2012年9月1日土曜日

DPMシリーズの話/2題:DP1Merrill発売日発表

最近、カメラ:DP2Merrillの話ばかりで
食ネタに関心のある皆様には恐縮だが
「そんだけ」カメラ=DP2Merrillの印象が強烈なんだろうネ。

以下、ネット上にたくさん出ている情報ながら
http://www.sigma-dp.com/DP1Merrill/
http://www.sigma-photo.co.jp/new/new_topic.php?id=426
僕はといえば、「DP1Merrill」当面静観。
それでなくても、ネットオークションには
新品を買ったはいいが使いこなせず
新品同様のDP2Merrillがソコソコ出品されている。
つまり、欲しくなったらそういう新品同様を
少しだけお値打ちに「落札」すればイイ。
100枚足らずしか撮影せず
(僕が落札した2台のDP2m、43枚と140枚程度しか撮影されていなかった)
ネットオークションに出品するその気持は理解できる。
はっきり言って、初心者には使いこなしづらい。
初心者はネット上の評判に煽られて「買うのは危険」
(僕もシッカリ煽っているけど・・・)
初心者には、その画質の比較優位性を理解することさえ難しい。
A4程度のプリントを最終鑑賞手段とするのなら
画質の比較優位性を享受することも難しい。
その画質優位が実感できるのは、A3?A3ノビ?
僕はA2にプリントして判断している。
DPmシリーズには、顔認識AFもなければ、手ブレ補正もない。
おまかせモードもなければ、アートフィルターのようなエフェクトもない。
それほど、DPmシリーズは中級者以上向けの
作品撮影用のカメラだと覚悟して身構えたほうが吉。

もっとも逆に、その画質にシビレルのは
PC上で100%拡大=ピクセル等倍で観察する時なんだけど・・・

http://www.sigma-dp.com/DP1Merrill/jp/samplephoto.html
追記:上のリンク先のサンプル写真を見ると
DP2Merrillに比べて線が太いような気がする。
レンズ性能に違いがあってDP2Merrillのレンズがそれだけ良いということ?
DP2Merrillの話に戻るが、30mmF2.8という同じスペックの
Eマウント&マイクロ・フォーサーズ用のレンズと比べても
DP2Merrillのレンズ↓は構成も枚数もほんの少し違っていて
なるほど専用という感じがするし
↓はEマウント&マイクロ・フォーサーズ用30mmF2.8レンズ

昔は一眼レフ用レトロフォーカス広角レンズと
レンジファインダー用対称形広角レンズを比べて
対称形広角レンズ(たとえばビオゴン)の優位性がよく云われていたが
デジタル素子時代になって、
ノンレフレックス形式ではバックフォーカスを大きく取らなくてもいいかわりに
テレセントリック性をより追求する必要があり
そのスタイルのレンズ構成がこなれてきた感じがする。
具体的に言うと前玉は必要最小限に小さく、後玉が大きく
ほとんどイメージャー全面を覆うぐらい近くまで迫っている。
EOS_M用広角レンズでも方向性は同じ↓
下はバックフォーカスを大きく取らなければならない一眼レフ用
SIGMAの30mm(DP2Merrill用と同じ焦点距離)F1.4レンズ

本当は物撮り仕事で使えるのが一番ふさわしいっと
昨日仕事中、タレントが立つ位置決めをしてる時
身代わりのトルソを置いてDP2Merrillで撮った写真を見て思った。
白いセーターの網目の質感。
下の部分比較写真、
左はDP2Merrillで手持ちAF撮影、F3.5・1/100・ISO200。
右はライティングにストロボを追加して画質的には有利な方に若干違うが、
ベイヤー2100万画素カメラ、ライブビューで人物の顔をマニュアルフォーカスして本番用撮影、F8・1/30(ストロボ使用)・ISO200
現像パラメータは両方共すべて真ん中、ホワイトバランスはセット内においてある白いテーブルをスポイトで拾って取った。
セーター以外は、大人の事情もありフォトショで黒く潰した。
とはいえ、DP2MerrillやDP1Merrillはおろか
前にも書いたとおりFOVEON搭載一眼レフ=SD1Merrillでも
僕がやってる仕事の7割方は、こなせず。
第一の理由はレンズのラインナップにアオリレンズがないこと。
第二の理由は書き込みスピードに代表されるレスポンスが悪すぎること。
さらに強いてあげれば、現像ソフトがバッチ処理に向いてないことなど。
100歩下がって、デジタルバックの代わりと考えると
撮像素子のピクセル数(出来れば面積も)
そしてやはりアオリレンズがないことが不満になる。
FOVEON画質にはノックアウトされてるんだけどね、、、残念、

もう一つ追記:
Merrillジェネレーションの画素ピッチそのままで
フルサイズ・イメージャーを作れれば約3000万画素。
フルサイズ対応レンズはSIGMAにもたくさんある。
Merrillジェネレーション・ライブビュー対応フルサイズ版センサーと
SAマウントは必須として
EFマウント、僕は不要だけどNFマウントレンズ装着可能な
レフレックスミラー・ボディまたは、蛇腹式中継ボディなどがあれば
それで、僕も万々歳。
SIGMA様の営業的にはSAマウントと
(まぁあってもいいかな)
ハッセルマウント、ついでにリンホフマウントボディ
又は、蛇腹式中継ボディだけで十分か?

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