昨日の仕事は、公共施設の公共空間を使った音楽とコンテンポラリーダンスのイベント撮影。 客も演技者も混じり合うような状況だったので 『スタッフ証』は付けていたが、 遠慮なく演技者の間近へ回り込み 広角レンズでスナップをする。 自分も演技者の一員になった気分で、舞うように撮る。 すごく楽しいが、状況を読み場所を確保しつつ撮るのは大変だ。 アクロバティックな姿勢で撮影を続けていて、 途中一回、腹筋が「こむら返り」を起こした、、、鍛えねば! 後半の演し物は場所が限られ、 正面から見るライティングが「僕的には」好ましくなかったので 舞台スペース後ろに回り込んで撮り始めた。 そしたら、ダンサーがあまり後ろを向かず、顔が撮れない。 で、横に回りこむと雲間からの逆光が美しい?ハレーションを作ってくれた。 ま、正直いうとかなり苦戦した後半戦だった。 そういう仕事の写真は「ハレ」の写真なんだろうなっと思う。 日常スナップ、気配写真などは「ケ」の写真なのだろう。 「晴れと褻」という漢字を書くらしい。 ヴェネツィアのカーニバルで仮装した人々を撮るのは きっと「ハレ」の写真、 少なくとも彼らにとっては「ハレ」の一刻だ。 僕にとっても一年に一回、一週間の休暇を取って ヨーロッパくんだりまで写真を撮りに行く「ハレ」である。
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