2009年2月19日木曜日

venezia、カーニバル初日と帰国の日。

今日はバレンタインデイ、Veneziaのカーニバル初日、
そして、明日帰国する。
明日は、僕だけ(女房は寝かせておいて)朝6時ぐらいに起き
サンマルコ広場まで、出かけようと思っている。
それが、この旅行最後の、ヴェネツィアになる。
今日、僕にとってはたった一日のカーニバル、
もう3回目になるので
それなりに、立ち回り、それなりに、楽しんだ。


前のスレに書いたように、
ま、帰国した後でないと、気持ちがフィックス出来ないが
大きな意識の変化、「気づき」があった。
一つは、自分の撮った写真を見て
その時の「自分を見つける」ことが出来そうなことに気づいた。
もう一つは、カーニバルでマスケラをつけ、仮想した人々
これまでは、まるでヴェネツィアの観光写真のように
そして、よくあるヴェネツィアン・カーニバルの写真のように
「綺麗」に撮れればよいと考えていたが
彼らを「見られたい」と望んで来ている人々と理解すると
そういう生身の人間が、
仮面の下にいるという見方で、撮ることができると気づいた事。
これは、もしかしたら普通の仕事(撮影)で
援用できるパラダイムシフトかもしれない。
そんな二つのパラダイムシフトは、大きな収穫だった。
前にも書いたように、写真の仕上がりは、微妙だが、、、
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帰路、パリ、シャルル・ド・ゴール空港にて
朝5時過ぎに起き、サンマルコまで歩いた。
まだ夜明け前の道(↓)で、何枚か写真を撮りながら

夜が明けはじめると
なんと、仮装人達がお約束のゴンドラ乗り場付近(↓)にいるではないか!

カメラマン達も、本気モードの人々が集まり初めている。
知らなかった!、朝こそが撮影タイムだったのだ!
朝の速い光の変化(↓)に急がされながら、
そこそこ撮って、今回のヴェネツィアは終了した。

サンマルコ広場に「さよなら」を言ってくるほど
センチメンタルではない。

↑帰りの機上からも、ヴェネツィア本島が見えた。
写真中央、上のほうに
こちらに尻尾を向けている魚のように見えるのが本島。
左に寄り添って見える小さな島が、ジュデッカ島。
さらにその左、左端が切れているが細長く伸びている大きな島がリド島。
本島の右の島は、多分ヴェネチアン・グラスで有名なムラーノ島だと思う。

前にも書いたけれど、この旅行、昨年から続いている「閉塞感」に
風穴を開けてくれそうな予感がある。
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以上は、ほぼ現地またはシャルル・ド・ゴール空港で書いた。
写真は、2000枚程度撮ったものから
400枚ほどを捨て
残った1600枚から、400枚を選び
その中で、あえてBな写真を選び掲載した。

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