2009年1月31日土曜日

It's fine, this morning.


激しい雨だったが、雨上がりの澄んだ青空。
キッチンの網越し。

洗濯物もキレイ、女房は洗濯物など撮るなという。

スタジオのフォールディングシャッター、ここにこれだけ雨が溜まるのは
激しい雨だった証拠。



ご近所の様子。
ホントは、今朝
寒くなくって、空が青くって、風も心地よくって
「違う」というご意見もあろうが、
僕は、80年代に行ったカリフォルニアを思い出した。
微妙に違うとは、僕も思っているのだが、、、
なんとなく、気分がなのだ。
間近に迫った、Veneziaを意識して
「感じたら、カメラ!」を心がけるNである。

2009年1月30日金曜日

お礼状 vs. Email

先日の写真館、「皆様を撮った写真=プリント」や、後送した写真集は2週間ほど前に
それぞれのお手元に、届いたはずだが
この数日、お礼状やら、お礼の品が届いたりしている。
ありがたい話だ。
達筆で、お礼状を下さる方などに限って
Emailを使っていらっしゃらなかったり、ご高齢だったり
そういう場合、返礼のお手紙やハガキを書いている。
その手紙やハガキは、PC上で打ち
紙に(大きな書体で)プリントアウト、署名のみ手書きにしているのだが
考えてみれば、Email=インターネットが普及する前には
こんなに手紙を書かなかった。
ネット時代になって、うんとお手軽に気軽にメールを出す。
中身は、結構古風な言い回しを使うところが、我ながら笑える。
ネット時代、日記はブログ、手紙はメール、掲示板にも書き込みするし
さらにまとめた文章はウェブサイトへと
前ネット時代(造語)に比べ、文章を書く機会も量も、確実に増えている。
今日は、マリアージュの紅茶をお送りいただいたIhさんに
返礼のはがきを書いたのだが
面白いアイデアを初めて使ってみた。
15年ほど前、「12葉のスペイン」という写真展で
16x20インチの展示用プリントとは別に
ほぼハガキサイズで、同じイメージをオリジナルプリントに焼いた。
「買いやすいプリント」が目的だったので
大量に作り、大量に余っている(↓)。
エンボスの刻印入りの、正真正銘シルバーゼラチンプリントである。

この裏面に、文章をプリントアウトし
薄紙に包み、封筒で送るのである。
なかなか、いい感じのプチ・プレゼントになった。

追記:
そのオリジナルプリント、使った紙の名前を忘れたが
(調べたら、LUMINOSのclassic_charcoal Rという紙だった)
微妙な光沢感と凹凸感がある厚手のマット紙
ほんのり黄色味がかったベース。
(しかも、その紙に思いっきり「濃く」焼き、後で硫化脱色して、適正な明るさのプリントを作っていた。)
そう、暗室機材を処分するきっかけになった
ピクトラン局紙とよく似ている。
ピクトラン局紙を初めて見たときから感じてはいたが、なるほどね。

amazonで「静かな生活」

先に風媒社より出版いたしました=僕の写真集「静かな生活」、
僕もよく利用しているアマゾンで
検索したところ、購入可能になっております。
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_ss_gw?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Daps&field-keywords=%90%C3%82%A9%82%C8%90%B6%8A%88%81@%93%EC%95%94%92C%97Y&x=11&y=15
検索ワードは、「静かな生活」「南部辰雄写真集」「風媒社」などでオーケーです。

それにしても、アマゾンで自分の本を見るのは気持ちいい!
今度の日曜日には、装丁デザインをしていただいたT君と
パルコなど、栄の書店を見に行こうと計画していたり、、、
なんとも、無邪気なもんです。


追記
以下、風媒社でも通販開始。
http://www.fubaisha.com/search.cgi?mode=close_up&isbn=5189-4
こちらにも!、以下ぜひレヴューなどお書きください。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/AAX73039/
まだあった、
http://mobi.bestprice.net/detail/24288/12195963/
検索方法によっては、既にリンクを切ってある「中身を見られるサイト」も見れてしまう!

