2007年7月9日月曜日

「寿司弁当」後、プリントは続く

今日の朝飯は「寿司」
我が家の食習慣は、少々変かもしれない。
もう10年近くになるが、
メインの食事、平日の朝か、休日の昼。
朝から、すき焼き・ステーキなども珍しいことではない。
今朝の寿司は
ちょっと前に書いた=「三井酢店」の寿司酢を食べたかったから。
(僕と同様、「翼の王国」を見て、注文殺到らしい)
プラス、昨日の夕方
近所のスーパーで、「お値打ち」なお刺身をゲットした。
米二合も炊いたので、二人の朝ごはんでは食べきれず
僕の「寿司弁当」になった。
汁物も欲しいので、コンビニでオデンを「汁ダク」で買ってくる。
安上がりなランチ。

今日は、UK_2007=特にコンデジ撮影分を
光沢紙に焼いてみようと思っていた。
が、、通常使っているコニミノの写真用紙では
ディープシャドウというか、黒が真正面から見ないと
インクと用紙の反射率の違いで、
反転して見える問題を抱えている。

試しに、ピクトリコという樹脂ベースの高級光沢紙を使ってみる。
しかし、これが端正に過ぎる。
UK_2007は、もっとキッチュ≒下世話に、仕上げたい。
前にも書いたように、マット系画材紙では「絵」に過ぎる。
んーん、と少しだけ在庫のあったピクトリコ・フォトグロス・ペーパーという
中級の紙を使ってみる。
これがなかなかいい。
エプソン純正紙用のプロファイルを当てて
ちょうど、モニタと色合い・濃度もぴったり。
なにより、紙らしい安っぽさがいい。
なじみの機材店に電話するが、在庫無。
しょうがないので、名駅のビック・カメラまで買いにいく。
新発売の、ピクトリコ・プロフォト・ペーパーというのも買って試すが
やはり、上品な仕上がり、、、本意ではない。
正確には、艶感と、紙白が青白い。
今日は、少し残業して
この紙で、UK_2007編のブック作りをしよう!
紙と調子が決まって、とても快調に仕事が進む。
これなんだよね、フィット感って。
次は、製本機を発注か?

以下、写真選びの『僕の問題』
クライアント、ディレクター、キュレイター、バイヤー≒画商、
さらにはオーディエンスと、 作家=制作者の関係?
仕事で写真屋をしていると、
前述すべての職種の見方を、バランスよく出来たほうが
仕事はスムーズに進む。
僕は、この職業=キャリアが長いので
そこそこ「出来る」つもりではある、、、が
「出来る」という、まさにそのことが、
作家という『我がまま』が大切な存在と、相容れない。
、、、と 僕は認識している。
回りくどい言い回しで、申し訳ない。
「俺は、この写真でいきたい!」と、
言い切れないんだよね、僕。
ついつい、「この写真、コンセプトに合ってる」とか
「この写真、受けそうだ」とか、
「全体の構成を考えると、この写真も入れたほうがイイ」とか
切れが悪いとか、優柔不断ともいえる。
傍からは、無謀に見えるような「作家」が羨ましい。
そうでなきゃ「モノ作り」は出来ない、、、と思う。
結構、苦しんでいる。

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