ったフィアット500=チンクエチェント、しかもたった2気筒900ccのツインエアーというエンジンのその車、すでに多くのインプレッションに書かれている通り、ボコボコというエンジン音も含めて街乗りは思わず笑ってしまうほど楽しい乗り味。評判が微妙なシングルクラッチセミオートマチック=デュアロジックというトランスミッションも、今乗っているAlfa RomeoMitoのデュアルクラッチオートマチック(ドイツ車が最近よく使っているDCT)を手動モードで運転している我が家にとって、まったく苦にならず。むしろ、街乗りでは500=チンクエチェントのECOモードで車任せのD=自動変速が、MitoのオートマDレンジより、ちょうどよい変速タイミングと思えるほど。そしてどこまで頑張れるか?一番試したかった高速道路での乗り味も、車&エンジンの大きさからはまったく気にならないステアリングの安定感、100km/h以上での加速感で、それも予習した試乗記事通り。Mitoはとにかく形が綺麗でよく走るんだが、高速で気持よく走ろうと思うと常に速度違反の危険に晒され、街乗りではお気軽ホイホイという尻軽感に欠ける、つまりほとんど街乗り、たまに高速100Kmいない、半年に一度ぐらい300km超えの長距離ドライブで使うにはオーバーパワーだと感じていた。その通り、フィアット500=チンクエチェント・ツインエアは我家的なクルモの使い方にはちょうどいいパワー、かつ燃費性能だった。ルーミーで明るいインテリアと着座姿勢、ほとんど使わないが、たまに人を乗せるのに必要最小限の後部座席、同じく必要最小限の荷物積載スペース。後何年乗り続けるか?微妙ではあるが14年乗っている仕事用トヨタ・ライトエースノアというワンボックス車がもう一台あるというのも、今のところ担保としては効いている。もしノアを処分しても、1年に一度もないであろう大きな荷物を運ぶ機会には、徒歩2分圏内にトヨタレンタリースの営業所があり、なんとでもなるさっと思っている。まぁ、そんなこんなで非常に気に入ったフィアット500=チンクエチェント・ツインエアーだったが、整備を終えて乗り換えたAlfa RomeoMitoは、ニトリのクッションを2枚重ねて敷いた着座位置も含め、インテリアが多少気に入らなくても、そのスムーズさはやはり慣れているせいもあって「やっぱりMitoが?で?いい」という結論になった次第。とりあえず、ディーラーさんにはすぐに乗り換えるというわけでもないので、フィアット500=チンクエチェント・ツインエア-POPの明るい色で新古車や限定車など、「お値打ちな車」な車が出たら声をかけてねっと言ってある。

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