旅の覚醒はどうだろう?、今回の旅行ではあまり感じなかったと思う。でも旅から帰った覚醒感が強い。自分の車、もう10年になろうとするほぼトラックに近いマニュアルミッションのワンボックスがとっても素直な車に感じた、軽くて薄っぺらで人馬一体感のある車に。今回の旅行では、ボクとしては珍しく美術館を5軒も訪ねた、基本的に美術館詣では女房の趣味でボクはそれに付き合っているだけなんだけど、今回はまず、ウィーンのレオポルド美術館でエゴン・シーレを見たすぐその足で、道を挟んでほぼお向えにあるウィーン美術史美術館でレンブラントに惹かれて訪れた。ボクはかなり圧倒的に絵画は具象が好きなんだけど、中世に当たるのかな?ハプスブルグ家の膨大な具象画コレクションは写真のなかったその時代、イメージ(絵)の役割や観賞の意味について、考えさせられるところが多く、かなり感動。ヴェネツィアでは、去年行けなかったパラッツォグラッシでコンテンポラリーアート、女房と女房のオススメで昨年訪れたCちゃんもオススメのペギーグッケンハイム美術館でこちらは20世紀半ばの流行&有名どころ(ピカソやダリやカンディンスキーや)を見た。コンテンポラリーアートは「あまり」なんだけど、昨年のヴェネツィアMappingTheSutudioといい、金沢21世紀美術館といい、それらで浴びた(例えて言うと)放射能が、今年のパラッツォグラッシで目覚めた感がある。これはボクの感じたことだけど、たとえ平面作品であっても空間を表現出来るというか、感じさせる作品がコンテンポラリーアートの魅力的な作品ではないだろうか?美術史は全く疎いけれど、コンテンポラリーアートはなんだか、額縁を超える表現を目指しているように思う。
先ほどスタジオに着いて、ノートPCにセーブしてあった写真をスタジオのRaidHDDにコピー中。
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