この3日間ほどで読んだ以下の本
タイトルから察しがつく食品添加剤は危険などの話題ばかりではなく逆に食品産業が生み出した新しい技術で
これまで廃棄物にしかならなかったクズ肉や血
鶏の羽などを加圧処理などで「旨味」に変えてしまっていることに驚いた。
この10年間ほどでインスタントラーメンが
劇的に美味しいくなった原因がそれらしく
それはタンパク加水分解物という物質らしいが
それが良いか悪いか?好むか好まぬかは別として
環境負荷を緩和(産廃物を減らし)し、食料不足に対応する技術であることは確か。
ニセモノではあろうが、大豆から油を搾った残りカスを
食肉の増量剤に使うなどもある種「世界を救う」技術。
当初想像した感想とは別の感想を持ち始めているのも事実である。
大きな懸念としては、成長ホルモン漬けで飼育された畜産物。
主に輸入鶏肉で顕著なようだが、それは明らかに危険。
そして、欧米に代表される巨大食品産業から産み出される「食品」が
単に「利益」のみを追求するもので
それらを食する客を搾取の対象として見ていない商業主義の構造こそが脅威である。、
「フードインク」というタイトルだったか、前にその脅威は映画で観たこともある。
本物を選ぶか偽物でもよしとするか?
ニセモノは価格が安いのみならず、
場合によってはニセモノのほうが身体に優しい場合もある。
ニセモノだとわかっていて、その素性を知っていて
ニセモノを選ぶのならそれは個人の自由。
本物だと思わせられて騙されるのに気をつけるための参考書で
読み物としてかなり楽しませてくれ、オススメできる。
何れにしても、格安加工食品、格安飲食店・居酒屋、ファストフードは
それなりの覚悟をして食するほうがいいようだ。
さて、この本に引き続き読み始めたのが
ある意味一癖ありそうな近藤誠著の「医者に殺されない47の心得」と
同著者の「がん放置療法のすすめ」
「医者に殺されない47の心得」はすでに読み終えたが、
僕ほどの年齢の者には、とても気持ちが楽になる本だった。
以下の書評は大変参考になった。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4776207648/ref=oh_details_o01_s01_i00
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