2016年11月8日火曜日

Canon・SIGMAのミラーレスはショートフランジバックを大胆に予想してみる。

先月末お試し気分でチョッカイを出した件、昨日期待に反した電話が1本あり、少々悩んだ挙句「辞め」にするメールを今朝打ったりでチョット心乱れていた。まぁ先方の力量を測るという意味では今月末の
同じく昨日、打ち合わせの帰り、ビックカメラに寄って細々カメラボディケースなどを見て、ついでに最近お気に入りのオリンパスE-P5+オリンパス8mm魚眼に対抗可能なパナの小振りで暗めな魚眼レンズと撮り比べをした。結果は予想に反してパナの魚眼レンズ大健闘、のみならず微妙に画角まで広く、もちろん軽い小さい。マイクロフォーサーズで魚眼2本持つのはどう考えても「バカ」なのでここは我慢我慢。
以下の記事を目にして、」来るべきCanonのフルサイズミラーレスカメラシステムと現行SIGMAのSAマウントミラーレスsd-Quattroのレンズマウントがミラーレス専用のショート・バックフォーカスになることであろうことが強く予想できる。やはりSONYのFEマウント路線はサイズ的に問題をはらんでいるとは言え先見の明があるといえる。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/interview_dcm/711199.html
以下の辺り****************
ところで、フォーサーズ規格のZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F4.0と比べると、カバーする焦点距離は同じで、しかも、開放F値が1段明るいF2.8にもかかわらず、M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PROの方が圧倒的にコンパクトなのはなぜですか?
木股:広角、超広角レンズの設計では、バックフォーカス(レンズ最後端から撮像面までの距離)が短い方が設計的に有利です。
バックフォーカス:レンズ最後面から撮像面までの距離。ちなみに“フランジバック”はマウント基準面から撮像面までの距離。一眼レフはミラー機構があるので、バックフォーカスの短いレンズは物理的に装着することができない
しかし、一眼レフの場合、クイックリターンミラーがあるので、レンズの後群がミラーに当たらないように前方に配置し、レンズのバックフォーカスを長くする必要があります。そうすると収差を抑えるために前方のレンズ群の負担が増え、レンズ枚数が多くなり、全長を伸ばすことになるため、大きく重いレンズになってしまいます。
その点、ミラーレス構造のマイクロフォーサーズ規格は、一眼レフよりもバックフォーカスを短くできるため、元々ミラーがあったところに後群を配置し、効率良く収差を抑えられます。前方の群のレンズ枚数も減らせるため、レンズの全長を短くすることができますし、絞りを中心に対称的にレンズを配置することもできるので、設計的には非常に有利になってくるのです。
フォーサーズとマイクロフォーサーズのバックフォーカスの違い
バックフォーカスを短くすると、絞りを中心に対称的にレンズを配置できるので、前方の光学系との距離も短縮でき、前方の光学系に対する負担も小さくなるので、全体に光学系をコンパクトにまとめることができる
開放F2.8と1段明るいにもかかわらず、ここまで小型・軽量化を図れたのは、バックフォーカスを大幅に短くしたマイクロフォーサーズならではの光学系

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