もう一昨日になるが、愛知県芸出身の画家さん個展を撮影。前日になって突然カメラを変更、当初予定では5000万画素の威力を発揮しようとEOS5Dsで臨むつもりだったが、いや待て!絵画の複写だったらほとんどマクロレンズ級のSIGMA_dp3_Quattroがあるじゃないか!!、会場風景には超広角レンズ=dp0_Quattroが使える。EOSだったら魚眼系パノラマを想定していたが、会場全景ほぼ360度ともなればdp0_Quattroで複数枚撮ってパノラマ合成でなければ不可能ということもある。取材系ではボランティアに近い仕事に出陣させているSIGMA_dpシリーズだが、お金をいただく依頼仕事には初陣。さて使ってみると予想通り使いづらいこと甚だしい。撮影時のライブビューでのピント合わせは、見難い=粗い液晶+手動フォーカスリングの動きと画面表示のタイムラグがかなりのストレス。さらにバッテリーが持たないのでスリープを1分にセットしていると、ほぼ1カットごとに起動しなおし。まぁ、そこいらの鈍臭さが持ち味でもあるんだけどね。マニュアル露出撮影の慣れてないせいもあるが、何気にシャッタースピード・絞り値を動かしてしまったり・・・ま、可愛いカメラだとしとこう。だが、PCでのRAW現像の遅さ・ウザさもひとしお、、、パラメーターが違う場合バッチ処理ができない。オマケに仕上がった16bit_tifファイルが450MBを超えて、なんと常用の一番信頼している画像ハンドリングソフト=BreezeBrowserが、メモリーオーバーか?仕様なのか?表示できないこともあったり。そういう時にはAdobeのBridgeのほうが役に立つ(EPSファイルやCMYKファイルを見る時も)。
上にある写真、フォトショでパノラマ合成したんだけど、僕のミスで画像の重なりが不足して、自動では上手く繋がらなかった。しょうがないので、スタンプなど駆使してなんとか繋いだけどね。昨日使ってそのまま机の上に出しっぱなしになっていたSIGMAdp3Quattro、ついさっき夕方の雲が面白くて持ちだしてみたが、露出補正をマイナス3にしても、「えっ?」という明るさで写る。しかも、オートISOは1600を超えていて使える写真じゃないし・・・かと言って高感度が強いSONYα7でスナップするのもなんだかねぇ~だし、まぁイイんだけどね。カメラにはそれぞれそのカメラで撮るべきものがあるということをなんとなく感じた次第。
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