A4サイズ、クロネコメール便

郵便(定型外)だと、A4サイズの書類が入る封筒(角2)に
CDなどまで入れたり、厚さ1.5cmの書籍などいれた場合
切手をいくら貼るべきか?
僕は不慣れなので、皆目わからず、
郵便局が開いている時間に持ち込み
窓口で、値段を聞き、切手を買い、投函しなければならない。

対して、クロネコメール便
普通便なら、A4サイズプラスで、厚さ1cmまで、¥80。
厚さ2cmまでなら、¥160、、、ネット上で配達状況の追跡まで出来る。
そしてクロネコメールを発送できるコンビニは
スタジオから、約100m24時間営業。
対して郵便局は、約300mぐらい離れ、夕方4時半ぐらい?には閉まる
どちらが手軽で、お値打ちか比べるべくもない。

ところがそのメール便、
A4と規定されているサイズ(A4より少しい大きい)を少しでも超えると
厚さ1cmまででも、¥160になってしまう。
ヤマト運輸が宅急便用に売っているA4+の厚紙封筒(レターケース)。
これが、メール便だとB4扱いとなってしまう。
この件がトラブルになったことは、前にも少し触れた。
(レターケースを売ってくれたヤマトの営業所で、クレーマーして、無理やり引き受けてもらった)
実は佐川急便のビジネスレターケース、ちょっとサイズオーバーするが
コンビニで許してもらえる範囲の大きさ。
でも、でっかく青く「佐川急便」と書いてある封筒を
ヤマト運輸のクロネコメールに出すのは、ちょっとね。
僕が発送するものは、内容的にA4を超えることはまずない。
しかし、プリントや光学メディアを送ることが多いので
普通の封筒の場合は、厚紙で補強する必要がある。

つまり、クロネコメール便のA4規格に収まり
厚紙で出来、封も簡単な封筒があればいいわけだ。
それがあった、決してポピュラーではないが
つまり、カウネットなどのよくある文具通販ではみつけらなかったが
ネットの片隅で見つけたのである、、、若干割高ではあったが。
http://www.emyus.com/hako/s_bfuto.html
上記URLのBF-3というのがそれ。

僕がその封筒を一生懸命探した理由は
「静かな生活」を送るため、
厚紙で封筒を作ったり、補強したり、イロイロ苦労していた。
必要は、発見の母だった。

2009年1月29日木曜日

左手でフォーカス、右手でシャッター。

今日は、学校をずる休み、モトイ、会社をずる休み。
そのかわり、運動はした。

タイトルの「左手でフォーカス(ピントあわせ)、右手でシャッター」というのは

昔の、マニュアルフォーカスカメラならば当たり前のこと。
もちろん今でも、
オートフォーカスカメラにマニュアルフォーカスレンズなら、変わらない。
僕が使っているEOSには、昔から親指フォーカスモードというのがあって
右手親指が当る位置にあるボタンにAF(オートフォーカス)作動を割り当て、
任意の時だけ、オートフォーカスをするセッティングができる。
一昨年あたりから、EOSに限らず
右手の指で、オートフォーカスを動かすボタンを装備したカメラも増えてきた。
僕は仕事ではほぼすべての撮影で、TSEというオートフォーカスではないレンズを使い
プライベートでは、旧京セラのヤシコン・ツァイスレンズを
マニュアルフォーカスでしか使えないので、そうしている。
つまり僕は、左手でフォーカス(ピントあわせ)、右人差し指でシャッターを切っている。
なぜ、こんなタイトルで改めて書いているのか?
それは、僕がオートフォーカスレンズを使う時は
右手親指でカメラにピント合わせを命じ、
同じく右手人差し指でシャッターを切ると言う動作をするのだが
それが、「ウザイ」と気づいたことが書きたかったのだ。
つまり、頭の中の右手に命令を送る部分が
ほぼ同時に二つの仕事をすることで、何げに動作が遅くなる。
右手でピント、左手でシャッターなら
同時パラレルな作業が気にならないことに、気づいた。

それとは少し事情が違うが

ズームレンズを嫌う理由も、近いかもしれない。
被写体をファインダー越しに見ながら
左手で、ズーミングする作業が妙に「ウザイ」のである。
むしろ、脚を使ったり、身体を前後させて
被写体の大きさ(被写体までの距離)を変える方が
身体感覚にマッチする。
もちろん、それが出来ないこともあるし
ズームレンズの方が、変化の幅が大きいのは承知の上。
逆に、ズームレンズで大きさを大きく変えて
つまり構図まで変えることに、頭を使うことが苦手のようだ。
もう少し、突っ込んだ言い方をさせてもらえば
ズームレンズで、構図を変えるような撮影作法を
僕は一般的な撮影では、潔いと思っていない。
くどいようだが、仕事では必要に応じて
僕もそうしている。
たとえば、撮影位置を決められた劇場やスポーツの撮影
どこで、何が起こるかわからない、祭りなどの取材とか、、、

