2007年7月22日日曜日

肝だめし:Tシャツプリント


まずは、今回のTシャツプリント第一作目:実験。
角が折れたり、変なしわが出たりと若干の問題はあったが
まぁ、とりあえずオーケー…ちなみに、これはバックプリント。
venezia_2007 の新作から一枚プリント。
Tシャツプリント、昔もやったことはある。
そのときは、茶畑さんのイラスト(版画を購入)、
シャネルの雑誌広告から、ウォーホールのイラストなど
「他の人」の作品を、プリントさせてもらった。

製作過程、その1。
アーカイバル・プリントをフラットニングするために使っていた
ドライマウント・プレス機が、意外なところで活躍。
1枚目の実験では、アイロンを使ったが
このプレス機を使えば、均等に圧力がかかると思い採用。
実は結構面倒なのだ。
普通のアイロンプリントだと、もっと簡単なのだが
僕の使っているのは、顔料インク対応で、色物Tシャツにも対応。
さらに、ナイロン系生地にも対応なのだが、
アイロン圧着作業が、合計3回。

第二作めは、上。
A3用紙を使用、センターをはずしたのは
ユニクロあたりの既製品ではないことを強調するため?
実は、若干斜めも試してみたが、難しく
今回はオフセットのみ。
昔は、もっといろんなデザイン的な配置・冒険をした。
(A4用紙・プリンタしかなく、その小ささをカバーするのが主な目的だった)

自分で着て、自分撮り。
の写真が元画像、多分ネット初公開の写真。
この写真を使ったのは、
ユニクロの森山大道Tシャツの影響があった。
モノクロって、とこかな?
下の写真も候補だったが、
見送り。























上の写真は、20年ほど前に撮った写真。
いかにも「巨匠系・秀作」、バランスのいい写真だ。
(自分で言うのも変な話だが、
なんとなく理解出来るでしょ?)
しかし、ライブ感に乏しい。
静かな風景の写真も、多分Tシャツには「向いてない」。
少なくとも、今の「Tシャツ気分」ではない。
「肝だめしTシャツ」は、ある意味プロモーション。
だが、自己主張のみの作品では、
やっぱりなんか違う。
見せられるほう(周りの人々)も、
そんな写真は「暑苦しい」。
そういう視点も踏まえ、
写真選びをするのも 「勉強になる」。
もちろん、売れるTシャツを作るのが
目的ではないので
第一義は、
「自分の写真のプロモーション」なのだが・・・

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

これ、欲しいかも。
スペインの看板屋さんの写真で。
プリントがウチにありますけど。
シャツは白で、セピア色の写真という組み合わせは、ちょっとミーハーですか?

by M