2009年1月8日木曜日

写真館の準備

明後日=10日と、12日
「真冬の写真館」
メインの飲み物=ホットワイン用にオレンジを20個
表面のワックスと防黴剤はよく洗ってとった。
スパイスもたっぷり、ミルで粉砕し
隠し味のグラン・マルニェも調達。
ロジャーグラートもオーケー、ビールも調達。
エスプレッソ・マシンも清掃・調整。
お茶は、いつものアールグレイとベトナム蓮茶に
ジャスミンティーも準備済み。
準備は、少しづつ、ずっと、していたのだが
肝心の撮影セッティングが煮詰まらず
困ったものだと、困っていた。
2週間ほど前には、
白飛ばしバックで、硬めのライティングと「心積も」ったのだが
今日、女房をモデルにセッティングを煮詰め
煮詰め切れず、一人になって考えた結果
何とか、イケそうなセッティングを作れそうなところまで煮詰めた。
ライティングやらバックやら、パラメータが有りすぎて
絞り切れなかったというのが本当のところ。
モデルなら仕上がりの想像もつくが、
モデルじゃない「普通の人々、特に女性」を
綺麗に撮ろうとすると、どうしても「安全な」フラット・ライティングを選ぶことになる。
が、どうせなら「カッコよく」撮りたい。
最近の僕の「カッコよく」は硬めのライティング。
んーん、困った、、、のである。
今回は「テーマ」を決めてなかった。
2007年の写真館では、「曇り空」と「絵画調」がテーマだった。
結局、「2009、真冬の写真館」、テーマを「光あふれる」に決定。
ま、セッティングはそのとおりで作る。
もう一つ、内々のテーマは「露出オーバー」
さらに、ピンボケも内々では心積もる。
それは、ディスタゴン35mmF1.4を開放に近い絞りで使うことだ。
この使い方、このところお気に入りで
2月のヴェネツィアもそれでいこうと思っている。
結局、写真を撮るにはレンズ一本。
「女の道は一本道」は、大河ドラマ「篤姫」でのフレーズ
男の道も、写真の道も、これなんですね。
もちろん仕事では、必要とクライアントの要望に沿って
何本かのレンズを使い分けるのだが
そこが、コンセプトのブレに繋がったりもする。
自分のための写真を突き詰めれば、レンズは一本。
こんなことを考えながら、明日「詰め」ようと思う。
このメインセッティングとは別に
スタジオ3階に、一人用のシリアス風セット。
天気がよければ、駐車場に紗幕を張って
蔦のからまる板塀をバックに
フラットな自然光のセットも作ろうと思っている。
被写体の人それぞれと、仕上がりのご希望を聞いて
どう撮るかを決め、撮るのが
僕の役割で有り、楽しみで有り、
かつ、「お勉強」だと思っている。
場合によっては、モノクロ仕上げもするかな?
そうだ!、もう一つ。
C.P.B.(チェリー・ピーチ・ブロッサム)という、
クライアントでもあり、正統派を自認するアパレルメーカーさんが

二着だけど、お洋服を展示
ご希望があれば、着ていただいて結構とのご協力。
ただし、サイズは9号、、、細めモデル撮影用のサンプルを貸していただけることになった。

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