下の写真、ホントは一番下の一枚だけでもよかった。
なんでもない風景に、「魔物」がいるような気がして
ウォーキング途中で見たその風景を、カメラを取りに帰り、戻って撮った。
他にも魔物を感じるところはないか?ット
下から、逆順に撮った。
その後、カメラのメモリーカードを整理していて
もう少し写真を加えたのである。
いささか、蛇足気味だと自戒している。






2009年1月28日水曜日

朝ごはんは、ロールケーキ。


予告どおり、朝ごはんは
名古屋・栄・ラシックにオープンする「ピネード」のロールケーキ。
1ロール丸ごと持って帰ったのだが、
昨夜、誘惑に負けて一切れ。
今朝は、女房のデザートに一切れ↑
なので、僕の朝ごはんは1ロールの7割ぐらい?
それを朝ごはんにするのも、恥ずかしいので
写真は女房用のデザート一切れ。
もちろん本当は、こんなにひしゃげてはいない。
昨日持って帰るとき、こうなってしまった。
昨日も書いたが、濃厚だが、甘さ控えめの「大人の味」。
今時のロールケーキで、グルグル巻ではなく日の丸ロール。
これは、栄三越4階・Tiffinの「栄ロール」と同じ文法だ。
しかし、さすがに消化がいいようで、
ロールケーキを7/10ロールも食べたにしては
午後一時過ぎ、長い打ち合わせ最中に空腹で腹が鳴る。
周囲の、タバコぷかぷかも効き
(僕もご相伴にあずかったが)
なんだか、フラフラ。

2009年1月27日火曜日

チーズケーキ、ロールケーキ、一報。

昨日は久しぶりのウォーキング後
体重測定、これが結構問題だった。
なんと、禁断の64Kg超え
3年前に、一時禁煙した後以来の「高値」
ちなみに、現在はパーシャルスモーカー
通常はニコレットでニコチンジャンキー、もらいタバコはオーケー・歓迎。
今日は、仕事で撮影したチーズケーキ&ロールケーキを
「撮影後、食べてもいいよ」っと、嬉しいお言葉。
チーズケーキは、助手をしていただいた若者(パティシィエ志望だった)が
大半を食べた。
(さすが、若者!、栄ラシックに新オープンするそのお店の店長は彼の友人とのこと)
ロール・ケーキは、先ほどちょっと味見
大部分が、明日の朝食になる予定。
流行りの「軽い」味(植物性由来)ではなく、しっかり濃厚。
かなり、お気に入り。
すべて上手く運べば、
(食べる前に、写真を撮ること忘れなければ)
明日、その「姿」と賞味レポート
入手情報など、アップさせていただく。

2009年1月26日月曜日

『フィールド・オブ・ドリームス』(Field of Dreams)

今、BSで見終わったばかりの表題の映画。
こういう映画、女房がツタヤでよく探すカテゴリー「ヒューマン物」
確かに、いい映画、ちょっと涙が出ました、、、Mさん!

テオ・ヤンセンはすご過ぎる!

1週間ほど前に書いた「テオ・ヤンセン」のDVDが届いた。
今見ているが、やはりすごい。
そんじょそこらの、現代アートなど「クソ」である。
彼こそ、本物のアーティスト!!!
現代の、レオナルド・ダ・ビンチ?
もし、ジョージ・ルーカスが
スターウォーズの続編を作るなら、彼の動くオブジェは
主役級の「武器」になりうる。
トヨタもホンダも、二足歩行にこだわらず、
彼のオブジェの動き方を学ぶがいい。
多分80年代?
「絵を描く機械」と彼が紹介したのは
現実をスキャンしながら、インクジェットで原寸大に描く機械。
今なら、簡単だが
80年代に!
是非、皆様も何らかの方法でご覧になることをお薦めする。
ちなみに、今東京で彼の作品に実物を見ることが出来る。
http://www.hibiya-patio.jp/theo/
僕は、DVDで十分満足しているが。
もう一度、関連URLを下に記しておく。
http://www.strandbeest.com/film.html
彼のアーカイヴDVDは、円高のせいか?
¥3000を下回る価格で、ヨーロッパから送られてきた!
追記;
東京展では、¥1980!で売られているそうだ。

