2007年8月26日日曜日

写真を撮り始めると、言葉が襲ってくる。

「そのうちね」、と言いながら
書いてないことが、二つあるのは憶えている。
ひとつは「おてんばLULU」、もうひとつは「下田取材」
いや、もう一つ「うどんネタ」もあった。
LULUちゃんは、ノラないと書けない。
「下田取材・非公式写真」は、熱が冷めてしまった。
しかし、帰りの天城辺りで買った「ワサビの茎」には、はまっており
近々、通販で追加購入の予定。

先週打ち合わせの短歌雑誌の表紙、
いつものスナップ=「し・あ・わ・せ」な気分で撮り始めると
言葉が襲ってきた。
被写体には、「意味」と「記号」がまとわりついて
それぞれが、言葉になって天から降ってくるような感じだ。
言葉を跳ね返せるほどの、パワーがいる。
言葉を超える「光景」を感じる感性が要る。
そして、武器=カメラも。
昨日までは、いつものスナップと同じコンデジを使った。
今日は、アオリの利くレンズをつけた一眼レフ。
垂直線と水平線を、正そうとする自分の意思。
意思=理性が、写真を透明にしてしまう。
下の写真の様にだ。

抽象的だが、不透明な濁りこそが
心に引っかかると、僕は思っている。
今日、編集長宛に送った写真群は
昨日今日の新撮こそ、少ないながら、
この一ヶ月ぐらいで撮った(我ながら)秀作ぞろい!だと
僕は思っている、、、なんのこっちゃ?、、と読者。
12年ほど前の「傑作モノクロ写真」まで入れておいた。

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