2014年12月17日水曜日

「篠山紀信・写真力」展を松坂屋美術館で見た。

今週は暇、今日も午前中打ち合わせとロケハンが一件。
打ち合わせ後、空いた時間を利用して、打ち合わせ場所に近い鞄材料店でクラシック・テンバを直すパーツを買い
原さんのFBで紹介されてた「篠山紀信・写真力展」を松坂屋美術館で見た。クリスマスセール一色の松坂屋、何年か前まではクリスマスカタログの撮影をさせて頂いていたという微妙な鑑賞がよぎる。
さて篠山紀信、好き嫌いは別にして50年間の写真家人生はスゴイ。展示で言えば、巨大なプリントの力はグルスキーのそれよりパワフル。
多分その理由は、グルスキーの写真では「作為」やら「コンセプト」やらが透けて見えるのに対し、篠山紀信の写真では、圧倒的な被写体=特に人物の力が大きなプリントからストレートに向かってくる。一番それを感じたのは、1995年の大相撲の力士・関係者を集めた大集合写真だった。
カメラを囲んで扇型のように並んだ数百人?の視線が見るを者を射抜く迫力、大相撲関係者の気迫力の勝利でもある。僕は篠山紀信さん、写真が上手すぎて、器用すぎて、商売も巧すぎて、好きな作家とはいえないけど、当然ながらスゴイ人だ。意外と作家性が高いと言われている写真家より、魅力的な人物を撮影する政治力と、被写体力を素直に引っ張り出す写真で、「残る」人かもしれないという感想。
その好きでもない写真家の図録まで買ってしまった。その理由は、掲載されている写真より、巻末にまとめられている年代ごとの出版物記録と解説。
写真展鑑賞後、糖質制限ランチを自分で作って食べ
予定通り、6年ぶりに歯医者さんへメインテナンスに向かったのだった。糖質制限の話をすると、それは歯周病にとてもいいと好意的はご意見。歯も歯茎も状態は(先生が)予想した以上によいとの診断。ホワイトニングのようなことをしてもらって1時間弱で終わった。

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