2009年1月25日日曜日

古雑誌の整理:本日のミッション:進行中






ココまでは昨日。



↑整理する対象の山
↑途中経過だが、スクラップする方のページ。

↑PCのあるテーブル、その下に光が入っている。

↑だいぶん減った状態。

昨日、採った我家の「貴腐葡萄」、習作一枚。


↑雲で日差しが翳った、一枚。

↑いつもの窓辺。

↑スタジオの紗幕、洗濯が終わった図。
↓元の写真に日差しがあるのではなく、スダレ越しの日差しが落ちているの図。

天気がいい日曜日=休日。
スタジオ行きはやめて、サンルームに積まれた古雑誌の整理をすることにした。
つまり残してあった雑誌を、見直して
本当に残しておきたい写真のみを破りスクラップする作業。
ココで「お別れ」になるので、一瞬で決めているが、真剣勝負、
「見る目」を鍛え「好み」を省みる感性exerciseである、
頭は使わない、頭を使うと「ゴミ」が増える。
作業途中で、一ヶ月ぶりのウォーキングを予定している。
久しぶりなので、負荷ウェイトも、軽い筋トレもなし。

整理しながら、かつスナップもしている。
5Dに、35mmF1.4=ディスタゴンだ。
状況報告。
ImpressionGold=Amexの会員誌は、面白い情報がたくさん有り
結構破って、スクラップコースへ入いる。
古典的ともいえるが、そそられるルポ写真。
それらはほぼ棄てている、、、好きだが。
ずいぶん、影響を与えられた写真たちだった。
逆に、意外な写真を残していたりもある。
「deja-vu」は、ほぼそのまま残すことになりそう。
こちらは内容が濃すぎて、頭を必要とする。
というわけで判断保留のまま、保存。
「Shinc」は、微妙。
「H」と、「ジャップ」は、その時代には先鋭だったと思うが
今見ると、ほぼ全滅。
意外にも、「studio voice」一冊丸ごと全滅。
中で迷ったのが大野純一
実は大野純一、大好きで写真集も一冊持っている、
エアプランツを撮ったモノクロ写真
好きなんだが、そして背景に鉛板を皺にして使ってあって
それも好きなんだが、構図に破綻がなく
つまり、考えて撮った「考え」が透けて見える。
Sh・I・N・C、初期の版型が小さい6冊は
中身はほぼ全滅だが、五味彬の撮ったモノクロの表紙と
僕の受けた影響を考慮し、すべて保存。
ココで、ランチ。
内容はジャンク、恥ずかしくて書けないほどジャンク。
「Switch」は、結構好きな雑誌だったが、
これも意外に丸ごと全滅が続いている。
大江健三郎特集号は、丸ごと保存。
自分の撮った写真が載っている雑誌も発見。
気に入らない写真もあるが、とりあえず保存。
むしろ、整理しながらスナップを結構撮っている。
とりあえず、気持ち良く撮っている。
やっぱり明るいレンズは気持ちいい、ツァイスレンズのことだ。
****************************
藤原新也が撮った「バリ」と、
ピータービアードを松本直明という人が撮った写真を
Switchから、切り取った(スクラップ保存)ところで
日差しもかげり、今日は終了。
半分は片付けたかな?

2009年1月24日土曜日

その後、キティ


下のブログをアップし終わり
帰宅前に、スタジオ近所の「ピーコック」をのぞくと
駅弁フェアのようなものをやってる!
でっ、見つけたのが↑。
残念ながら、僕の趣味ではない。
パリに住む中学時代の同級生=ピアニストYさんが
大のキティマニア!
パリのプランタンにも、ロンドンにも
ハローキティのショップはあるらしいが
この宝塚スペシャル、きっと彼女、喜びそう。
この2、3年毎年初夏には一時帰国しているので
一昨日、写真集を送ったばかりだが
帰国するであろう4月にでも、
手渡しできれば(もちろん弁当箱のみ)と、駅弁を買った。
中身は、先ほど半分だけ夜食に食べ
肝心の器をきれいに洗って、彼女の一時帰国を待つわけだ。
上の写真、さすがに我ながら外連味なさ過ぎ!

曇り、後晴れ、その後はわからず。

朝ごはんは、この正月初めての餅、、、開いた鏡餅の雑煮風なべ。
冷蔵庫の葱が足りな目だったので、
こちらも残り少ない畑の葱を採りに、庭へ出る。
葱の隣に植えたトマトが、大きくなれず、赤くなりきれず
落ちている、、、すこし憐れ

やはり庭で、採らずにおいた葡萄が
貴腐葡萄?のようになっている。

その「憐れ」が美しく写真を撮るが、他にも房が離れてあり
集めて、あらためて撮りたいと
鋏で枝を丁寧に切り、採集。
昨夏の写真展、そして一月の写真集、「静かな生活」と題したが
今朝撮った写真は、「普通の生活」と題したい気分で撮った。
普通の光景を、普通に撮った写真が、最近好きだ。
この好み、仕事では微妙で

