2007年6月24日日曜日

映画:「あしたの私のつくり方」軽い感想。

表題の映画は、先日「毛皮のエロス」の後
入れ替え制だったが、追加で観た映画。
インサートされている「風景」が、
僕や、近しいカメラマンが撮る日常的な風景、
特に空の風景だったことに
妙に共感。
ひとつのスクリーン上に、窓を使って二つのシーンを見せる
テクニックは、好みではない。
シーンを変えるとき、暗転の仕方が
暗くなりながら、ハイコントラストになって暗転する。
ファインダーを覗きながら、絞りを絞っていくようで、
カメラマン的な視線を感じる。
映画全体は、すごく感動したというほどでもないが
僕の守備範囲では無いジャンル・・・新鮮だった。
正直言うと、
最後に、これまでニックネームでメールしあっていた=二人の女子高校生が
携帯で名乗り合うシーン、涙が出た。
高校生の頃は、この手の映画結構見てたんだったよね。
昔見てた映画群に比べると、ずいぶん「柔らかい」けどね。

映画もさることながら、劇場が気に入った。
とっても小さく、真ん中にあるカフェをはさんで
スクリーンというか、映画館が二つ。
そこは、シネコン的だが、なんともチープで居心地よし。
カフェで売っている、サンドウィッチやチャイも美味しかった。
女房と行ったのだが、
どちらか一方が50歳を超えているカップルは
二人で¥2000!という料金設定、どこでもあるが「好きだ」

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