6年前の「思い出」↑画像は志賀理江子の手書きメモ付き書籍の複写画像になるが・・・・
志賀理江子!、発想や方法・手法が面白くて、写真そのものはかなりグロなものが多いが、僕は大好き。1億画素のGFX100を買うきっかけのひとつにもなった、もう3~4年前になるが豊田市美術館の高さ5mを超えそうな壁一面を覆う彼女の作品、正直言って画質が悪すぎで、僕的には作品コンセプトも含めてNGだった。
その後、去年の東京都写真美術館で観た「ヒューマン・スプリング」、2mx3mぐらいの大判プリントに圧倒された、画質はトヨタで観た作品より小さいプリントということもあって、まぁOk。同時に思ったのは僕の写真をあの大きさに伸ばしたら、どんな画質になるのか?、4200万画素で撮ったVenezia2019で撮ったお気に入り写真を、2mx3m相当に拡大し、一部分をA2サイズでプリントアウトしてみると、多分志賀理江子のプリントより良好な画質。コレならいけると、去年11月の自分の写真展では、180cmx120cmをはじめ大判プリント10点を制作・展示。すっかり大判プリントの魅力にハマったというわけだ。
大判プリントで解像感を維持するには、まずは画像解像度(画素数)を高くすることが第一歩、それにこたえられるレンズで撮ることも重要だが。
画素数はともかく解像感が魅力でFoveon派だった僕だが、今年春発表されると予想していたシグマのフルサイズFoveon搭載のカメラが、発表延期の報を聞き、Foveon熱が冷めFujiの1億画素GFX100に向かった経緯になる。
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