2009年9月30日水曜日

落ち込みやすい性格

昨日は伏見&覚王山方面の用事のついでに、いくつか寄り道。

そのイチ:高校時代の友人で画家をやっているGが、カフェで写真を展示しているというので覘いてみた、上手く撮れている、、、被写体はイタリア人の子供を中心に人々。見るべきところは彼のコミュニケーション能力がいいと見え?みんなイイ表情で撮られている。撮影機材は、イタリア行きの前に僕が薦めたKissX+50mmF1.8、、開放でバックをぼかすのがお気に入りのようで、カタログの作例写真に出来るレベル。もう一本お勧めした135mmF2.0は買わなかったらしいが、、、

そのニ:遠からずやってくるであろうTSE24mmⅡのための82mm径保護フィルターを中古で買った、昔は「捨て値」だったトップカメラの中古フィルター売り場も、今は買う側の心理を研究したか?、しっかり新品よりちょっとだけ安い価格設定、この件についてはヤフオク出品で似たような値付けをしているので、文句を言える筋合いではない。ついでにコンデジ 、m4/3機をすこし触ってきた。やはり、GRD3はサクサク動く、FT1はまぁまぁ、LX3はRAW撮影ではとても保存に時間がかかる、久しぶりのDPだが、2でもやはりトイデジに近いレスポンス、GF1は体験済みだが相変わらず気持ちよいレスポンス。ここではもうひとつ「めっけもん」があった=雑誌フォトグラフィカ「森山大道」特集、立ち読みしたがかなり面白く、「こりゃまた、影響受けそうだ」と思ってスルー。

そのサン:先日来ちょっと気になっているアクオス携帯、僕はDocomoユーザーだがDocomoのその機種があまりに高価なので、ソフトバンクの同機種をショップで実機チェック。使い勝手が微妙に違いソフトバンクのほうがすこしだけ良かったが、ナンバーポータビリティを使っても、あまり安くならない価格と、「コンティニアスAF+バックグラウンド保存」に設定しても、撮るたびに待たされるブラックアウトに買い気消沈。

その二、トップカメラの件には後日談がある。82mm径のつもりで買って帰ったフィルター、なんと86mm径だった。交換してもらえるか聞いたらオーケーとのこと、ただし返金は出来ないので新しいほうが安い場合は、他にも何か買う必要があるとのこと、なるべく早く交換に来いとのこと。しょうがないので先ほど行ってきた。前に買った86mm径が約¥4000、見つけた82mm径が¥2600ぐらい、差額分で森山大道特集のフォトグラフィカを買おうかとも思ったが、意外なことにカメラ屋に熊対策の鈴が置いてあるのを発見。自然環境保護パンフの仕事で、近々熊が出そうな山に入る予定があり、「熊ベル」は必要と聞いていた。ちょうど気に入った音色の「熊ベル」があったがすこし高め。「ま、いいっか」とそれを買うと、差額にぴったり!ちょっと気分よし。

夢レコ:ロシアの特殊任務

ボクも含め数人が軟禁されていた、軟禁と言っても接待されている感じ。
その中に、ロシア人の夫婦がおり、ダンナさんは40歳近くの体格のいい赤ら顔の大男。
奥さんは臆病そうな人、
その二人、特殊部隊に入るよう勧誘されている。
及び腰の奥さんだったが、結局相談して入ることになった。
怖い話だなっと思っていたら、想像されるようなスパイとかゲリラのような仕事じゃないと言う。
よくわからんが、それで僕達は開放され、
夫婦は、広い大地を大きく左に曲がる鉄道に乗って行った。
(註:左に曲がると言うのは左翼を意味するのではなく、夢で見た風景)

次は、振甫町の昔の家、
街並み保全で家の前の通りが白い玉砂利で舗装された。
道路に面した黒い板塀が撤去され、通りから座敷が見える、
その部屋はオバアチャンの部屋。
家の西の方、通りの真ん中で工事をしているのだが、
近づいて見ると真鍮やらステンレスやらで作られたオブジェ?モニュメント?
通りの名前が「八丁??」と書かれている、
松坂屋の文字もあり、どうやら松坂屋が寄付したものらしい。
モニュメントのすぐ脇の民家には「Dali」と小さく書かれた看板、
本郷にあるペドロのスペイン料理屋だ。
その隣の側面が壊れた家は簡易修理されそこだけ白くペンキが塗られている。
「Dali」の看板がかかっている民家は、ボクが子供の頃は
旧東海銀行の「寮」だった場所、「Dali」とは建物が違う。
Daliといい、松坂屋といい、この場所は振甫町なのに「本郷関係」。
オバアチャンがボクのスタジオにあった、金物のハンガーレーンを座敷に上げるよう言っている。
痩せたロシア人が家の裏庭の古い木に向かって、違法改造の銃を試射している。
木が死んでしまうからやめるようボクが言った。
そのロシア人、オバアチャンに「??スズメバチの巣??」の形を思い出して
絵に描いてくれるよう頼んでいる。

2009年9月28日月曜日

簡単報告:怒涛?の出品


先にチラッと書いたように、もう何ヶ月の前から出品画策(マニアックな神レンズなど:註1)のヤフオク、、、肩の荷を降ろした気分。さらに新規機材導入に伴い、出品決定した幾つかの現役機材も加え、ボク的には怒涛の出品=全9点。現在進行中なので詳細は遠慮させていただくが、かなり強気=高値開始、、、、どうだかな?、、、見通しは結構弱気。売れる売れないは(重要だが)ともかく、オク出品は面白い。
追記:開始価格は同様の出品物をある程度リサーチして決めているのだが、ボクの出品物にひとつ間違えというか、競合出品物より明らかに高い物を発見、早速2割以上値下げして、再出品。ま、「フリマ」店長の気分、「お店屋さんゴッコ」ですね。弱気の見通しは当たっているようで、アクセス数&ウォッチリストに追加数とも低迷中、、、勝負は週末日曜の夜。

註1:神レンズとは、Zeiss神がご光臨給わすレンズの意、
これまで僕の使ったことがあるレンズでは、
ホロゴン16mm、ディスタゴン38mm(ハッセルSWC)、
プラナー55mmF1.2、おなじく85mmF1.2、
マクロプラナー135mmなどかな?
まぁZeiss教団内でしか通用しない神ではあるが、、、

気配のある場所?

この人、アリス・イン・ワンダーランドの「まゆう」チャン。
http://www.aliceinwonderland.jp/html/models.html
昨日、彼女の宣材写真を撮ったのだが、この場所は自宅からスタジオまでウォーキング出勤をする時の近道、スタジオの近所なのに最近まで知らなかった場所だった。特になんでもない場所なんだけど、時々トイデジで撮った場所。つまり、気配を感じていたんだろう、その場所へ「特に根拠」もなく行って撮ったのが以下の4枚の写真。マネージャー氏の快諾をいただいたので、一挙公開。




「まゆう」チャンのココでの写真、いい表情で撮れた気がする、、、事務所受けも良さそう!
(アップした写真は、選択前の撮りっぱなしの写真から、ザックリ選んでみた。)
追記:思い出した、ここで撮っている時の気分はNHK朝の連ドラ「つばさ」のタイトルバック。
ま、見る人それぞれなので、「ここに気配がある?」と言われれば反論なし。
「気配」という言葉を切り口に写真を考えようと思ったのはつい最近だが、多分ずっと昔から、「この場所いいな」っと思ってロケ場所に選んだり、風景スナップをしたりした場所、そうさせる何か=気配?があったのだろう。単純な話だ、しかし「そうさせる何か」を可視化?対象化できる言葉=「気配」と言い得たのは、大きな成果だと「ボク」は喜んでいる。
さて真有ちゃんの写真、本人はもとより、マネージャー氏に見せるより先に、ボクのブログにアップさせて頂いたのだが、明日ざくっと選択後=撮りっぱなし300枚あまりの軽いjpgを事務所に持って行くつもり、その前か後、もう30年近い付き合いのプロラボH:某現像所長、今月いっぱいで退社する彼に、「静かな生活:retrospectiv」=ボクの写真集を持ってうかがおうと思っている、、、僕のことをこの先も思い出してもらえるように!

m4/3とミラーレス新システムを傍観すると、、、

以下の「噂」達、来年2月に向かってコンデジ より大きいスナップカメラが続々登場の気配。
中でも、台風の目はパナの積極的なm4/3戦略、今僕はm4/3から手を引いているが、とても楽しみだ。特にパナのレンズには期待したい。
http://digicame-info.com/cat9/
http://digicame-info.com/cat4/
http://digicame-info.com/cat12/
http://digicame-info.com/2009/09/exr.html
http://digicame-info.com/2009/10/post-68.html#more
フジまでm4/3に参加の噂が出てきた、フジノンレンズは知っている限り秀逸。
まったく楽しみの極みだ、そしてきっとそのうち、また買うんだろう。
どうやら、一眼(レフもミラーレスも含めて)タイプはm4/3、APS-c、35mmフルサイズの3サイズに集約されていく予想、そしてそれ以下のいわゆるコンデジ。
ホント言うと、ローパスフィルターのついてない=ボディのみ¥74000!のLEICA_M9にもとっても興味あり、レンズ群を含め欲しい!欲しい!

