2011年1月19日水曜日

GF2でのスナップ演習から

GF2のマイカラーモード・シルエットで撮ったjpg画像を同時撮影のRAW画像(シルキーピクスのデフォルト設定で表示)を見比べていたり、さらにシルキーピクス・プリセット設定のハードモノクロームなどで見比べたりしていると、フィルム時代に比べてあまりにも簡単にいろんな仕上がりの絵を作れることに目眩すらする。今さら何を?という感じだが、スイッチ(やclick)ひとつで、お仕着せではあるけれど、いろんなプリント(正確には画像データ)を作れてしまう。どんな写真に仕上げるか?昔アンセル・アダムスが「ネガは楽譜、プリントは演奏」だったかな?そんな有名な言葉を残していましたが、今や「何をか言わんや」の状態。もちろんプリセットの仕上がりで「ハイ、チャンチャン」と言うわけではないにしろ、写真家は強い意志とイメージを持たないと流されてしまい、挙句の果てには漂流状態になりそうな危機感を覚えたのだった。
オリンパスのEP1でアートフィルターを使った時は、なんちゃって森山大道風とか本城直季風とかってお遊び感覚だったけど、こうしてGF2でのスナップ演習をしてみると、あらためて自分自身の意志の弱さに辟易してしまう。

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