
その後既に一週間がたったのだが、FIT低燃費の謎が少し解けた、燃費にもっとも影響するのは車両重量、FITは軽く作られている。FITのエンジン音は相当静かだ、アイドリングで停車しているときには、ハイブリッド・カーかと間違えそうになるほど。だけど、走るとなんだかうるさい、オーディオの音量を上げたくなる、エンジン音ではない、多分ロードノイズや風切り音、そして原因の一つはウィンドウガラスが薄いからだと思う。ウィンドウガラスだけではなく、全体に透過音が大きいような気がする、ガラスの件は十数年前になるが初めて買ったスズキの軽自動車アルト・ハッスルで気づいた。少し降ろしたガラスをコツンと叩くと、なんだか音が軽い。当時知人が乗っていた三菱のトッポという軽自動車に較べ、たしかに音が違う。
なるほど軽自動車を作り慣れているスズキはこう来るかっと感心したものだ。そのアルト・ハッスルを買った訳は、当時出入りしていたスタイリストの助手がその車に乗っており、走りと取り回しの軽やかさが気に入ったからだった。確かに多くの面積を持つ窓ガラスを少し薄くすると軽量化には効果を発揮するだろう、ホンダもそう来たかっと妙に感心。ありがたいか?と問われると微妙だが、軽快な走りと好燃費という恩恵を受けているわけだ。もう一つ気になっているのが、パワステの軽さ。特に高速域ではパワーアシストを切ってもらいたいと思うほど。今のパワステは電動アシストが主流だと思うので、もっときめこまやかな制御も可能だろうに!、パワーアシストか?ホイールアライメントのキャスターだったかトーインだったかを最適化して、直進性をステアリングにはっきりフィードバックさせてもらいたい、、、と70年代的車評。
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