2009年9月26日土曜日

デイリーワイドレンズ


↑写真はタイトルに関係なく、トイデジ=ViViCam5050で撮った。

前にも少し書いたが、「デイリーに使う広角レンズ」は何がいいだろうと静かな写真家M氏からメールをいただいた。彼はEOS5DMk2を使っていて、すでにヤシコン・ツァイスの広角は25mmと35mmF2.8を持っているとのコト、さらに旧TS-E24mmも持っているとのコトである。キャノンEF17~40mmF4が気になっているらしく、それはどうか?と言うのがメールの主文だったが、ボクはデイリーならばヤシコンをお薦めした、、、ボクがそうしている。もちろん新型TSEは素敵だが、大きさ価格ともに敷居は高い、、、彼は純粋な写真作家なので、作品作りに必須と考えれば「デイリー」だとしてもアリだと思う。

実は土曜の朝=先ほど、携帯屋さんへ行ってきた、性凝りもなくポケットカメラ(を兼ねる携帯)探索にだ。トイカメラの不満解消版とも言えるその候補は、シャープの800万画素CCD携帯SH-05Aなど。(1000万画素のSH06Aも同様だが)キーになるデバイスはコンティニアスAF。通常携帯のカメラ機能では、シャッターを押してからAF作動時間が大きく、実際に写真が撮れるのは3テンポぐらい後になる(タイムラグが大きい)のだが、コンティニアスAF機能がついていると、シャッターボタンを半押ししなくても、カメラが常にピントを合わせ続けてくれており、さぁシャッターを切った時には「1テンポぐらい=ほぼタイムラグ無し」で写真が撮れるというわけだ。でそのフィーリング&レスポンスを確かめに行ったのだった。結果:コンティニアスAFはなるほどそれなりの効果がある、画質もいいが、撮影後の画面表示や保存などレスポンスは、トイデジよりは速いけれど、三十歩百歩ぐらいかな?、タッチパネルの操作性・レスポンス、、、んーん、思い通りに動かしにくくクイックな印象ではない。そして何より価格=¥60000超え!もちろん電話もワンセグもGPSまでついているので単純に「高い」とは言えないだろうが、僕には高い!、、、高いが買い替え判断はまだ保留、この値段ならリコーのGRD3が買えそう、、、って話が違うだろ?

実は話の根っこは同じところにある。
シャープの800または1000万画素CCDの携帯、なんとレンズは28mm相当、
つまりデイリーワイドレンズのほぼ最小版と言う位置付けが出来るのだ。
(PICSIOはどうかな?、レンズの焦点距離が未発表)
そして、二番目に小さいといえばGRD3、
その次と問われれば、まぁボク的にはパナのLX3、
さらにその上だと画質も大きさ・価格もジャンプアップしてm4/3機、
モロモロ考え合わたお薦めは、オリE-P1+現状ならオリ17mm(35mm相当)、
将来的(来年発売予定)にはパナ14mm(28mm相当)
さてその上の大きさとなると、ボク的には未体験ながらペンタックスのパンケーキレンズ+Kxぐらい?
ただ、ペンタックス・パンケーキレンズの実写データを見ると、ボク的には「買えない」。
ペンタックスというメーカーの将来にも不安がある。
さて、その上になると、まぁ一般的なデジイチになってしまい、だとすると画質優先でフルサイズ(ボクなら旧EOS5D)となり、M氏の質問につながることになる。
サイズ毎にデイリーワイド候補を挙げてみたが、自分にはどのサイズが適当なのか?
どのサイズとどのサイズを使い分けるか?など、楽しい悩みはつきない。
究極ならば、フルサイズEOSデジタルにTSE17mm、TSE24mmⅡ、アオリがいらないのであれば近々発売のコシナ・ツァイスZE18mmなんて選択肢もあるし、携帯性を考えれば(僕の場合)ヤシコン・ディスタゴン25mm、ボクは広角というより明るいレンズという部分でヤシコン・ディスタゴン35mmF1.4、「デカオモ」だが時々組み合わせて持ち歩く、、、独特の「絵」が撮れる、
つまり大きさ別もともかく、何をどう撮りたいかとか、「気が合うレンズ」とかで選べばいいと、無責任だが思う。

追記:シャープの1000万画素CCD、AF、6軸ブレ補正のカメラユニットを使って、携帯電話以下の大きさとプライス、出来ればレスポンスの向上したチビデジがあったらイイナっと思って、シャープのデジカメを調べて見ると、2000年代の前半にデジカメ分野から既に撤退した模様、、、残念。

チョット気になる、PICSIO!

夜中に目覚めて以下を発見
http://www.jvc-victor.co.jp/dvmain/gc-fm1/index.html
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20090925_317469.html
http://journal.mycom.co.jp/news/2009/09/25/052/?rt=na
トイデジは面白いが次のような不満がある。
その1:少し暗いとすぐブレる、、、ISO200が最高感度。
とはいえ、1/1.7程度の撮像素子(コンデジとしては最大クラス)のカメラ=たとえばLX3やGRDのISO1600での画像をA3ノビのテストプリントしてみると、LX3のISO1600はちょっと厳しく、GRD3のISO800なら耐えられる範囲、旧型だがフルサイズ・デジイチのEOS5Dなら、もちろんオーケー。んーんだから?大きさと高感度性能(ブレとノイズに関わる画質)はトレードオフなのは理解してるが、もう少しなんとかならない?
その2:露出補正(AE補正があまり効かない)条件によってはそれなりに効くのだが、理由は不明、、、多分露出調整範囲(シャッタースピード)に限界があるのだろう。
その3:ピントが固定(多分3mぐらい)のため、1m前後だとピントが甘い。せめて、無限遠、3m、1m、マクロ=30cm辺りで切り替えがついていてくれると嬉しい、、、ViViCam5050だけかもしれないが、露出制御をシャッター速度だけで行い、絞りは常に開放ではなかろうかと疑っている。だからどんなに明るくても、被写界深度は深くならず日中戸外でも近くはピンボケ、、、これも不満。
以上の不満をミニマムに解決してくれそうな予感(スペック詳細がまだ不明)完璧にではなく!、日本メーカーらしくない割り切りのいいコンセプト&パッケージングで、日本メーカーらしい当たり前の操作感が期待出来る、、、スペックを徘徊しているのだが、ピント調整に関する情報がなく本体側面にマクロスイッチがあるので、もしかしたらピント固定?、、、だったら今使っているトイデジViVicam5050と変わらないっか!、実物を触ってみる必要あり、
ならばカメラ携帯か?という選択もあり。

結局、コンデジ というものも二つに分類する必要がありそうだ。つまり、ポケットカメラとしてのコンデジ 、もうひとつは本気モードのコンデジ という分類、もちろん今回のビクターピクシオはトイデジと同じポケットカメラ、、、この話は「デイリーワイドレンズ」に続くかもしれない。

もうひとつ夜中に目覚めて発見したのは以下
http://tanakanews.com/090925japan.htm

2009年9月24日木曜日

今度はTSE24mmⅡ、怒涛の機材更新を画策。

車の車内清掃もしなければならない。
が、今日は もうひとつの懸案:ヤフオク出品準備=撮影を少しした。主にハッセル用レンズ関連、他にZeissフィルター、シュナイダーのソフトフォーカスレンズなど。自分で言うのもなんだが綺麗に使ってある、特に前後のレンズは吸い込まれそうなぐらい綺麗、イマゴン(大判カメラ用ソフトフォオーカスレンズ)などは新品のような綺麗さ!一応出品前に動作確認をするのだが、ハッセル系でそれをやっていて、そのデリケートな機械連動機構に「嫌気」がさす。勢い?で、(好感度のTSE17mmとTSE24mmⅡが必要条件だが)「エーぃ行っちゃェー」と、気分はキャノン系広角レンズ3本出品に傾く。ハッセル系他は別勘定にして、2本新規導入(つまりTSE17mmにくわえTSE24mmⅡを発注)して、関連する現役レンズ3本を売却の心積もり。
iちゃんの「気配写真」についてのメールが気分の背中を押してくれた。そしたら翌朝、M氏からもメール、、、こちらは「デイリーワイドレンズ」は何がいいか?という質問、面白いお題で語り始めれば徹夜になりそうだ、彼への返信も新TSEへの傾倒をさらに促してくれた。