一般的には、そういう写真は「普通の写真」として
注目も評価もされない。
でも、この先そういう気分で撮っていきたいと想い始めている。
そうだ「外連味」のない写真、
仕事は、オーディエンス(クライアント)が望めば
外連味たっぷりに撮っておみせするつもりだが、、、

朝食後、ブログの下書きに
「明日は、昨日と違う」と書いておいた。
その意図は、
「昨年までやっていた仕事が今年もある」と思ってはいけない、、、と
どちらかと言えば、「曇り」な気分、
それを匂わせる話を昨日聞いたせいだろう。
もっとも、だから明日のこと想うなら、新しい明日を想え、、、と
前向きな姿勢を自らに言い聞かせたわけで、「雨」というわけではない。
午後、僕の写真(オリジナルプリント)を
これまで何枚も買って下さっている方(クライアントでもあり、代理店社長でもある)に
写真集「静かな生活」を、一冊届けに出かけた。
一時間ほど、写真集の話やら四方山話をした後
なんと、20冊届けるように、言ってくれた。
もちろん請求書をつけて!「太っ腹!」、
もともと「谷町」気質のある方で
その方の姓(先祖)に由来した
誰でもその名を知っている町が、
東京文京区にあるほどの家柄。
というわけで、後晴れ。

もう一つ、ネット上のちょっとした諍いが解決。
3年ほど前、ちょうどこの時期にも
ネット上の諍いがあった。
そちらは、解決せず絶交した。
この件、「晴れ」というわけではないが
雨雲が足早に流れ去っていく風景。

2009年1月23日金曜日

写真集「静かな生活」のある書店

先ほど、出版社=風媒社のRさんから
写真集の配本先書店を知らせるメールが届いた。

僕も、明日見に行こうと思ったが
実際に店頭に本が並ぶのは、
大きい書店で、来週半ばからだそうだ、、、悪しからず。
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名古屋の書店に関しては、うちの営業が書店から注文を集めました。

・丸善(栄)
・リブロ(パルコ)
・三省堂タカシマヤ
・ナディア愛知(芸文センター)
・コロンブックス
・ジュンク堂(名駅)
他の書店にも配本されますが、
詳細は取次にしかわかりません。
確実なのは以上のお店です。
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2009年1月22日木曜日

変更レシピ:ホットワイン

夕方、radio-iで
毎晩の晩酌=我家定番のホットワインのお話をやっていた。
そのレシピは、それぞれ家庭独自のものもあるようで
どれが「定番」かは微妙な感じだが
我家レシピ、
先日の「真冬の写真館」で
皆様に迅速にご提供するため、若干の工夫を加えた。
どう工夫したのかと言えば、
シナモン+クローブ+カルダモンは少々を、ミルで粉砕するまでは一緒
その粉に、グラマルニエをしっとりする程度加え
さらに、蜂蜜をかなり加え
ペースト状に混ぜた=「元」を作る。
1L の安いライトボディの赤ワインに付き、オレンジを半個
そこに、前述の「ペースト」を大匙一杯加える。
という具合に変更。
これが、簡単かつ、微妙にイケる。
そして毎晩、ミルでスパイスを粉砕する仕事をする必要がなくなった。
来月になってしまうが
ヴェネツィア・サンマルコ広場の屋台か
カンナレッジョの道端屋台で
元々2007年2月、はじめてホットワインを飲んで感動した「その味」を
確かめて、また現地報告させていただこうとは思っている。

「篤姫」再放送のさらにHDD録画

今日は、パリ在住の友人向けを始め
何冊か写真集を発送
後、丸亀製麺でランチ(釜玉うどん+カボス+ホタテのかき揚げ)をいただき
午後は年賀状などを整理=住所管理の更新。
午後7時ごろには帰宅し
何を始めたかと言えば、頂き物の有機ワインをやりながら
一杯になってきたTV内蔵録画用HDDを整理するために
一番容量を食っている「篤姫・再放送」を整理
整理するために消してもよいのか、

