2009年4月7日火曜日

誰の写真か?

饒舌な写真、寡黙な写真
言葉が、まとわりついてくる写真。
言葉で説明できる写真、、、など
僕にとって写真を考える上で、重要な切り口だ。
誰の写真か?、
一昨日、M女史から写真集「静かな生活」の後書き英訳が送られてきた(以下で既報)。
http://nambu-web.blogspot.com/2009/03/blog-post_25.html

正確に言うと、彼女の英訳を、ネイティブであるダンナ様=D chanが
文学的に、リライトしてくれたものだ。

今日僕はそれをJudyに送って、ふと思った。
1月出版直後、既に写真集「静かな生活」はJudyに送ってある。
レトロスペクティヴに編集したその写真集に
80年ごろ、たくさん撮リ、且つ良い出来だった彼女を撮った写真がなぜ入っていないのか?
彼女はそう思うかもしれない、

では、なぜ僕はそれらの写真を含めなかったのか?
それらの写真は、僕が撮った写真ではあるが
Judyの写真だと思うからだ。
仕事の写真もほとんどの場合、僕が撮ったクライアントの写真。
今度、BLJの20周年記念で館内に飾る予定の写真も
かつて、僕の名で写真展を催したとは言え、ミュージシャンに属する彼らの写真だ。
http://www.nambu-web.com/page_job/page_dm/botom.html

所有権というより、誰のための写真か?
誰に属する写真か?という問題だと思う。
これも写真を考える上で、大切な切り口だと
Judyにメールを書きながら、気づいたことだ。

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