朝から晴れ

「夢レコ」を書き終え、朝ご飯のしたくも大方終わると、天気は晴れ、
気持ちがいい。
連休中、特に後半は
自分のブログを読み返すと「暗くイラついていた」が、天気も暗かった。
やっぱり晴れは気持ちがいい、トンネルを抜けた気分。
イイコトありそう、少なくとも悪いコトは、今日なさそうな気がする。

夢レコ:変なカメラやムーヴィー撮影

始めに見た夢の記憶は既にズタズタ、宴会、Ot君Fj君など高校時代の同級生で今も親交のある友人が長い座卓に座っていた。僕のすぐ前に、雰囲気はスポーツカメラマンのNk君だが、元TV制作会社勤務のA君のようでもあり、金持ちのボンボンのようでもある割と若い人。いろんな面白い物を持っている。たとえば、メガネにクリップでとめてあるフィルムのパトローネ(35mmフィルムが入っている筒状金属物)、実はカメラ。もう今は手に入らないよねっと言いながら、裸の長巻きブローニーフィルム(そんなものは、本来存在しない)を見せてくれ、どうやら少しづつパトローネ型カメラに詰めて使うらしい、メガネに手を添えるフリをしてシャッターを切るらしい、「時々、ラボに出す」と言って見せてくれた一枚がハガキぐらいの大きさ、カットされていない帯状プリント。写りはトイカメラのような感じで、もっとシャープ、かなり綺麗なので「僕も欲しい」と頼んでおいた。

二本目は、小さな劇場でのどこかの会社のプロモ・イベント撮影。依頼された代理店は病院関係の仕事をしているH社の雰囲気、社長のK氏は実物とはかなり違うが、発想が大きいところが似ている。僕に直接指示を出すのは、Km さんという女性の感じだが、見た目は別人。てきぱきと指示してくれる、そしてスチルより記録ムーヴィーに力を入れたいからと言い、大きな箱のようなビデオカメラを渡される。彼女もビデオを撮るのだが彼女が持っているのは使いやすそうなハンディカム。ボクに渡されたカメラは液晶画面が付いておらず、のぞくファインダーのみ。厚さ10cm高さ40cm奥行50cmぐらいの箱状でのぞきながら抱えて撮らなければならない。どうやら、僕の使うカメラの方が本格的らしく、いいレンズがついているのと、スタンバイ操作をすると写る範囲を四角に囲んでレーザービームがカメラから照射される。暗い劇場なので、フィアンダーをのぞかなくても、どの範囲が写るかよく見えるが、シュートし始めてもいつ記録を始めたかがわからない、、、何度も失敗。そのイベント=過去のモノクロ映像をマルチスクリーンに写したり、暗黒舞踏のような人々が走り回ったり、客の入るスペースにジオラマが置いてあったり、、、ボクはずっと手持ちで撮影するが画面が揺れて、僕でもその映像が使えないのがよくわかる。パニングも速すぎ・多すぎ=それも自覚。尺が短い=それも自覚していてとても暗い気分で撮影続行。Koさんのカメラを借りてみると、ホールディングがよくカメラを振っても画面が揺れず使いやすいのだが、すぐにバッテリーダウンの警告が出る。どうやら、Koさんボクに期待してか遠慮してか、僕の使っている撮影機に大きなバッテリーをつけてくれたらしい。「あなた頼むわよ!」ッと言うことらしいが「勘弁してよ!」、最後に這いつくばって床に置かれている道路のジオラマをローアングル・手持ち・ジオラマ目線で撮っていると、そこは状況を説明するために立って高い目線から撮るべきだとK氏に指示される。会場の片隅=スチルカメラが入ったボクの黒いテンバを置いてある場所に、昔の助手K君が、彼の仕事が終わったとかで来ている、「大変そうですね」っとK君、かといって手伝ってくれる様子はなく、、、、そんな夢だった。
どうやら、2000年秋パリとロンドンでプロモビデオを仕事で撮った時(本職ではない)、編集段階で、尺が短いだの、パンが速過ぎるだの、しっかり叱られたことがトラウマになっているようだ。その時は企画段階で、ボクの旅行に乗っかる感じの話で、ハンディカム撮影の素人レベルの映像でイイと言われていたのに!、、、以下その時の練習ビデオクリップをサムネールクリックで見られる、リンクが切れている?映像(ピカソ美術館)もあるが懐かしい。
http://www.nambu-web.com/page_movies/thatre.html

2009年9月23日水曜日

E.T.と宇宙大戦争

昨日録画したBsのE.T.特別編、頭30分より後半だが、今しがた見終わった。
劇場でもTVでも、既に何度も見た映画だ。
女房したたか酔っぱらって曰く、「E.T.は傑作だ!」、僕もそう思う。
二人とも最後は涙、、、ただの酔っ払い。
何が傑作か?、子供が大人に勝つところが気持ちいい。
大人(=エスタブリッシュメント)の常識が覆されるところが「痛快」
「未知との遭遇」とともにスピルバーグの傑作だと僕も思う、反権力がある。
対するにスピルバーグのエーなんと言ったか?エレベータ会社?
「シンドラーのリスト」は、期待して見たが、閃きもなく凡庸=臭かった!!
彼=天才ではあるが、傑作はそうたくさん出来ないってことか?
追記:その後今夜、同じくBsでスピルバーグの「宇宙大戦争」も続けて見てしまった。
これ、かなり最低、、、、、、あんなハッピーエンドは信用出来ないよ!

Canon系?機材レヴューのサイト

確かこのサイトでプラナー85mmF1.4ZEの絞りによる焦点移動を見たような記憶がある、以下のリンクは、新しいタブかウィンドウで開いてください。
http://www.the-digital-picture.com/Reviews/Canon-TS-E-17mm-f-4-L-Tilt-Shift-Lens-Review.aspx
上記サイト内いろいろ探したが、Canon系以外のレヴューは見つけられなかった。

気配の蒐集家

気配の蒐集家になりたい、使う道具はカメラ。

続・悪態「逆に言えば」

朝起きて、昨夜のブログ:悪態から少しだけ毒を抜く(書き直す)、、、が、その作業中、最近閲覧を始めた某写真家(面識はないが、同エリア在住)ブログ更新を見て、湧きあがる思いムラムラ。仮にA氏としよう、彼の写真も確信犯的ステロタイプ。「その光景」に出会ったら、こう撮ろう、こう切り抜こう、A氏の思惑が先に透けて見える写真。実はボクも撮ってしまいそうであり一種の反面教師。何が反面教師か?、見せたいはず光景が「こう撮りたい」という意図の遠近法のかなたに消失してしまった写真、、、こういうコトってよくあるんだ、、、類型化、、、消えてしまった存在感・リアリティまたは気配。その気配または存在感・リアリティこそが、写真家に「撮る」動機付けをしたはずなのに!、光景が写真家を奮い立たせたのではない、気配が、存在感・リアリティが「その気」にさせたはずだ。
ま、悪態をつきながらも、徘徊・閲覧した諸氏のサイト・写真には、一般的な情報だったり、本人の意図せぬ情報だったり、反面教師だったり、少なからず僕は楽しませていただいている、、、「逆に言えば」
レコするほどではないが、起きがけに見た短編夢は、鶏料理を指南する僕。本当なら、大きな塊のまま焼けばいい鶏もも肉を、幾つかに切り分け、下味付けに裏ごししたニンニクの醤油漬けを塗り、ほんの少しの醤油で漬け込んでから、油で揚げるよう「指南」していた。その相手は、家庭を持ったばかりのモデルさんなのだが、そうくればCちゃんだろうと思いきや、違う人(記憶にない人)。その調理法、現実界でやったことはない。

2009年9月22日火曜日

危険なほど退屈:今日は悪態をつきたい!

