鰻は夏の食べ物だと思われがちだが
実は江戸時代平賀源内が、脂が載っていない夏の鰻を何とか食べてもらおうと
「土用丑の鰻」というコピーを考えて
それが有名になったという話をよく聞く。
http://gogen-allguide.com/to/doyouushi.html
裏を返せば、鰻は秋から冬にかけて脂が乗って美味しいということ?
普通、魚は秋からが脂が乗って美味しいよね。
この夏、我家ブームだった鰻の白焼茶漬け
ぜひ、寒くなったら再挑戦してみたいと思っていた。
そして、買ってきた↓、4Pと呼ばれる大きい鰻だ。
サントという問屋スーパーで、開いてもらい
骨と肝もつけてもらった↓
肝は当然肝吸い用に。
骨は切り落とした頭とともに炙ってからタレで煮つめ
そのタレを次の蒲焼のタレにする、我家の場合「次」は穴子だったり
今回は秋刀魚の蒲焼にしたが・・・
↓鰻茶漬用に、焼く前にカット
焼いた後で切ったほうが身が縮まないと思うが
焼きたてからすこし時間が経過してしまうので今回は先にカット。
↓「さんご塩」という粗塩を振ってロースターに入れて自動焼き。
↓茶漬け用に昆布と鰹節で出汁をひく(出汁を取る)
↓先食べ野菜はぶつ切りにした人参の油煮、
元々はゴボウを70度ぐらいの油でゆっくり煮るという、
ある料理本で見つけたレシピだが
その応用で京人参を油煮したら美味しかった、、、ちょっとマイブーム。
↓肝吸い用に椀に三葉を刻んで用意。
下はこの夏以来、下茹で以外全てに使っている「美味しい塩」=「さんご塩」
↓焼きあがった鰻をご飯の上に並べ、山葵と海苔を添える。
↓出汁を注ぎ出来上がり
で、お味はどうだったか?当然美味しかったけど
夏も美味しかった、夏より美味しかったかどうかはなんとも言えない。
油はよく乗っていたが、焼いた時にかなり落ちてしまった。
カットしてから焼いたのも、脂が落ちやすかったように思うし
何より縮んでしまった。
今回はブログにレポートしようと
料理をしながらスナップしたのだけれど
とてもプロが撮ったとは思えない写真の出来で面目ない。
なんといっても、カメラマンより料理人
料理人より食いしん坊の僕だった。
何時か「ソノ気」になったら
キッチンの近くに、料理撮影セットを組んで
写真を撮りながら料理するか?、、、それって仕事だよね!
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