2013年2月25日月曜日

DP3Merrillで失敗

自分自身が悪いんだけど
昨日DP3Merrillで撮ったデータのかなりを損失。
助かったのは、某作家さんに特別に許可を頂いて
Galleryで撮ったその作家さんの作品の写真。
その前後に街でスナップした写真や
歩き疲れて、友達とカフェでお茶した時に
顔優先AFで撮った友達のモノクロポートレイトが全滅。
正確に何をしたことがまずかったのかは不明だが
察するに、BreezeBrowserを使って
DP3MerrillのデータをSDカードからPCのHDDに移動したのが
イケなかったようだ。
一見、ちゃんと移動できているように見えたが
多分X3F(FoveonRAW)ファイルに埋め込まれているjpgだけが
移動していた模様。
SIGMA純正SPPというソフトでSDカードを見ると
プレビューjpgのない真っ黒なファイル名だけのファイルが残っていた。
プレビューjpgの残っているフォルダに移そうにも
ファイル名が一緒なので上書きになってしまう。
試しにやってみたら、今度はファイルそのものが無くなった、、、ッタク!
前にも似たようなことはあって、X3F(FoveonRAW)の移動には
原則SIGMA純正SPPを使うようにはしていたが、、、無念。
ただ不思議なことに、同じように移動したはずの
作家さんの作品写真は無事だった、、、謎。
逆に僕がなぜBreezeBrowserを使うか?といえば
サクサク閲覧でき、複数枚の写真を等倍で比べることが出来
ファイルの移動や一括リネーム
簡単リサイズやフォーマット変換、カラースペース変換
HTMLフォトギャラリー作成などの使い勝手がイイ。
以下のページ後半、そうとう昔書いたBreezeBrowserのこと
http://www.nambu-web.com/page_pola/pola_75.html
それに比較し、SIGMAの純正ソフトが
サクサクには程遠く、使い勝手も悪く
ま、現像はそれなりに特殊なので重くっても諦めるが
閲覧&マニュピレートの部分があまりにも時代遅れ!
んとに、頼むよSIGMA!

昨日Galleryで立体作品を撮った1時間あまりを含めほぼ5時間
歩るいてDP3Merrillを使ってみて、特に小さな立体作品撮って
下の写真のように背面液晶にゴム製ルーペ付きフードをつけて使う方法が
不格好でコンパクトではなくなるが快適だった。
つまり、DPMerrillシリーズにEVFが付いていると使いやすいということだ。
このゴム製ルーペ付きフードは
EOSmovie用にUちゃんから教えてもらって買い
3年前の「あいちトリエンナーレ」の舞台撮影で使ったっきり
使ってなかったもの。
さて、DP3Merrill初撮りの写真をお目にかけたいと思っていたが
上記の理由でちょっと延期、、、窓ガラス越しの雲景を一枚だけアップ↓。

兎にも角にも、AFを使いこなすことがキモ。
マニュアルフォーカスはフォーカスリングの回転角が大きすぎて
無限遠領域から1m近辺まで持ってくるのにぐるぐる回さなければならない。
AF範囲を選ぶのは、4方向キーのFOCUSボタンと左右ボタンを使えばできるが使いやすさから言えば、レンズ基部あたりに
合焦エリア選択用のハードウェア・スイッチ?ダイヤルリング?
みたいなものがあると便利そうだ。
欲を言えば、フォーカスリングの回転角をプログレッシブ
つまり遠距離では素早く、近距離ではゆっくり動くようになると
マニュアルフォーカスでも使いやすいかもしれない。
もっとも、マニュアルフォーカスで合焦を判断するのに
現状の背面モニターは解像度というか画素数が粗すぎる。
要するに「ウリ」であるはずのマクロ性能を使いこなすには
かなりの腕と忍耐を要するということだ。
AFの挙動で言うと、レンズがピント合わせしている音がするのに
モニターにそれが反映されず、
少し迷った音の後いきなりピントが合ったりする。
何れにしても、中望遠75mm換算という焦点距離は
ピントにシビアである。
フルサイズ換算で75mmという焦点距離は僕には使いやすいので
もう少し「慣れ」ると、楽しくなるかもしれない。
顔優先AFは、昨日試した範囲では実用的。
シビアに瞳のピントを追求するとハズレもあったが、、、、
ま、腹の立つことは山ほどあるが
Foveon画質が欲しいとなると選択肢はないし
このカメラぐらい撮影者を選ぶカメラは相手に不足なしという妙な気持ちも湧く。
お気楽に写真を撮るのも有りだが、何を撮りたいか真剣に考えないと
撮らせてくれないカメラというのもそれはそれでアリか?











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