今日は最低。まず朝、厚い雲が空を覆っている、電話で今日の風景撮影予定をキャンセル。スタジオ天窓の防水工事も、軽い雨の影響で延期との連絡。昨日の同様の撮影で(移動距離の99%は車に乗せてもらったが、残り1%の山歩きが)結構肉体的に堪えた模様だし、近くのスーパーへ(ウォーキングを兼ねて)買い物に出かけようと思うと、雨が降り始める(神様の今日は歩かなくてもイイという思し召しか?)。疲れているせいだと思うが、そんなこんなで「危険なほど退屈」な一日。何もしたくなく、ストレスか?、何かをほぼずっと食べていたい。朝御飯は横手焼きソバ風を失敗作ながらいただき、午後2時過ぎにお昼御飯=女房はお昼寝したのでパスしたが、ボクはストレス食いか?バーニャ・カウダでカボチャやジャガイモ(どちらも炭水化物ね)を含む野菜ばかりだけど、結構な量を食べた。退屈しのぎに写真家系サイトを徘徊するも、写真(確信犯的なステロタイプ)はともかく、文章がどうにもイラつく。他にもイラつく写真家?屋?サイトも幾つかあるが、こうイラつくのは僕自身の危険な兆候?、このブログを見てイラつく人も少なからずいるだろうから、ま、そこはオアイコ。写真を見る時には「気配」が写っているか?を基準に見るようになった、潔ぎよい写真家M氏の写真には静かな気配が写っている、彼のサイト=アップロードされている写真の数・頻度は決して多くないが着実な印象がある、、、彼のレンズの選びもなるほど納得・勉強&反省にもなる。
、、、ああストレス食い、今日の最後に自宅de韓国焼肉屋をやってしまった、メニューは餃子を一人当り5個、トントロという豚肉の部位をスキレットで焼き和辛子醤油と塩ごま油で、韓国風味は韓国産のカクテキとキュウリを加えた焼酎が演出した。この後、眠ってしまっても「ケネディ暗殺の謎」は録画予約。時間がダブっている「ET、特別編」はTSUTAYAに行けば有料ながら借りることが出来るので録画予約なし。

夢レコ:Nスタの社長、元Mモデル事務所のマネージャー

昔勤めていたNスタジオのS社長、ボクは雇われ人の状況。当時Nスタジオの上得意先だったU社内風景も登場(当時の本当の風景とは違う)。ボクは助手達の一番上になっていて、さらに若い助手も僕の下にいる。後輩の大柄な助手がボクの紙焼きを真似ようとしているのだが、なぜか出来ない様子。広くて明るい?暗室(こちらも当時の暗室とは違う)で紙焼きしている僕のプリントをS社長が見て「いいネ」と言ってくれる(本当のS社長はそういう人ではなかった)、その写真ならxxxに(忘れた)高く売れそうだから売り込んでくると言って、「綺麗に包装するよう」言われる。ヴェトナム?でのコンクールに出品する話もあって、それがボクサイドで進めていたのか?S社長からの話だったのか?、二本目の夢(以下)を見たので支離滅裂な記憶になってしまった。

池下の街角で、その場でも名前が思い出せない売れない事務所のモデルに呼び停められ「前に電話した宣材撮影の件は予定通りで」と言われた、もしかしたらそのモデルの姉(もモデルのような話)を撮影する件だったかもしれない。まずモデルの名前を思い出せないので、携帯電話のスケジュールを開こうとするが、そこに辿りつけない。路上でそうこうしていると、遊び人風のニーチャンがそのモデルになにやら声をかけている。携帯の使い方を教えるというような話で、モデルも乗り気。おじさん=ボクは「危ない話」と思うが、二人の話につけいる隙がない。自分の携帯がいつもの形状に開かず、いつも使うボタンが呼び出せないコトもあって、モデル+変なニーチャン+ボクの3人それぞれ話をしながら歩いていると、元Mモデル事務所のマネージャーK氏が通りかかる。K氏に事情を話し、モデルには「Mモデル事務所のKさんを知ってる?」と、おニーチャンとの話に割り込みK氏を紹介、K氏さすがに上手にまるでスカウトをしているかのように、モデルの興味を引き込み、おニーチャンから引き離し一件落着。ボクとK氏となぜだかヘアメイクのCちゃん、そして年下のカメラマンT氏が西日の入る狭い部屋でゴロゴロしている。Cちゃんと、先ほどのモデルの話しをしながら、僕は相変わらず携帯電話をいじくっているのだがどうしてもスケジュール帳を開く「形状」に辿りつかない、、、変身ロボのように開く度にいろんな形状に変わるのだが、ノーマルな状態にならないのである。カメラマンT氏は雑誌にカメラ評などを書いている関係もありガジェット通、「そんなに古い携帯ならただに近い値段で新しい機種に変えられる」と言い、やはりガジェット好きのK氏も、それ「ナニ丸(ドコモノ携帯型番)シリーズ?」とたずね、やはり同じように買い替えを勧める、、、ボクも「その気になった」あたりで目が覚めた。

未知との遭遇、白洲次郎、

昨夜テレビをだらだら見ていたら、既にそこそこ飲んでいる状態だったところに、「未知との遭遇:ファイナルカット版」が始まってしまった。録画という選択もあったが、大好きな映画だったので録画もしながら、終わりまで見てしまった。チャンネルを変えると、先日第一話途中から連続第3話(最終回)まで続けて見た「白洲次郎」のドラマ、またしても第1話途中からやっているチャンネルに遭遇、、、これまた終わりまで見てしまった。このドラマ、ライティングが凝っているのだが、「凝っているゾ」感が鼻につく、、、つまり下手糞なんだ。映像の色やぼかしも、ちょうどRAW現像でピクチャースタイルを選ぶように、幾つかのスタイルが目立ちすぎていて違和感、黄色めのレトロ感では彩度高すぎが気になるし、トイカメラモードを露出オーバー風に見せたシーンでは、なぜここは青く振る?しかも彩度を落として?、、、と意図的なのかも知れないが「ブレ」が気になった。いくら僕がカメラマンだと言っても、その方面にあまり関係もなく、ムーヴィーではなくスチルのカメラマンのボクが、そんな制作上のコワザを気にするようなドラマはちょっと問題ありだと思う、、、話は面白かったので、いっそう気になったのだけど。

2009年9月20日日曜日

実験レシピ:パスタの倍茹で

明日の朝御飯は、素麺+ボクの麺つゆに、トッピングとして茗荷の自家製酢漬け+針生姜+オクラ+鰹節さらに+するコトの醤油をたらす、、、と、女房との合議(附帯条項:もしボクが物足りなければ、冷凍保存してある天カスを足せばよいと、、、女房)で先ほど決めたのだけれど、「横手焼きソバ:ストレート太麺」が、どこぞのB級グルメ大会で優勝したらしく=以下
http://mainichi.jp/select/today/news/20090921k0000m040031000c.html?link_id=RSH04
そちら方面をちょっと検討した結果、明後日以降になると思うが、パスタを推奨の二倍の時間茹で(この実験レシピ=アルデンテとは反対のアプローチ:実験の価値はあるだろうか?)、油を絡めて代理焼きソバ麺を作り、具には挽き肉を使い、目玉焼きを乗せ『横手焼きソバ』風を作ろうと合意、その際、炒める油や絡める油は『バーニャ・カウダ』を使ってやろう!と密かに企むボクである。
バーニャ・カウダ!、、、アンチョビ=塩と油漬けカタクチイワシが効いているということは、煮干と同じ『味の素』と言うわけだな、つまり、世界は広いようで狭い。

目指せ!気配の写真家。

下の下の投稿=http://nambu-web.blogspot.com/2009/09/blog-post_20.htmlで、ふと「『気配』が写っている」と書いたこと、多分ボクの写真観の根幹に関わっていそうだと気づいた。
目指すべきは「気配の写真家」!、、、決して神秘主義ではない。
加筆訂正:「気配を写せる写真家」のほうが適切だと思う。
でもキャッチフレーズは「気配の写真家」
発見、以下
http://www.artbow.com/out/0.html

