「一歩前進二歩後退」というのは、ロシア革命でレーニンの言葉らしい。
(追記:正しくは、レーニン著書の題名だった)
高校生の頃、それを聞いたんだったと思うが
それじゃあ、トータルには一歩後退になり
ネガティブな意味だと思った記憶がある。
ほんとうの意味はわからないが、今はポジティブにボクは使っている。
昨日のリフォーム会社との打ち合わせ、
スタジオ北東の現在シャッターがある開口部に大きな窓を作る件は
リフォーム会社重役さん自らが発案してくれたように
シャッターを残したまま、内側に窓を作る方法が
「コロンブスの卵」的ブレークスルーだった。
撤去に関わる費用を軽減し、雨仕舞いはシャッターに任せ、
木製の窓を消防法的にクリアになる。
通常はシャッターを上げきっておけば窓のみ、
台風などの時は窓の外のシャッターを降ろす。
しかし、既製鉄製の飾り格子を取り付けたい希望、
ガラス面積を最大限取りたい希望、
デザイン、強度などが上手くまとまっていなかった。
そこをリフォーム会社M氏が持ってきてくれた飾り枠レイアウト案で
ガラス面積を若干犠牲にすることで、木部が分厚く存在感を増し
飾り格子のレイアウトも綺麗にまとまり、しかも若干費用が安くつく。
←だいたいこんな感じ
ソコは一歩前進。
ところが屋上防水でつまづく。
施工する職人さんが現場を見ると、
作業の困難性で足場を組む必要があるという話。
予算面と隣近所の絡みで今回は足場を組まずに作業する心積もりが崩れる。
パラペットという屋上周囲を囲むように取り付ける金属部品を再設計するか?
という話で一歩後退。
次はエアコン。
既に21年使っているエアコンを、せっかくのリフォームチャンスだから
一気に交換しようと検討をお願いしたのだが
どうせなら、使いやすく変更したい部分があり
現状8馬力の大型事務所用床置1台でまかなっているスタジオ部分を
5馬力型を違う方向に向けて2台並べるというプランも検討をお願いしたのだが
とんでもなく見積が上がってしまった。
モロモロ話し合い、とりあえず今回のリフォームではエアコン交換は見送ることにした、、、二歩後退。
ま、当面なんの問題もなく動いているので
今回交換する必要もないんだけど
エアコンのこの20年間の進化は相当らしく、電気代がうんと下がりそうなメリットも今回見送り。
シャッターを残して窓を内側に作るようなブレークスルー案を
ご提案いただけなかったという不満も、ボクには少々。
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