一応、見てから
今現在、4話ほどを続けて見ている。

何度見ても、続けて見ても面白い。
そこそこ「篤姫マニア」でしょ?
というより、「宮崎あおいファン」なのです。

それぞれの回に一回はある、「篤姫」のタンカがカッコイイのだ。
絶対消せないのが、井伊直弼との茶室での話。
井伊も、篤姫も、その演技=圧巻だった。

2009年1月21日水曜日

続・生臭さ話、、、不況。

今、オバマ就任に絡んだニュースで
我らが日本の統領?麻生氏のコメント聞いて
この小さな国日本が、世界第二位の経済大国であることを、改めて知った。
そうだったような記憶もなくはないが
非常に意外、正直「変」だと思う。
国土の面積や人口に比例する必要はないが
あまりにも、、、じゃあないか?
この小さな国が、世界第二位の経済大国であることって、問題はないか?
分相応という言葉がある。
「分を知れ」とも言う。
分相応に、生きたいと思う。

さて、昨年秋以降の不況感。
後ろを向いて、どうしようと思案していると気が滅入る。
いっそ、売り上げゼロを想定してみたら?
売り上げ、または収入がゼロの人も
今「時の人」=派遣切られた人には、実際にそんな人はいるだろう。
そう想定して、さてどうするか考える。
なんとなくではあるが、先に光が見えそうだ。
新しい生き方や、見え方が!

HCL現像所の集配営業が終わった。

サンフランシスコに住むJudy、
彼女から住所を知らせるメールが届き
写真集を一冊送った。
僕が彼女の今の住所を訊ねたメールに
Congratulations "change" todayと打ったら
Thank you! This is a great day for America! We have much hope for the future of our Country and the whole world!
と返してくれた。
ついでに、送られてきたその住所を
GoogleMapに打ち込むと
名古屋では、まだ見られない=ストリートビューで
彼女の家のご近所を探索できる。
(家を特定は出来なかった)
便利になったものだが、scaryでもある。
彼女のために、写真集の後書きを
写真館のサムネールで抱き合っているcoupleの女性=Hさんに
翻訳してもらっている、それが出来上がったら
郵送した本とは別に、Emailで送るとも書いておいた。


さて、電話もしないのに
堀内カラーの営業さんが顔を出した。
「来たぁー」と思ったら、予想通り。
「集配営業がなくなる」と告げに来たのだった。
予想の範囲内だが、感も無量。
僕が独立したときの営業マンが
イロイロなコースに変わった後、
最後の営業マンとして来たのである。
結局、デジタル時代になって
フィルムと現像に使われていたお金は
フィルムカメラに比べ割高になったカメラ本体と、
その事後処理をする=PC廻りに使われるようになった。
とはいえ、デジタルカメラの価格も下がり
トータルには、確実にローコストになったと思う。
たとえば、4x5という大型フィルム同等を望めば
まだデジタルカメラは、バカ高いのだが
6x9程度と同等ならば、確実にリーズナブルだといえる。
フィルムのフォーマット(大きさ)ごとに、システムを揃えることを思えば
ずいぶん、楽にはなった。
その代わり、「カメラの賞味期間」は短くなり
10年ほどを単位にして、積算すればまだ高いかもしれない。

まぁ、そんなことより
世界が変わりつつあるということだ。
コンビニの売り上げが、百貨店を抜いたというのも
目新しいニュースだが、そういうことである。
僕が、現像所とプロ機材商を通して
コダックやフジフィルムに支払っていたお金が
家電屋やアマゾンなどを経由して
デジタルカメラメーカーと、PC関連メーカーに流れているということだ、
最後まで、その現像所からインクジェットプリンタのインクは買っていたのだが。

確かに僕はもう歳だが、新しいビジネスモデルなどを考えねば、、、と
昨日の夕方、同い歳のM氏と話したのだった。
、、、そして続いた想いは、多分上のトピ「続・生臭話」に書いた。
なんだか、気分は晴れ気味。
そろそろ、歩きはじめたい。

2009年1月20日火曜日

渾身の生臭い話、、多分長文?

夕方、M氏がお仕事帰り
先日、お届けした僕の写真集代金をお支払いに、

スタジオに寄ってくれた。
仕事をはじめ、モロモロ・ヤマホド御世話になっており、

お互い、葬儀委員長を約束した仲のM氏にも、贈呈しないの?
まぁね、
今回の写真集、原則「贈呈」はしない。
ブッチャケ、、、この言葉(そろそろ死語だが)大嫌いで
「ブッチャケ、、、」と、
どの話にも接頭語のように話していた某モデルさんには
今も違和感があって、覚えている、、、可愛いと言うよりは色っぽい娘だった。
彼女が初めてその言葉を聞いた人だった。
あえて、ブッチャケ
この写真集、風媒社刊とうたいながら、