TSE17mmの印象

まだ、ほんの3日間、しかもチョロスナ(ップ)レベルでの印象だが、このレンズはまさに14mmのトリミングレンズ(僕の造語)、または正対レンズ(これも造語)という感じ。造語の意味するところは、14mmを使って、特に人工物:建造物を含んだ光景を写していると、いわゆる歪が気になってレンズを水平に構えたくなるのだが、そうすると「いらん部分」が画面に入りすぎる。もちろん、歪んでもいいから「いらん部分」を避けてフレーミングすることも普通はアリなのだが、撮影時に歪ませず(正対)+思い通りの構図(トリミング)で撮影出来るレンズという感じ。それこそがアオリレンズの特徴なのだが、、、そして感覚的には14mmレンズをつけて世界を見る感じだ、、、一説によると(僕自身の計算ではないが)、その包括角度(レンズの写せる範囲)、35mmフォーマットに換算すると10.5mm相当だという、つまり10.5mm超広角レンズを常にトリミングしながら使うレンズだというわけだ。さらに解像感に不満無し、たる型歪曲も気にならないレベル。気になるのは、飛び出た前玉(取り扱い上)とそれに伴い偏光フィルターが使えない事。フードも使えないのだが、さすがにキャノンご自慢の新コーティングのおかげか?逆光時のフレアーもこの画角、レンズ形状を考えれば立派。太陽を画角縁に拾うと、ハレーションは出るが修正しやすい形状と大きさだと思う、勿論ないに越したことはないし、防げるフードがあればいいのだが、当面唯一無二のレンズなので仕方ないだろう。「お値段」も数字的には気にいらぬのだが、唯一無二のスペックと仕上がりを考えると、ある意味「バーゲン・プライス」だと思う、、、建築写真を仕事で撮る人ならばmust haveだろう。ま、世界中のそういう人が注文しているだろうから、注文しても3ヶ月待ちだというの「なるほど」なのだ。
以下に詳細なレヴュー有り(リンク先は新しいウィンドウかタブで開いてください)
http://www.the-digital-picture.com/Reviews/Canon-TS-E-17mm-f-4-L-Tilt-Shift-Lens-Review.aspx

停滞

←JazzDreamでの買い物
このぐらいの距離(50~60cmぐらい)で、ピントが合わせられないのがトイデジ一番の悩み?、マクロモードにするといきなり20cm!

↑どこかの立ち木と雲 by トイデジ、、、この写真特に意味もなくお気にいり。なんだか、「気配=ケハイ」が写ってるようで、、、

↑ユナイテッド・テクノロジー?という大そうな名前の小さなオフィス、安普請だが好きな建築。

↑平和公園(お墓)の駐車場にいつも停まっている旧ビートル、オーナーと思しき若者がいつも同じ場所に停めたいらしく、わざわざ「いつもの場所」が空くまで傍の別の枠で待ち、「いつもの場所」に停め直しているのを目撃したことがある、つまり彼は公共の駐車場を愛車の保管場所に使っているというわけだが。フロントウィンドウにある黒い点は太陽の反射、トイデジならではの描写:モトイ富士のフォトラマ(ポラロイドのようなインスタントフィルム)でも超露出オーバーの部分は反転していた、、、以下参照。
http://www.nambu-web.com/page_pola/pola_02.html

↑よく撮るのだが、うちのお墓。




↑4枚、農協の多分?お米を処理するプラントのパイプ、うち3枚は17mmシフトレンズ、残り1枚はトイデジ。

↑JazzDreamを17mmでシフト撮影、凄いんだが、どこが凄いかわからないだろうな。

↑アニエスbのウィンドウ by トイデジ、このお店にはアニエスbの撮った写真(プリントが何気なく壁に貼られている)を見たくて、いつも立ち寄る。一昨日見た写真は、多分フィルムのトイカメラで撮ったモノだと思うが、以下のアニエスbのサイト右上の写真参照
http://japan.agnesb.fr/ja/bside/section/about-agnes-b/-3
A3ノビぐらいに引き伸ばされたそのプリントは、さながら「トイデジ」、我が意を得たりの感、 by ファン心理 of アニエスbさんの撮った写真。

↑自宅の庭、TSE17mm。

↑雀がいっぱい、異常発生の雰囲気 by トイデジ。
←いつものスタジオ玄関 by トイデジ。

写真はスパルタンTSE17mmとトイデジ撮影が混在、時系列も混乱(ほぼ逆順)。僕は金曜日から連休している、その代わり月・火・水は仕事。金曜日には、5連休前の「湯浴みの島」+JazzDreamだったが思ったほど楽しめず、買い物もあまり出来ず(気分の問題ね)。9月に入った頃から、運動意欲が減退している。それを自覚しているせいか?免罪符のように、二日に一回は1時間+のウォークは維持しつつも、気合が入っていない感じ。もちろん8月のように、スポーツジムに行く気もなく、お座敷筋トレ・ストレッチもやらずじまい。

2009年9月17日木曜日

TSE17mmがやってきた。

トイデジだのコンデジ だの言ってるのに、この大きなレンズがやってきた。
↓とりあえず最強のスパルタンセットを一枚。

何枚か、もう撮ってみたが正直それほどの感動はない。
写真のように飛び出した前玉に気も遣うし、新品のせいかアオリ操作も動きがまだ渋い。
↓スタジオの角っこを一枚、周辺光量が落ち気味なのは「トイカメラモード」で現像したから!紛らわしいことするなよ!って声が聞こえそうだ。

今日は、たくさんプライベートなスナップ写真を(選んで)捨てたり、他モロモロ仕事がはかどり気分はよし。このレンズが活躍しそうな風景仕事も、月曜日からタイムリーに始まる。偏光フィルターが使えないのが少々心配ではあるが、、、来月には、もしかしたらだが、僕も関係しているCF撮影に貸し出すかも?5DMk2につけて、先日僕がTSE24mmでシフトして撮った縦位置写真のタレント部分を中心に(当然)横位置のムーヴィーを撮影するという話も「未定」ながらある。

明日、テスト撮影というかウォーミングアップをしてみようと思う。

バーニャ・カウダの再利用

一昨日、昨日と二晩続けて夜食にいただいたバーニャ・カウダ。そのソースと言うのか?油と言うのか?それが残っていたので、今朝の朝食=焼きソバを炒めるのに使ってみた。新開店のスーパーで富士の宮焼きソバの定番「肉カス」も入手し加えたので、ボク好みのかなりくどめの朝御飯になった。
バーニャ・カウダとは、イタリア・ピエモンテ地方の郷土料理だそうで、オリーブオイルをベースにバターを少々、ニンニクをそこそこ、アンチョビをつぶして加え、鍋(ホントはそれ用の鍋がある)で煮え立つ寸前まで熱し、そこにスティックにした新鮮な野菜などを浸して(チーズ・フォンデュのような感じ)食べるものだが、2年ほど前仕事で、スタイリストのOさんが作ってくれたのが初経験だった。二日間でいろんな食材を試したが、意外と合うのがオクラ、舞茸、赤ピーマン、アスパラガス、合わないのがセロリだった。パンは油を吸ってカロリー取り過ぎになるので食べず。一番食べたかったのは、生のカリフラワーだったが、季節外れなのか?2軒のスーパーでは見当たらず、諦めた。

感性訓練機。







トイデジや背面液晶で撮るタイプのあまり凝ったことが出来ないタイプのコンデジの面白さは、構図を考えることなく写真を撮ること。ちなみに僕の使っているトイデジは、シャッターボタンを押した後、本当に写真が撮れるまで0.3秒ほどの超長いタイムラグがあり、かなり意識してカメラを保持しないと液晶で見たとおりの構図で撮れない。逆に意図しない微妙な構図違いの写真が撮れてしまうことも多々。そこが面白いと言ったら、プロカメラマンとしては職場放棄に匹敵する「告白」なのだが、面白いからしょうがない。もちろん面白い写真から「面白さ」はちゃっかりフィードバックさせてもらっている、、、感性訓練機。感性だけで生きてイケればいいのだが、雑念も仕事には必要だったり、、、鋭い感性と敏腕感性マネージャーが両立してナンボなんだろう、キット。

アイデンティティの喪失感。

昨日、Gという高校時代の友人に、必然(スタジオの隣のアパートに彼の友人Dが住んでいる、Dが隣に住んでいるのはGの紹介だった)を含む偶然、久しぶりに遭遇、5分ほどだが立話。リーマンショック以来の不景気と、それに伴うアイデンティティの喪失感について、、、社会との関わりから逆投影されるアイデンティティについてなど。
Gは30歳代半ばから、インドの瞑想家に心酔しインド・ヨーロッパを放浪している浮遊人。40歳近くから始めた絵描き、この2年ほどはロハス(この言葉、最近めっきり聞かなくなった)系服屋やカフェで写真展までやっている。
http://nambu-web.blogspot.com/2007/06/blog-post_04.html
昨年か?一昨年か?Gが水について、あまりに非科学的かつ夢想的・楽観的な流言飛語を熱心に語っていたので、ちょっと距離を置いていた。ボクの側にはそんなわだかまりもあったのだが、、、あっけなく邂逅。

