2008年2月9日土曜日

「木村伊兵衛のパリ」が届いた!


この写真集を初めて見たのは、まだ今週の初め
品川のキャノンにある、フォト・ライブラリ・カフェだと
前に書いた。
僕がこの写真集に引っかかったのは
もちろん、その写真のすばらしさなのだが
ジャンルとしての「パリ写真」という考え方と
僕もそこそこパリの街は撮っているという共通点。
そして、今一番関心のあるカメラ=シグマのDP1と
同じ形式の撮像素子=Foveonを使っている同じくシグマのSD14
その高感度サンプル画像の色と
雰囲気が似た写真を幾つか見つけたことで、
とりわけ、引っかかったのだった。
そしてちょうど、昨日の打ち合わせでは
僕の「パリ写真」をたくさん買い上げて、
使っていただいているカフェの壁面写真=新撮の話、
(現在ブログタイトルバックのカフェのパノラマ写真もいろいろ使っていただいている。)
オーナーは写真好きなので
前にはヨーゼフ・スデクをお薦めし、
きのうは「木村伊兵衛のパリ」をお薦めした。
新撮の話は、まぁ看板のようなものなんだけど
モノクロで一部だけ色をつけたいという、
その手は、5年ほど前に既にやった(以下URL右クリックから、新しいウィンドウで開いてください)。
http://www.nambu-web.com/page_pola/pola_12.html
当時はフィルムを使ったシルバーゼラチンプリントに、色鉛筆で人工着色
今回は2100万画素デジタルカメラで撮って(天地2mになる)
彩度を下げて現像をした画像と、
通常の画像から色をつけたい部分を合成しようと思っている。
しかも被写体は、「まるでパリのカフェ」のようなテーブルスナップ。
そこでも、「木村伊兵衛のパリ」の彩度の低いカラー写真は
被ってくるのである。
その写真は、機会があったら(撮影は来週以後だが)
ご紹介したいと思っている。

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