2011年9月5日月曜日

アートな日曜日

先週の日曜日、まず午前中某絵画作家の個展↓で作品と展示風景を撮影=仕事。

http://www7b.biglobe.ne.jp/~zohya/kikaku/kikaku.html

単なる複写といえばその通りだが、絵画を忠実に再現するという視点で
僕的には相当真剣。
作家やギャラリーオーナーとの雑談も楽しい。
予定通り、お昼前に仕事は終わり、
スタジオから車で10分ほどの別のギャラリーに向う。
向かったのは、時々仕事のアシスタントをお願いしている若手女子写真作家の個展。

http://www.gallery-garaku.ecnet.jp/current/index.html
彼女の大学卒業の時期に紹介され、知り合いのスタジオに就職仲介した仲、
そして、ボクのお古PCをもらっていただいた仲、
作家としてはかなりシリアス系、プロカメラマンとしては駆け出し。
オープン10分前に到着したが、作家本人はおらず少し残念。
写真は、上記リンク先で個展DMに使っている写真↑がとてもイイ。
こういう作家の作品については、良いとか悪いとか言うのは適当ではないと思う。
つまり、オーディエンスがいいと思おうが、悪いと思おうが
彼女の感じたものを表現しているわけだから。
そして表現技術が優れているとか、イマイチであるとか言うのも
作家が発表している以上、傍がとやかく言うべきでないと思った。
ホントは、この構図もっと寄ったほうがいいんじゃない?とか
先輩ヅラして、言いたい写真もあったのだけど。
つまり、そういう「意見」や「批評」を言うべきではないと思わせてくれた個展だった。
少し、力をもらった感じ。
その日はそれだけには終わらなかった。
写真展と同時開催されていた陶芸展=松永泰樹陶展「
掌(手のひら)サイズ」
ギャラリーオーナーに誘われて見たその陶芸展だったが
白くマットなハケ跡が残る粉引きの楕円形40cmぐらいのお皿が目に止まる。
置いてある場所が窓の側で、窓から曇り空の柔らかい光がその皿の質感を際立たせていた。
だが、お値段が¥42000!
作家モノとは言え、¥42000のお皿を独断で買うのは???
一旦ギャラリーから帰り、午前中に撮影した「絵画」写真の現像&仕上げをした。
夕方、女房が迎えに来て、
まだギャラリーのやっている時間だったので、急いで「お皿」を見てもらいに行く。
つまり、女房の
「OK」または意見を聞きたかったわけだ。
気持ちの中は、「リフォームでお金がかかるこの時期に、4万円のお皿はないでしょう?」と言われそう。
ところがギャラリーに着いて、ちらっと陶芸展を観た女房
何やら欲しい物がある様子。
ボク一押しのお皿もともかく、
ボクも目をつけていた同じような仕上げの丸いお盆のような大皿とか
やはり粉引きの白マットのお椀とか、マット仕上げの壺のような花器とか
かなりお気に入りがたくさんある様子。
だが、各論で微妙にボクと意見が合わず
例の¥42000の楕円形のお皿はペンディング。
とりあえず、粉引き白マットのお椀の内
微妙に形色が違う似たものが数点ある)で、
ボクが気に入った一つ↓を買うことにした。

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