夢レコ:世情の影響

早く眠ったので、早く目覚めた、そして夢は昨日のニュースを反映している。
山の中にある政治家と思しきお屋敷(コンクリートうち放しのポストモダン)を、プリウスと思しき車で訪ねる僕、巨大迷路のような作りを稀麗なコンクリートうち放し面の壁で構成してある入り口を、壁づたいに玄関まで入るが不在の模様。まるで、泥棒に入ったように逃げるように慌てて戻る僕。
鳩山氏の側近のような設定、古びたお屋敷にいるボク、ある密命をおびているボク、密命を私欲に利用しているボク(その内容が面白いのだが書くのは憚られる)。あまりにも昨夜のニュースに影響されているので、自分の心理状況は反映されていない感があり、結果的につまらない夢。

2009年9月15日火曜日

EOSユーザーにふさわしいサブ機を試案思案

http://www.comdigi.net/comdigi_bbs/wforum.cgi 以上の掲示板に以下の投稿を書き込もうと途中まで書いて、ハタト思った。 *********************************************************** ライカもレンズ固定式ながら、APS-cミラーレスコンパクトを発表しましたし リコーもKマウントコンパクト?の噂があります。 タイトル=このBBSのタイトルでもある「EOSにふさわしいサブ機」は Kiss辺りをベースにして、m4/3ライクなEF拡張規格マウントのAPS-cミラーレス機を C社に作っていただくのがベストだと思います。 EF拡張規格の小型マウントで広角から標準辺りまでの単焦点小型レンズを3本、 小型ズームを一本、あとはEFマウントアダプターかな? 大きさは、E-P1を上限ぐらいで希望、 ライカX2でしたっけ?アレはもっと小さい模様ですし、 レンズ固定式ながらDPシリーズも小さくまとまっているので、 出来なくはないでしょう! ただ、90年代の銀塩高級コンパクトが流行ったころ キャノンはその分野に手を出してないんですよね、、、なぜだろう? 何か、こだわりがあるのかもしれませんが、、、 さらに希望としては(すでに望み薄ですが)、 電池を7D以下Kissを含め、新レンズ交換式ミラーレス小型機まで 統一していただきたい!、すでにそこは崩れているのですが、 たとえばKissの電池を二つで7Dやら60D(仮称)やらを 駆動できるような工夫をするとか、、、 100歩譲って、別売アクセサリーでいいので 歴代EOSのバッテリーすべてを充電できる充電器(接続コード別売でもいい)を 作っていただきたいと思います。 と、ここまで書いて *********************************************
そう、ここまで書いて「はたと」気付いたのは、じゃあそういうカメラが発売されたとして僕は買うのだろうか? ちょっと大きくなりすぎないだろうか?、パナG1はともかくGF1でもポケットには入らず 昨日から気になり始めたパナのLX3でも、タイトなポケットには入らない。 サブカメラを前提にするならば、GRDぐらいの大きさでレンズは固定式で3種類(たとえば40mm相当、28mm相当、21mm相当)ほどのバリエーションを準備するという展開もありか?その方がイイ?

2009年9月14日月曜日

ぶっ飛び、TSE17mmがやって来る!


イロイロ考えて、コンデジ はやっぱり画素サイズを欲張らず(お値段は割高だが)、定番リコーのGRD3か?と観念した途端、大物が今週中=連休前に入荷するという連絡が届いた。世界中で唯一無二のスペックを持つレンズである。これで予算的にも物欲はぶっ飛ぶね。正直言って、画質はもちろん、大きさ重さ以外の使い勝手は、バリバリ仕事カメラのほうが圧倒的によいのだから!、EOS1DsMk3+TSE17mmは、当面世界最強のスパルタン広角機である、「2400万画素機+12mmっていう手もあるよ」等という異論もあろうが、アオれない超広角レンズではねぇ、、、あんた素人だろうと言いたい。デジタルバックにアポディジター24mmという異論もあろうが、とりあえず包括角度ではこちらが最強!使える最強スパルタンマシンなのだ、興奮モノなのだ。ま、デイリーにはデイリーカメラ旧型5Dにつけて使うことになる。発表当時、価格やPLフィルター装着不可などの敷居が高く、むしろTSE24mmⅡの方に興味があった僕だったが、17mmを薦めてくれたO君に感謝。
あぁーいゃー、まだね、¥42000で買える僕の大好きなメーカー=パナのLX3という選択もあった。スペック的には一番。もしかしたら、明日ぐらいに「ポチッ」としてるかもね、、、、ヤバい。

EOS5Dでトイデジ風に撮ってみた


http://www.asahi-net.or.jp/~kv5y-nnb/09_0914/
ボクにとってG1デイリーカメラプランの失敗は、G1が「出来すぎる」カメラだったので、デイリーカメラとしてのEOS5Dと棲み分けが難しくなったことだった。そしてトイデジ、こちらは棲み分けが出来ているようだが、E-P1だのGF1だの、またぞろ欲しい病が頭をもたげてきた昨今。ならば試しに5Dでトイデジ的なスナップを撮ってみようと、日曜日の夕方「PENの本」探索がてらやってみた。トイデジでも撮った、混載状態だが、大きな写真左下のEXIFデータを見ればバレてしまう、、、上のリンク先は期間限定。
上の写真は、EOS5Dで撮ったトイデジの背面液晶、、、昔こんなイメージ流行ったことがあるね。

ポジティヴ、ネガティブ

問題点を指摘する能力はネガティブな印象。
良い点を指摘する能力はポジティブな印象。
残念ながら僕は、問題点が先に目に付くタイプだ。

夢レコ:洪水やら

朝起きて、駐車場(はじめて見る場所)に行くとボクの車にモデルさん複数・ヘアメイクさん・モデル会社女社長さんが既に乗って待っていた、、、そんな話は聞いていなかった。どうやら宣材撮影でロケに出るらしい。バックドアから最後部に乗るように言われ、運転席にはHd君が既に座っている。ヘアメイクはCちゃん、久しぶり。さて出発すると晴れているのに、丘の上から水があふれて道を洪水になって降りてくる。ロケーションからいって、愛知池というダム湖があふれている感じ、自宅も近いので女房に電話で知らせる。ごく局地的な豪雨があったようで、道によっては水没、なんともない道もあり、選んで走る。が、道の端から陥没し始めギリギリ通過とか、道の真ん中が陥没しているのだが、鉄骨の枠が埋まっており片輪を枠の上、もう片輪を陥没していない道の端に乗せ、きわどく通過。メイクはほとんど終わっていたのだが、何だかが足りないと、その化粧品だかが置いてある春日井某所に向かうという話になる、その場所を知っているのは運転しているHd君、洪水でもう前には行けなくなって、いきなり来た道をバックで相当走る、、、もう無理というところでHd君自分のスタジオに用時があると、車を降りて「さようなら」。女社長が背中を押さえ、昔の傷が痛むと苦しみだす、みんなで車を降り、水害の路地から戸口の空いている民家に入る。一番歳上のモデルさんに社長を看てもらい、他のモデルさんを連れて撮影できる場所を捜す、茶室の小さな入り口のようなところを抜けたりしながら、料亭のような場所の片隅で撮影し始める、そうするとキレイでまだ20歳程度にしか見えない若女将のような人が出てきて、簡単に了承してくれた、あまり物分りがいいので、社長の具合が悪い件など話すと、若女将「任しなさい」と全部お任せのようなことになる。彼女曰く「でもココは怖い人が通るから、驚かないように」と、そう言っている横から、黒いスーツのイカツイ男とオネー様や、政治家風の爺さんなどがすり抜けて行く、僕なんかは微妙に怖がっているのだが、そこにお背中が痛む女社長さんが遅れながらも到着し、この場所の意味を素早く理解し、若女将と気が会う様子、、、夢はココまで。
一度眼が醒め、もう一本夢を見たがそちらの詳細は憶えていない。なぜかボクは、まるで日本代表のような待遇で、ホワイトハウスのはずである場所を、大統領自らに御案内してもらっている、ただし大統領はクリントンさん。僕も困ったが、彼も困った様子で展示してあるテンガロンハットを被せてくれたり、、、その場所はホワイトハウスのはずだが、ま、近代史博物館程度の怪しい場所だった。

どうでもいい場所

自宅で使っているノートPCの下には、ちょっと気になる書類とかを置いておくのだが、今は、ボクが撮ったあるモデルさんのコンポジ(宣材)が置いてある。何げにその写真を見ていて、いいロケーションで撮ってある一枚が気になった。僕としてはいい背景を驕ったつもりだったが、モデル宣材写真としては背景が立ってしまっている。多分だが、どうでもいい場所で撮った方が、人物が引き立つのだろうと気づいた、、、今更。

異聞?恐るべしE-P1!

