2020年4月13日月曜日

1億画素カメラを使って、昔のネガをデジタルプリント実験

暇という事情もあって、新しいカメラでやりたかった実験をひとつ試した。2000年にパリで撮ったパノラマ写真のネガ(56mmx120mm=ほぼ4x5の半分)を1億画素の新しいカメラで複写、SILKYPIXのネガ反転モードで現像後、暗室プリントでは苦労した焼き込み・覆い焼きをフォトショップ上でサクッとこなし、うちにあるプリンターでプリントできる最大サイズ(短辺420mmx長辺1100mm)でプリントしてみた。結果はもとのネガが赤外線フィルムだったせいもあって、粒子がかなり荒い=逆に粒子までくっきり解像している。こうして44mmx33mmのデジタル素子に1億画素で撮影したものをプリントすると、フィルム時代の4x5を遥かに凌ぐ性能を実感。8x10同等までと言い切る自信はないが、4x5以上は確かで、使ったことはないが5x7インチと言うフォーマットは超えているだろうことは想像に難くない。それを手持ちスナップできるところが凄い。

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