事実上自費出版で、完売しても「持ち出し」
、、、これ以上の内情は「ブッチャケ」ないが
そんな事情も含め、

「原則」の反対語として「例外的に贈呈」する方々は
直接、制作でお手伝いくださった方と、
出版社が書評などを依頼する関係の方々、
海外に住む友人程度にするつもりだ。

(そちら方面は、明日以降発送作業に入るから、、、Tさん)
それで気づいたのだが、
今度のヴェネツィアには、2、3冊持っていこう、、、特別な意図はない。
(ヴェネツィア≠イタリアでは、言葉が通じないので、世界言語的なイメージのご挨拶にでも )

さて、生臭い話で恐縮だが、
前述=お金の問題だけでも無い。
自分の経験を振り返えると、もらった本はあまり読まないからだ。
たとえ、在庫の山が出来ても、ゴミななるよりは良しとする。

(印刷数を決める時、在庫を想像して一冊の厚さx冊数を計算したっけ)
この写真集は、当社営業ツールでもあるのだが
それは、今後の話。
とりあえず、身銭を切って「欲しい」と思ってくださる方だけに
お渡しできれば、僕は十分満足。
「生意気」に聞えるかもしれないが、それぐらいの内容はあるという自負もある。
「生意気」で思い出した、
このブログ、クライアント関係者もご覧になる可能性が有り
書けないこともあったのだったが、
先日の「毒のあるブログ」あたりから
毒も、生臭い話も書くぞっと決意。

写真集を売る話を書きはじめたのは、
「真冬の写真館」で買っていただいた写真集の集計を見たことが引き金だ。
失業中のYさんも買ってくれた、ヘアメイクのIさんは3冊も(どうするの?)買ってくれた。
10年ほど前、

うちのスタジオで3ヶ月間の期間限定修行したI君も、買ってくれた。
10年間ほど、スタッフとして働いてくれたT君は買いたいと言ってくれたが
二日目、予想を超える数のお客様のおもてなしを
手際よく、長時間に渡って手伝っていただいたお礼に
(特に、エスプレッソ・マシンを動かし始められたのは、彼が登場してから)
贈呈させていただいた。

その彼、写真業を2年ほど前に廃業して以来
特に、写真館にお越しいただいた時は、元気なく見えたのが気懸かりではある。
購入者リストを見ると、広告関係カメラマンにあまり買ってもらえていない。

んーん、お金大好きだが、「絡む」とやだね。
そのカメラマン諸氏に、不満を言うつもりは無いが、
もしかしたら、彼らは僕の写真集を
大枚¥3900も払って買う価値が無いと判断したのかもしれない。
ならば、僕の不徳である。
もちろん、僕はそう思っていない、、、これ以上は書かない。

そういえば、M氏から
「真冬の写真館」に行きたかったが、お越しいただけなかったある人が
「最近、深いお付き合いでは無いので」と、おっしゃった件も聞いた。
その方は、写真発注側の人で
ある「こだわり」で写真を撮られることを希望されていたのは知っていた。
「遠慮はご無用」と思うとともに、
「最近お付き合いが無い」のなら、「お仕事で、お声をかけてくださいよ!」と
声を大にしていいたい。
写真集も、写真館も
交流イベントであるとともに、営業イベントでもあると
どうも皆様、思っていらっしゃらないらしい。
そんな「生臭い内情」もあるのですよ!、、と

「ブッチャケ」ることにしたこのブログには書いておこう!
もちろん、お友達系マッタリイベント(ほぼ飲み会)でもあるので
それ系の方は、そのつもりで今後も遊びに来ていただきたい。
生臭さついでに、現在ブログ表紙になっている当該写真集。
ご購入希望の旨、メールやコメントからお知らせいただければ
送料無料(メール便)で、通販に対応させていただくつもりだ。

よ・ろ・し・く! 、、、にしても、お金大好きだが、「絡む」とやだね。
写真集の中身には自信有り、「今流」ではないかもしれないが

その代わり、時間で流されない写真だと
自負を超え、自惚れている(笑)

今日、M氏曰く
加齢に伴い「ゆるく」なってきた、、、と
それって「下」とか?、と僕は思ったが
そうではなく、彼の意味したところは
自己規制だったり、自負心だったりするらしい。
僕も「ゆるく」なっていると思うが
それこそが、ある意味「老人力」
僕は老人では、まだないが
「ゆるく」なった自分が撮る写真は
きっとケレンミがとれて、良くなっていくだろうと
期待している。
多分、2006,2007年のヴェネツィア以上に
「けれん味」のない写真が撮れそうだ。

追伸:
「けれんみ」と打って、漢字変換しよう思っても漢字が出てこない。
ライターであり、写真集の装丁をしていただいたT君の奥様、
そして心の妹=Mちゃんに、電話で聞いても、
最近は、新聞でも「けれん」はひらがなとのこと
僕のいい加減な記憶では、「ケ」はヤマイダレに似た画数の多い漢字だった。
どなたか、ご存知の方がいたら、コメントからでも、お教えくださると嬉しい。
M氏以外にコメントを返してくださる方が、少なすぎるので!