?結局、二日目のGF1イベントには行かなかった。理由は、GF1か?(女房は『宮崎』あおいチャンのカメラと呼ぶ)E-P1か?という比較では、既に心はE-P1だし、E-P1のハンズオンという意味では、日曜日にカメラ量販店に行っても混んでいるに違いなく、、、やめて家に引きこもった。その代わりネット上のショップを幾つか見てみると、E-P1はかなりの人気らしく、多くの店で品薄または品切れ中、特に白のパンケーキセットがそうだった。多分、女性=カメラ女子に人気があるのだろう、今日読んだ「宣伝本」にはちょっとした社会現象とまで書かれている。まったく、メーカーの思うつぼ、、、実はそこがイヤで「ポチッ」と行けない。ついでだから、嫌なところを上げておくと、同時にこれまた魅力でもあるのだが、アートフィルターというモード。たとえば、ラフモノクロというアートフィルター=これは森山大道(70年代心の師匠、作風は意識的に違えていた)風モード、ポップというアートフィルター=蜷川実花(Hiromixの次に好きな90年代後半のガーリーフォトグラファー)風モード、デイドリームだったか?ファンタジック・フォーカスだったかは川内倫子様(ボクは大ファン)風モード、、、というわけである。この思いっきり「キモ」をついてくる「ヤリクチ」が鼻につくのだ、、、が素敵なところがさらに嫌!、アマチュアの「あなた」には、かなりのお薦め出来るカメラかもね。実は午後、田中長徳氏の「Penの本」だったか?要するにE-P1の宣伝本を見に久しぶりに本屋に行った。その本に書いてあったのが、前述のアートフィルター解説だった、、、言い得て妙・同感だ。田中氏には90年代ずいぶん影響(パノラマカメラなど)されているが、正直あのアピアランスには拒否反応、同じく文章もボク的にはNGだ、ここは無礼を承知で言っておきたい。
どうやらボクは、イイのは解かっているが『魂胆が見え透いている球』には手を出せない天邪鬼のようだ、、、たとえばリコーのGRDも!、そして奇しくもPEN=E-P1、GRDともに田中長徳氏が広告に絡んでいらっしゃる、、、そう言えば田中氏御愛用のLEICAも相性悪しだった(90年代に2回買って2回ともすぐに手放している、それぞれいい写真を何枚かは撮らせていただき印象は悪くないのだが)。

2009年9月13日日曜日

夢レコの本質?

ボクの『夢レコ』、シュールレアリズムかもねっと、教育放送の『新・日曜美術館』を「今」見ていて思った、僕は好きでも何でもないが(女房は大好き)スペインのダリ、彼のように『夢レコ』を「カタチ」に出来たらボクもシュールレアリストか?、、、どちらかと言えばボクの「夢レコ」は映画向きだと、僕自身は思っているのだが、、、映画を撮れるカメラを今現在ボクは持っていない。E-P1なら撮れる、、、なんて言うのは、ちょっと冗談。

ところで明日の朝御飯は、びん長マグロとアボカドの寿司を予定しているのだけれど、味噌味の寿司って聞いたことがない、、、びん長マグロを味噌とごま油(またはラー油)で和え、酢飯に載せるのもまた一興:韓国風味になりそうだ。
ちなみに、これを書いている僕は既に十分に酔っ払い。

休日とは?、個人的な定義。

夜中に目覚めて、、、とは言え午前0時過ぎだから、まだ夜の続きを楽しんでいる人も多い時間帯。ボクは昨夜午後8時ごろ寝床に入ったので、午前0時は立派な夜中。

昨日の土曜日、GF1を触って妙に興奮、勢いでブログを書いたが、自分で何度か読み返し、何度も書き足して、「結局、カメラじゃん」と妙に醒めて納得、、、パナの意気込みや製品の仕上がりには大拍手ながら、オリE-P1革張り仕様に転びそうなボク、、、メカもエレキも光学も性能的には絶対パナの勝ち、、、感性性能で僅差オリ?、、、ただしサードパーティの貼り革支援あってこそ、、、ま、どちらもジャパンメイドの範囲内、ゲルマンコンセプト:ポケットライカ=X1は、さすがにセレブ仕様で、魅力的ながら情報不足&明確に高価(ったって、たったプラス¥12万でセレブ気分がついてくる)、アニエスBさんが使ったら似合いそうだったり、ホント魅力的なんですけどね、、、http://japan.agnesb.fr/ja/bside/section/about-agnes-b/-3

さて、タイトルの休日とは?、明るいうちからお酒を飲める日!で決まり。前々からそんな気はしてたが、昨日の遅い自家ランチ=太麺パスタに牛すじ肉のラグーソース、ポールのパンにドライトマトのオリーブオイル漬け、、、どちらも美味かった、、、キリンの「ホップの真実」と言う第3のビール?を二人で500cc、続けてイタリアの赤ワインを開けた辺りから、まさに実感。さらに飲み続け、夜の8時には寝床に入り今に至るわけなのだが、、、
追記:最高の休日は、明るいうちからシャンパンを空けられる日。

「夢レコ」?、早い夜に見た夢は?
選挙に落ちた人、当選した人、関係ない人も、、、ボクがどの人種に属したかは、既に忘れたが、どこかに行くとお金がもらえたり、もらえなかったり、、、そんな政治的な夢だった。
お金をもらえない人もあまり深刻に困っていなかったようだが、、、

追記:自分のブログをモニターして発見したコト=今日は既に亡き父の誕生日だった。

2009年9月12日土曜日

パナGF1ハンズオン報告第一弾。

うちには、リリーフ2番手としてEOS40Dというカメラがある(リリーフの1番手は僕のデイリーカメラEOS5D)。旅行などの時には女房のメインカメラになるそのカメラ、日ごろは自宅で僕の椅子の後ろでバッグに収まっている。レンズはキットレンズの18~55mmISがつけっぱなしになっており、ほどほどちょうどいいデイリーカメラなのだが、5Dとさして変わらぬ大きさながら、撮像素子は半分の大きさ(高感度特性とレンズ性能要求がシビア)なので、僕には中途半端でもある。そんなこともあって5Dをメインのデイリーカメラとし、リュックに背負って歩いているのだが、もうひと廻りお手軽なカメラも欲しいというのが、古くは1980年代のニコンEMに始まるサブカメラ願望なのだ。デジタル時代になって、ブログにも何度か書いたように、覗くファインダーではなく、背面液晶を両眼で見ながら撮ることに「別の」意義を見出し、最近のコンパクト&サブカメラ願望では、その仕様が必須だと考えるようになった。(メインカメラの1DsMk3やKissX2、40D、5DMk2でもその仕様=ライブビューは実現されているのだが、いずれもコンパクトとは言い難い)

さて本日、本当は明日の予定だったが、期せずしてそちら方面に所用が出来、第一回目のGF1ハンズオン・イベントに参加した。第一印象は、「よく出来ている!」、さらに言えば「良く出来過ぎている」これはG1を初めて触った時と同じ印象、そしてそこに問題がある。たとえば追尾フォーカス、ボタンを押して対象にロックオンする閑があったら、光学一眼ファインダー(のあるカメラなら)でマニュアルフォーカスした方が速いだろうし、生理的にも快適だと悟る。パナのm4/3機は全体に出来ることが多過ぎ、それはイコール操作したくなる要素が多すぎるのだが、それこそが贅沢な不満になってしまう、つまりメイン機を扱う気分に陥ってしまいサブカメラの気軽さと割り切りがないような、、、サブ機には少々足りないところがあっても良く、そこを工夫でカバーするのが楽しい。対するE-P1の性能・機能はメイン機になり得ない「とろさ」があり、、、好きになれば可愛いかも。他にも微妙だが操作系=右手親指の使い方でE-P1の方が優れてないか?正面から見て右にほんの少しだがレンズのオフセット量が多いE-P1、逆に言えば右手の操作領域が広い=E-P1。そして、E-P1はEOSと同じような2ダイアル操作、GF1では右手親指が担当すべきメインダイアルの上下方向寸法が狭く、且つ上方に位置し過ぎていて、親指の腹と言うよりは指先で操作せねばならない、、、G1でもそれは使いにくく感じていた=右手親指を小さく曲げながらチマチマ動かさねばならない、、、対してE-P1メインダイアルの天地方向に長く、右手親指を伸ばしたまま腹で回せる操作性は秀逸だったりする。GF1の美点だが、個人的には不満な部分として内蔵ストロボがある。E-P1には内蔵ストロボがなく、その点ではGF1のアドバンテージ。そして一般的には評価されている=大きくポップアップする発光部なのだが(発光部がレンズから大きく離れることで、広角ズーム使用時などにケラレ=影が生じにくい)、僕の好みはレンズすぐ脇に位置する発光部。これはリングストロボに近いライティングを得るために、イレギュラーだが希望する仕様だった、、、シグマDP1のストロボはそういう配置で、そのライティングは好みだった。対するE-P1の外付けストロボは大きさ・デザインともに問題外!、コンタックスGシリーズ用の小さな外付けストロボだったら良かったのに!それを使おうにも(ボディやレンズは処分したがストロボはまだ持っている)、ストロボ本体にはオート機能がなく、マニュアルで光量を絞ることも出来ず、フル発光オンリーでは使えない。

