2009年3月11日水曜日

金沢21世紀美術館にて

以下のフレーズ、忘れぬうちに
金沢21世紀美術館からメールでブログに投稿(メモ)
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立体の力、サイズの問題、北川宏人、奈良美智、
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立体の力、、、
昔からその傾向はあったが。僕は平面作品より立体が好きだと
あらためて気付く。
サイズの問題、、、
なるべくなら、原寸大の作品が好きだ。
多分リアリティがあるから
僕のやっているメディア=写真でそれをするのは難しい。
金沢で見た杉本博司の作品に、
どこやらの寺を原寸大で撮ったモノクロ写真があったが
原寸大にプリントすることに意味を持たせているようで
つまりコンセプチュアルで、面白くもなんともない!
まだ、人物等身大の立て看板広告のほうが面白いが
それでも、ほぼ等身大の人形が持っているリアリティには較ぶべくもなく
(中身がつまらないからだと思うが)つまらない。
しかし、原寸大が魅力的なことに疑いはなく
僕はどうするのか?、これから考えてみる。
逆に、額に入った風景って、どうよ?、、、と自問。
つまりそれはタブローになってしまう。
北川宏人や、奈良美智の作品は
とにかくインパクトがあり、文句なくコンテンポラリー(同時代的)
アートという「額縁」なしで十分魅力的だ。
正直、欲しい!、部屋に置いておきたい!
杉本氏のプリントは、どうかな?
水平線のプリントは、美術館の展示室では小さいが
自分の部屋に置くと、ある種原寸大に近いかな?
つまり、窓から見える「水平線」として、、、なら在ってもイイ。

、、、って、すっごく高いと思うが

以下は、戻りMちゃん宛のメールに書いた内容を加筆修正。
******火曜日は、も?、閑だったので
日帰りで金沢21世紀美術館に行ってきた。
そこで、働いている元P社の某氏が
1月のイヴェント=写真館に遠路はるばるお越しくださり、
後、招待券を送ってくださった事への答礼がメインの目的、
杉本博司の「歴史の歴史」を見るのが二番目の目的だった。
が、美術館で一番感心したのは
コレクション展(常設?)の北川宏人という人の立体作品≒等身大の人形と
奈良美智の作品群だった。
理由は簡単、頭で見るのではなく文句なく、面白く、商品として成り立つ魅力。
理解や理屈、、、理=頭を必要としない!、、、ここが、ポイント。
杉本博司の作品は、コンセプチュアルにすぎた。
今回の展覧会は、写真展ではなく杉本博司コレクション展!、、、相当以上の菟集家。
と言うか、彼は写真家の域を超え、
かといって、写真としては、80年代までで僕の好きな写真は終わっている。
ま、そんなことはどうでもいいのだが
いくつか、刺激とヒントをいただき、面白くスナップをし
お昼御飯は、美味しいと評判を聞いていた=金沢の「回転寿司」に満足した小旅行だった。
もっとちゃんとした美味しいところには、
昨年夏、仕事で連れて行ってもらったので、今回はパス。
***************以下、スナップ三昧、、、現像処理は「とりあえず」のレシピで




なんだか、オーバーエクスポージュア(露出オーバー)がここんとこお気に入り。











↑右の写真を最近入手したモノクロ化ソフトで、Mz氏のこだわっているサイアノタイプ風に

上も、over exposured


この美術館、いたるところがガラスで仕切られていて
その反射と透過が、だまし絵のような効果をかもしている。


↑を撮っていると、係員に注意された、、、"no photo"マークがちゃんとあった!

帰りは、東海北陸自動車道経由で、↑途中のサービスエリアにて

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