2010年10月29日金曜日

トークショーにおける三脚の効用

数人のトークショー全景を撮る仕事が続いている。ま、「附帯」のような撮影なのだが、仕事は仕事。最近はずっとカメラを手持ちしていると疲れるので、三脚にカメラを置いているのだが、それぞれの出演者がタレントでもないので、いい表情の歩留まりが悪い。昔は一人ひとりがしゃべっているときに、それぞれをアップ目で狙ったりしていたが、結局使うサイズが大きいことはないので、この頃は全景をフレーミングして固定。横着者と思われるかもしれないが、思わぬ効用があることを発見した。つまりそれぞれのいい表情が撮れているカットを簡単に合成できるのである。手間はそれなりにかかるが、そういうトークショーの写真の使われ方は、メインの人のいい表情ショットもともかく、「こんなイベントがありました」的な使われ方がほとんど。ならば、全員が笑顔だったり、いい表情で人の話を聞いていたりする1カットがあればイイ。ま、ある意味「瞬間」の合成、いくつかの瞬間の写真を貼り合わせるわけだ。「決定的瞬間」という写真が持っていた重要な要素を逆手にとった格好である。
あっ、表題の三脚の効用というのはカメラ位置とフレーミングが固定されていれば、合成が「より簡単」にできるから、、、知ってる人は知っているtipsである。

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