「エッ、明日また行くの?」っと言われそうだが「また明日も、GF1触りに行ってきます」。今日はGF1イベントで実機に触った後、指先の記憶が薄れないうちに、イベント会場近くにあるカメラ量販店でE-P1に触りたいと思っていたのだが、家庭の事情でそれは適わズ。そんなコトもあって、明日はGF1とE-P1をハシゴしようと企んでいる。結論は明日のハンズオンで出るかもしれないし、出ないかもしれない。前にも書いたように、ライカのAPS-cコンデジが発表されて、m4/3というフォーマットが色あせた感もあるが、期待しうるリコーだのキャノンだのが、APS-cミラーレス・コンパクト機を発売するのは「早くとも来春以降」だろうし、パナのパンケー20mmF1.7 のプライスがこなれるのも来年になると思うし、本命パンケーキ=パナ14mm(28mm相当)F2.8の発売も来春以降だと思うし、、、まだ少々割高だが、「半年遊べる」カメラとしてE-P1の価値はあるというのが現状の認識。そんなわけで9月18日GF1発売以降、E-P1実売価格推移を見ながら、導入?購入?を考えようというのが今日の結論。当面は、とりあえず遊んでくれるトイデジもあるし(あと半月ぐらいは飽きないだろう)、そうこうしてると、思いっきりスパルタンなキャノンレンズ=TSE17mmが届くかもしれない=かなり楽しめる予定もあるし、、、
明日の結論は、明日までわからない!、、、GF1ハンズオン報告第二弾に乞う御期待。

CO²排出量削減、少子高齢化。

今回の政権交代、民主党の公約に「CO²の排出量削減」がある。
この目的は、第一義的に地球温暖化防止と言われているが
僕は少し違った視点で見たいと思っている。CO²の排出量 と地球温暖化の因果関係は必ずしも証明されてはおらず、多分に恣意的に強調されている印象を「僕は」持っている。仮に因果関係があるのなら、CO²排出量削減が地球温暖化を防ぐ役に立つし、それはそれで良い。

僕の「違った視点」というのは、CO²削減=化石燃料依存からの脱却という要素で、つまりエネルギー資源による覇権の崩壊を促すだろうという視点から関心を持っている。中東での紛争に意味がなくなり、ロシアの覇権主義のバックボーンが細くなり、世界の地政が変わる、、、日本には良い変化だと思う。

少子高齢化にも思うところがあるが、「危険思想」なので公表は差し控えさせてもらう。

パナGF1、GH1比較、そして革張りE-P1。

http://forums.dpreview.com/forums/read.asp?forum=1041&message=32999312
上のリンク先で、以下の写真群を発見。



以上、パナGF1=コンパクト機とGH1=全部入り機に、それぞれパンケーキレンズと動画用高倍率ズームを組み合わせた時の比較写真。
明日、GF1のハンズオン・イベントをのぞいてこようと思っているのでちょっと画像を拝借してみた。
それにしても、パナのパンケーキ明るい(F1.7)せいか?大きいなぁ。
ここんとこ、トイデジを楽しんでいるので、切羽詰った渇望感はないが
気持ちは微妙にE-P1に傾いている。嫌いな要素の外観も以下の貼り革
シンプルな黒を貼れば、上部の金属部分が薄くなってなかなか精悍だし、理想を言えばグリップのふくらみはフラットな(無い)方がいい、、、その改造をした人もいるがカッコイイ。

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/labo/20090804_306058.html
AF性能の遅さも、トイデジのレスポンスに慣れたので多分耐えられる。
いやー、それを言えば、レスポンスのとろさで手放したシグマDP1だって、今なら耐えられそうなんだが。
そんなことを考えながら、悩んでいるうちが華。
仕事に使えないから、興味がないと言うオリ使いのカメラマンもいるらしいが、
この手のカメラは感性訓練機ぐらいのつもりで使うのが吉だと僕は思っている。

2009年9月11日金曜日

Aiちゃんからコメントつきの画像

Aiちゃん、コピーまで付けていただいてアリガトね。
以下、Aiちゃんが送ってくれたワードファイルのレイアウトをなるべく忠実に再現。
コピーは100%Aiちゃん、、、by I または by Aiは僕が追加した。

↑追記:勇気かぁ、僕にかけている資質のひとつだとこの歳になって思う。

僕から「お返し」は以下
http://www.asahi-net.or.jp/~kv5y-nnb/kumo/
残っていた写真をまた「一挙掲載」、一切取捨選択せず全部公開!
つまりベタ焼きを公開のような感じ。
夕焼け好きのM氏にも喜んでもらえるかな?

飛行機雲や光の風景。


まず↑の写真、昨日のブログに書いた雲の写真だ。
高い空に出来た飛行機雲(左)が、下層の薄い雲に影を落としている。
右には別の飛行機雲、なぜか秋晴れの一昨日、昨日は飛行機雲が目立った。
まるで核戦争が始まってミサイルが飛び交っているような光景。
この写真を撮っている僕を、後ろから歩いてくるカップルが怪訝に見ていることに気付く。
マ、怪しく見えるのかな?っと無視していると
その男性が「Nさん」と声をかけてくる、元M社のH君!
飛行機雲の影が面白いと話すと気付かなかったそうだ、、、やはりカメラマン目線だったか?

↑やはり飛行機雲、多分一昨日。

↑一昨日の夕暮れ、その二。

↑スタジオ、30m巻きの白いバック紙がなくなり新しいバック紙に架け替えた。





↑5枚、一昨日、スタジオ帰り女房に迎えに来てもらったが
心積もりより遅そうだったので、買い物に歩いて出、途中スナップ。
おかずはオーバーエクスポージャーだったり、ハレーションだったり。
カメラはすべてトイデジ。

ライカがイッパイ。






以上の5枚、ライカのフルサイズ(なんとコンパクト!)M9=¥70万プラス=魅力的だが、、、、










以上10枚、ライカのX1という新機種、APS-cサイズの1200万画素。
レンズは固定(交換不可)で36mm相当(ズームではない)、かなりコンパクトで¥20万弱。
m4/3ならパナのOEMでこれまでと同じ既定路線だが、APS-cでパナとは無関係らいいところにビックリ、そして魅力的だ。スペック的にはシグマのDPシリーズが近いが、撮像素子が違いすぎるし、価格も違いすぎるのでライバルといえるかどうかは疑問。スタイルも魅了的、ポップアップ・ストロボがチャーミングだ。欲しいか?と問われると微妙、レンズ交換式でもっと広角、もっと薄型のリジッドタイプのほうが魅力的。プライスを考慮すると、よほどの趣味人か、セレブのコンデジ というところだろう、、、つまりブランド信者には受けるだろう。むしろ、これに刺激されキャノンやニコンといった、実績ある要素技術を持ったところがAPS-cのミラーレス拡張マウントで(m4/3ライクな)レンズ交換式コンパクト機を開発してくれるほうに望みを繋ぎたい、、、デザインは期待できないが。この機種が出て、m4/3コンパクト=たとえばオリE-P1やパナGF1が一気に色褪せた感は否めない、理由?だって撮像素子の大きさが2倍もあるんだよ!、それでいてあのコンパクトさだよ!!明後日には、GF1のハンズオン・イベントでその期待のm4/3機に触ってくるんだが。

もう一台、S2という35mmフルサイズより大きな撮像素子のAFプロ機も発売を発表(製品自体は既に発表済み)。
ライカ全体にすごくアグレッシブな感じ、、、かなり意外だ。