2022年8月3日水曜日

「ファナティック」「自己欺瞞」ジェノベーゼ

今朝の寝覚めは、多少飲み過ぎのキライ
「日常生活の冒険」を読み始めたコトは良かった。
忘れているストーリーやディティールも多く
そのうち、何故「コレ」は忘れたんだろうかと考えることから
「忘れたい事」や、僕にとって「どうでも良かったこと」など
その頃(18歳前後)から今に至る自分が透けて見えるかもしれない。
それとは別に、多感な時代に読んだこの小説
僕の語彙にたくさんの言葉を残していることが明白。
最近は使ってない言葉だが、
すぐに思いつくだけで、「ファナティック」「自己欺瞞」
概念としてはこの小説に書かれている意味での「モラリスト」
それとも別だが
饒舌な文体、、、ごく最近60文字でワンセンテンスを閉めることを思い立ったのは
長く続いた饒舌な文体への反省。
その後の人生に、ものすごく影響を受けた小説だった。
社会の有り様に異議を唱える年代はとうに超えた今
「社会の壁」やら「他者の壁」やら「壁」に立ち向かったり
壁を意識することを必要としない世代としては、
安部公房やヤマザキマリの「言葉」を読み進むのは結構辛かったことに比べ
自分の若かった日々を思い返すことが出来ながら、冒険譚を読み進むことは楽しい。
あの頃この小説を読んで疑問に思っていたのは
こんな楽しい冒険を出来る「原資=お金」はどこにあったんだろう?
冒険話とともに、その出納帳も示してほしいと思っていた。
当時は気づかなかったけど
1/3ほど読み進んだ時点で、それは書かれているね。
初めは四国の自爺様からもらったスエズ行きの旅費だったり、
第二部は売れ始めた大江健三郎の作家としての収入だったり、、、だった。

山ちゃんが似たような意味合い?↓で書いていたように思うが、
『 いい本に出会うと、その情景が描写され、違う世界を体験できるので』
自分の生活・人生とは別に、そばに他者の人生がある(小説の中でも)ことは
ときどき、気持ちの助けになるね。
さっき児童公園懸垂運動が辛かったときに、ふとそう思った。


今朝は内容は覚えてないが、イイ夢見で目覚めました。
その代わり45分寝坊して、朝の児童公園懸垂運動は暑くてせず。
昨日は午後から、Kindle読書を中断して
座っていると尻の下に汗をかくので、メッシュの椅子探しから始まり
快適なKindle読書には、低めの椅子、 PCデスク に 足を置くスペースの確保。
などモロモロのために、Amazonでハイバック(5年前に亡くなったK君は椅子はハイバックが良いとおすすめだった)の
メッシュ座面・背もたれ・リクライニングのワークチェアを注文。
PCデスクに足を置くスペースを確保するために、
『我慢せずにエアコンを』の呼びかけもあって、エアコンガンガンに回しながら
10年近くイジってなかった背面の電源周りを大整理。
今日椅子が届くのが楽しみだ。
Kindle読書のときには低めの座面でふんぞり返って読書
PC作業のときには座面を上げて、多少前かがみでキーボードを叩くというスタイルのつもり。
後日談になる・・・・
組み立て説明書も同梱されておらず、再梱包の気配もある『問題品』だったが、1時間ほどかけて(途中足りないワッシャーを買いに行ったりしながら)組み上げた。
そういう苦労も含めて、なんとなくお気に入り。
『ホンマモン』じゃないと思うけど、快適なKindle読書と足底腱膜炎の養生には一役買ってくれそう。

そういえば、ゴボウチップスを作る頃
次のバジル収穫→ジェノベーゼ作りをするんだけど
出来立てジェノベーゼも持っていこうか?
パスタやピザにももちろん良いけど
ラクレットで焼いた食材にディップのように使うと美味しいかも?

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