2009年1月19日月曜日

写真発送:「真冬の写真館」


とりあえず、公開を嫌がるであろう=約お一人を除き
78組・人の全写真を、小さくまとめてみた。
公開を嫌がる方もおられようかと、小さめの掲載です。
発送はトラブル有りだったが、 先ほどクロネコメール便で済ませた。
トラブルというのは、
一昨年「お正月写真館」の写真を発送する時に買った封筒
クロネコおばさん曰く、メール便用レターケース。
一昨年はそれを使ってメール便で発送できた。
その後、コンビニでその封筒を出すと、
A4扱いで取り扱ってもらえないず
「なんか変だな」とは思っていた。
今日は、そのレターケースを売ってくれたクロネコ店まで行って送った。
危惧どおり、
窓口の新しいおねーさんは「ダメ」の一点張り。
「上司を出せ」と、ちょっと怒ってみたら
上司が出てきて、すんなりオーケー。
ま、結果オーライなんだが
ポスティングするのに、その封筒=若干大きいので
配達では困るかもしれない。
さて、仕上がりを俯瞰すると、微妙。
もっと、「こうしたかった」、「ああしたかった」、、、はある。
別件で、近所の写真館を通りかかったのだが
そのウィンドウにあった=見本写真をみると
はて、「真冬の写真館」にアドバンテージはあったのか?
まず、届いた人が「僕の選択」に満足するかどうか?
選択の第一基準は、一般的に見て
「綺麗」「可愛い」「カッコイイ」
特に女性の場合は、そこを基準にした。
(トーゼンですわな)
動きのある写真は、積極的に選んだ。
その場合、綺麗・可愛いを優先出来なかった場合もある。
あえて「ひょうきんな表情」を選んだ人もいる。
悩んだのは、「その人らしい表情=個性」と、おとなしめで綺麗な表情での葛藤。
その場合は、ご本人の性格を勘案して選んだりもした。
レタッチに関しては、前半は、ほぼなし。
下のトピに書いたように
後半、小じわ、しみなど、消すようにした。
内緒の禁じ手(XXXアップ)も、後半は結構使った。
(多分ご本人でも解りますまい!)
前半、後半と言うのは、人毎にフォルダ分けし
上から順番に作業した場合の前半・後半になるので
五十音順というわけでもなく、ま「運」というわけだ。
ちなみに最初は「落XX」、最後は「林XX」姓だった。
仕上げの途中、
会う予定がある人には、優先:先にレタッチをしてお渡ししたりもした。
後半は、かなり楽しくレタッチをさせていただいた。
もっとやりたい、もっと撮りたいと、今は、思ってる。
モロモロ・うすうす・感じてはいたが、
ハウス・イヴェントは夏がいいと、結論した。
昨年の夏の「写真展」≒飲み会が、最高に楽しかったからである。
モロモロ上手く運べば、今年の夏は近すぎるのでスルーして
来年の夏、今度はハウス・イヴェント=写真展を
出来ればいいなっと、思っている。
(お見せできる写真が、それなりのボリュームで出来ていれば、、、の意)
なんだか、今日は元気なのだ。
夕方、Chiharuちゃん新ご夫妻から電話をもらったり、
一昨日の、彼らの結婚式でいただいた
「暖かい家族」の気が、効いているようだ。

おはよう

今朝は女房の早起き&お出かけに付き合って、早起き。
流れで、朝7時スタジオ出勤。
多分、午前中には「真冬の写真館」の写真を仕上げ終わる。
仕上がった写真の発送は、多分明日。
写真集「静かな生活:Retrospective」も何冊か、送るところへ送り
出版社に、配本先書店を聞き
わかったら、こちらにアップしようと思っている。
何せ、たいした部数を刷っていないので
そうは、配本されない予定。
出版社によると、アマゾンでも購入可能と聞いたが
肝心の製本が、仕上がっているかどうかは、まだ不明。
(先々週土曜日に送られてきたのは、先行納品分)