2012年1月21日土曜日

漏水、その三。

相談した結果は「もったいないのが、半分」と言われ
(つまり、サイディング以前の漏水対策でソコソコ乗りきればいいのでは?の意)
ステンレス板の鱗張りには「ステンレスは高い」が、
その時点ではアイデアに共感していただけた。
そのプランには心躍って、その晩夢でも見るほどだった。
そして翌日=昨日は前夜から雨。
朝スタジオに着いて3Fの壁面クラックをチェックすると、雨水が滲みている!
放水テストで水を含んでいただろうとは言え、この程度の雨で漏水とは!
しかも、漏水を警戒し外壁側からVカットという工法で防水処理した
KITCHEN窓下クラックからも、「まだ」漏水
あの壁の状態を内側から見られるのは、20年前の建築以来「今だけ」
放水テストをしたのは、家具職人の心遣い発言とちょっとしたトラブルの連鎖から
神様が「今、直しておけぇー」と知らせてくれたのかもしれない。

しかしその方法については、
工務店からボクの案に否定的な話を、今現在聞いている。
「ステンレス単板鱗張り」は、確かに素人考えだが、
逆に非常にシンプル、根本的にはボクが正しいはず。
高いはずのステンレス板も鉄工所を経営している友達F君に調べてもらったら
工務店が驚くほど、高価ではない。
とは言え、ボクのステンレス板の案は100年持つ防水
、、、が、ボクも建物本体も100年は「とてもじゃないが」持たない。
だったら20年プラス程度の耐久をめどに
ガルバリウム鋼板案もあり
工務店案ではそれが一番安上がりの可能性が高い。
今のボクはガルバリウム鋼板という「今時流行り」のローコスト建材案も
意匠的には、お手軽&お値打ち建築感が無念ではあるが
当スタジオの外観に合わなくもなく
20年ぶりのリフォームなら、「マ、いっか」とも思い始めている。

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